2017/05/17

お知らせ

都合により、当ブログを2週間ほど休止します。
この間にPCが使えない期間があり、
コメントの公開やレスが遅れますので
ご了承下さい。
なお、再開は6月初め頃を予定しています。

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2017/05/15

【街角で出会った美女】パキスタン編

パキスタンに行くというと必ず訊かれるのは、「何があるの?」です。
パキスタンはインダス文明発祥の地であり、西北部にはガンダーラ文明の遺跡、東北部にはK2を始めとする8000m級の山々がそびえ、その麓には桃源郷と呼ばれているフンザがあります。
今年2月に訪れたのはインダス川周辺でしたので、インダス文明やムガール帝国時代の遺跡の数々を観光してきました。
テロの心配もありましたが、パキスタン国内で起きているテロの大半は軍や警察を狙ったものです。
観光中はバスの前後を警察車両が警備についてくれたのですが、かえって危険なんじゃないかと思いました。
イスラム教の国はどこでも日本人がウエルカムですが、特にイランとパキスタンは顕著です。町を歩けば一緒に写メをせがまれたり、時にはサインを頼まれたリと、ちょっとしたタレント気分になれます。
イスラム教では女性にカメラを向けるのは禁止されていますが、パキスタンでは気軽に撮影に応じてくれます。
そんな写真の中から、上の2枚は女子高生、下は既婚の女性です。

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2017/05/14

「70歳」は「従心」

70歳の祝いは通常「古希」とされ、私も数年前に子どもや孫たちから祝って貰った。
「古希」の語源はご存知の通り、唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)の
「人生七十古来稀なり」
に由来する。
しかし、杜甫の時代では70歳は古来稀だったんだろうが、平均寿命を考えれば今の時代では70歳に達しない人の方が稀になった。
どうも「古希」は座りが悪いなと以前から思っていた。

月刊誌「図書」2017年5月号の巻頭に、チベット仏教学の今枝由郎氏がこの件に触れて、「七〇歳はまた従心の歳」と書いている。
こちらは孔子の論語、
「吾 十有五にして学に志し 三十にして立ち 四十にして惑わず 五十にして天命を知る 六十にして耳順い 七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず」
に由来する。
意味は、「70歳ともなれば、心の欲するままに行動しても、道徳の規範に外れるようなことはない」という様な解釈になると思う。
これは孔子が自分の過去を振り返って書いたとされている。
これに対し今枝氏は、孔子が「七〇歳になっても未だ矩を踰えている自分を認識し、『従心』たらんと志した」と解釈してみたらどうかと記している。
我が身を省みれば、確かにこの解釈の方がピッタリする。
それならもう「古希」を過ぎたなんて考えるんじゃなくて、70歳を過ぎてもなお「従心(じゅうしん)」たらんと努力する方が、なんだか人生前向きに捉えられる様な気がする。

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2017/05/13

近ごろ、嬉しいこと二つ

最近、嬉しいことと言えば、
先ず、阪神タイガースの快進撃だ。
未だシーズン序盤だが、21勝12敗、勝率.636、2位の広島に2ゲームの差をつけている(5月12日現在)。
開幕前の評論家の予想では、今年の阪神はBクラスとした人が過半数で、優勝予想は確か一人もいなかった気がする。
また、プロの棋士を破った人工知能(AI)によれば最下位だった。AIが未来を予想することなど不可能だという証明のためにも阪神には頑張って欲しい。
今年2月にパキスタンに行った時、同行者にタイガースファンの方がいて、阪神の話題で二人で盛り上がっていた。
その人から、今年阪神が優勝するとしたら何が必要だと思うかと訊かれた。
私の答えはこうだった。
一つは、センターラインの固定化。
二つは、鳥谷の復活。
現在までの状況を見ると、センターラインは捕手が梅野、二塁が上本(今は怪我で欠場しているが、そして中堅が糸井と、メンバーが固定化しつつある。これが昨季との大きな違いだ。
鳥谷の復活もほぼ間違ないだろう。やはりタイガースというチームは鳥谷が中心なのだ。
だが、このまま首位を突っ走ると考えるほど現実は甘くない。
鳥谷、福留、糸井のベテラン選手のうち、一人でも故障で離脱するようなことがあれば、攻撃力の大幅な低下は免れない。
投手陣でいえば、中継ぎや抑えが頑張っているが、これも夏場になって疲れが溜まってくると崩れる危険性がある。
先発は信頼できるのはメッセンジャーぐらいで、明らかにコマ不足だ。昨年のドラフトで即戦力の投手を1位指名しなかったツケが回ってきている。
こうした点を克服して、優勝で飾れるよう期待したい。

次に嬉しいことは、当ブログの兄弟サイトである「ほめ・く別館」のアクセスが、この半年間で倍増したことだ。
永らく、アクセス数が当ブログの10分の1以下だったのが、少し上昇しつつある。テーマを旅行記に絞っていて、旅行した時しか記事を更新しないのが難だ。
アクセスを稼ぐ気持ちはサラサラないが、やはり一人で多くの方に読んで貰えるのは嬉しい。

人生、たまにはいい事もないとね。

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2017/05/12

自民党の機関紙にされた「讀賣新聞」

5月3日付の讀賣新聞が一面トップで報じた安倍首相の改憲についてのインタビューだが、安倍によればあれは首相としてではなく、自民党総裁として語ったものだと国会で答弁した。
一方、5月11日に行われた衆院憲法審査会の幹事懇談会では、中谷与党筆頭幹事から安倍首相のインタビューは総裁として自民党内に向けたものだとの説明がなされた。
そうなると讀賣の記事は、安倍自民党総裁が自民党員に向けたメッセージを大々的に報じたことになる。これでは讀賣はまるで自民党機関紙だし、新聞の不偏不党の原則を逸脱するものだ。
讀賣新聞側はどう考えているのだろうか。

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2017/05/11

「マリアの首」初日(2017/5/10)

かさなる視点―日本戯曲の力― Vol. 3「マリアの首-幻に長崎を想う曲-」
日時:2017年5月10日(水)18時30分
会場:新国立劇場 小劇場 THE PIT
脚本:田中千禾夫
演出:小川絵梨子
<   キャスト   >
鈴木杏:鹿
伊勢佳世:忍
峯村リエ:静
山野史人:坂本医師/第二の男
谷川昭一朗:次五郎/第四の男
斉藤直樹;桃園/第三の男
亀田佳明:矢張/第五の男
チョウヨンホ:巡査/第一の男
西岡未央:第一の女
岡崎さつき:第二の女

長崎市には一度しか訪れたことがない。それも15年以上前の出張で。
少し時間の余裕ができたので浦上天主堂に立ち寄った。爆心地の象徴ともいうべき場所をどうしても見たかったのだ。
浦上は市の中心部からは少し離れた場所にあり、路面電車と徒歩で向かった。被爆マリア像もその時に見ることができた。
原爆のの惨禍を残すため、被爆の天主堂を保存する運動が起き、当時の市議会もその方向で動いていた。しかし、カトリック司教の意向と、当時の市長がアメリカを刺激したくないという忖度から、遺構は撤去され元の場所に天主堂が再建されることになった。
1953年のことだ。
この芝居は特に時代を特定してはいないが、背景を考えると1953年の出来事と考えるべきだろう。

あらすじは。
時代は、被爆した浦上天主堂を保存するか否かで市議会が議論していた終戦後の長崎。
主人公は3人の女性で、鹿は昼は看護婦、夜はケロイドを隠し娼婦として客を取る。
忍は白血病の夫が書いた詩集と薬を売りながら客引きをして生計を立てている。
静は鹿が働く病院で看護婦として献身的に仕事をしている。
三人は、天主堂保存について一向に埒があかない市議会の状態に失望し、天主堂の中のマリア像の残骸を密かに集めて、自分たちの手でマリア像を保存しようと計画する。
三人の女性を軸にして、原爆で子供たちを失い忍に心を寄せる初老の男や、かつてその忍を強姦したヤクザの親分や、鹿を恋したう入院中の学生や、忍の夫と原水爆禁止運動家との論争など、様々なエピソードが重ねられる。
そして雪が降りだしたある晩、三人の女性と協力者たちが天主堂に集まり、マリアの首を運び出そうとするが・・・。

作者は、三人の女性は一人の女性の分身として描いているようだ。その女性像がマリアを象徴しているのだろう。
劇中の会話は、時に哲学的であり、宗教的であり、正直分かりづらい箇所も少なくない。
劇の構造としては現実と幻想が入り混じった形式になっていて、戸惑うこともある。
特筆すべきは言葉の美しさだ。セリフに詩が溢れている。

神への祈り、自由と平和への希求、そして何より愛。
出演者の熱演もあって、3時間の舞台は間然とする所がない。
公演は28日まで。

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2017/05/09

安倍「首相」と「総裁」、使い分けの欺瞞

安倍晋三首相は5月8日の衆議院予算委員会で、国防軍の創設などを盛り込んだ自民党の憲法改正草案を取り下げるのかどうかを問われ、「自民党総裁としての考え方は、相当詳しく読売新聞に書いてあるので、熟読してもらってもいい」と述べた。
首相が国会答弁で、質問者に「新聞を読め」などと答えたのは前代未聞だ。
当の読売新聞であるが、この件で社説には次の様に書かれている。

”安倍首相は読売新聞とのインタビューで、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と語り、20年までの憲法改正・施行の実現に向けて意欲を示した。
 憲法改正に前向きな勢力は、衆参両院で改正発議に必要な3分の2を超えているのに、肝心の両院憲法審査会での論議は停滞気味と言わざるを得ない。首相自らが、あえて改正の目標年を明示して、議論の活性化を図ったことは評価できよう。”

首相と読売の記者とのインタビューは予め首相官邸で行われていて、憲法記念日に掲載したものだ。
だから社説でも「首相自らが・・・」と書いている。
近ごろ、安倍首相や官邸、側近らが自らの見解を「機関紙」である読売や産経を通してアナウンスしているのは周知の事実だ。
今回の単独インタビューもその例にすぎない。
自らの発言を、これは「首相」あれは「総裁」と使い分けるのは明らかな欺瞞であり、議会軽視もはなはだしい。

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2017/05/08

東京オリンピックって、何様よ

安倍首相が、東京オリンピックの行われる2020年に合わせて憲法を改正するというアホなことを言い出した。
オリンピックと憲法、どんな関係があるというんだ。
その前は、東京オリンピックのために共謀罪を成立させるんだと言っていた。
オリンピックを口実に、それこそドサクサに紛れてなんでも通してしまおうと意思が丸見えだ。

五輪が東京で開かれるなんて、楽しみにしている方もいるだろうが、前回の1964年の東京五輪の時には私の周囲-会社の同僚や友人-で実際に競技会場に行ったという人は誰もいなかった。
もっとも、会社はオリンピック不況(工事が一段落した後の反動不況)で人員整理を打ち出していて、それどころじゃ無かったけど。
だから皆さん、TV観戦よ。
それも、専ら女子体操のチャフラフスカの演技に見とれてた。
TVで見るなら、どこの国でやっても同じことだ。

五輪憲章では、政治利用を固く禁じている。
安倍首相は頼みもしないのにリオの閉会式に出て(異例の出来事だ)、マリオの恰好までして見せた。
今度は東京開催に合わせて共謀罪だ改憲だと言い出す。
そんなオリンピックなら真っ平ご免だね。

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2017/05/06

1%の人が20%の意見をを占める-ネット社会

ネットワーク社会論を研究する立教大学の木村忠正教授とインターネットポータル企業のヤフーが共同で、ヤフージャパンで2015年4月の1週間に配信された政治・社会分野の記事1万件と、そこに付けられたコメント数十万件を分析した。
コメントにしばしば登場する単語を見ると、1位から3位までが日本、韓国、中国だった。韓国、朝鮮など韓国に関連した単語を含むコメントは全体の20%に達し、中国関連まで合わせれば25%に達した。このうちの多数は“嫌韓”や“嫌中”意識が濃厚なコメントだった。特に、侮蔑的コメントだけを見れば、全体の80%は韓国関連だった。
また、今回の分析で1週間に100回以上コメントをした人が全体の1%いたが、その1%が付けたコメントがコメント全体の20%を形成していた。

上記の調査は、ヤフージャパンが配信したニュースに対するコメントを分析したものだが、他のサイトでも同様の結果になるだろう。
時おり、いくつかの掲示板を見ることがあるが、同じような用語を使った同じような文章が実に多いのだ。
頻繁に出てくる用語としては、「在日」「反日」「工作員」が目立つ。自分たちの意見に反対するような人間はすべからく在日であり、反日であり、朝鮮や中国の工作員であると決めつける。相手が日本人だと分かると、今度は「なりすまし日本人」認定とくるのだから始末が悪い。
同じ様な用語を使い、同じ様な文体で文章を書く。同一の人があちこちに書いていれば、似るのは当然だろう。
日本人全体の中ではごく一部と見られるが、調査結果が示すように1%の人が20%を占めるという現実のもとでは、あたかもそれが多数意見であるかの様にに思われてしまうのだ。

ネットで書かれたことがニュースとなることがある。
ネットではこういう意見があるとか、こういう意見が多数だとかいう類だ。
しかし、前記の調査結果が示すように、バイアスがかかっていることに注意が必要だろう。

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2017/05/05

「芸協仲夏祭花形」(2017/5/4)

第28回大演芸まつり「芸協仲夏祭花形」
日時:2017年5月4日(木・祝)13:00
会場:国立演芸場
<  番組  >
前座:春雨や晴太『たらちね』
柳亭小痴楽『磯の鮑』
三遊亭遊雀『十徳』
三遊亭小遊三『浮世床(将棋、本)』
~仲入り~
『口上』高座下手から司会・遊雀、鯉昇、小遊三、日本演芸家連合会長・三遊亭金馬
瀧川鯉八『(不明)』
ナイツ『漫才』
瀧川鯉昇『ちりとてちん』

恒例の第28回大演芸まつり、5月4日は落語芸術協会が主催する「芸協仲夏祭花形」。タイトルには花形とあるが、昨年と違って若手ばかりという顔づけではなかった。小痴楽と鯉八は昨年に引き続き出演。

前座の晴太『たらちね』、達者な前座だ。面白い存在になるかも。

小痴楽『磯の鮑』
珍しいネタで、メクラの小せんが得意としていて、彦六の正蔵も演じていた。上方では『わさび茶屋』のタイトルで演じられる。
町内の若い衆にそそのかされて与太郎が吉原に行く気になり、女郎買いの師匠という人物を紹介される。師匠という相手の所を訪れると、元より冗談だと分かっていて、それでも若い頃の経験から吉原の作法みたいなものを与太郎に教える。勇躍、吉原に足を踏み入れる与太郎だが、やることなすことトンチンカン。強引に見世に上がって花魁と対面。師匠に教わった通りに「3年前からずっと花魁を思っていた、磯の鮑の片思いだよ」と言って花魁の肩をポンと叩く。処がそこは与太郎、「磯のワサビの片思い」って言いながら思いっきり花魁の頭を叩いた。
「ああ、痛いよ、涙が出るじゃないか」
「それじゃ、今のワサビが効いたか」
でサゲ。
与太郎のチグハグな姿と花魁に色気があり、いい出来だった。
後方の遊雀が枕で盛んに小痴楽をいじっていたが、それだけ注目されているという事だろう。

【訂正】5/17
『磯の鮑』について「しばらく途絶えていたが」と記述しましたが、トシ坊さんより指摘があり、柳家小里んが度々高座に掛けていたことが分かりました。当該部分を削除し、訂正いたします。

遊雀『十徳』
いつもの1000円札のマクラで客席を沸かせネタに。
最近の遊雀を見ると、高座を楽しんで演じている様に見える。演者の楽しさが客席にも伝わってくる。

小遊三『浮世床』
明解な語り口と明るい芸風がこの人の身上。この日は互いの屁で蝋燭の灯を消す「戦争ごっこ(屁力を争う)」から、じゃんけんで勝負を決める「碁」、「将棋」、「本」で受けていた。

『口上』で金馬が古いから演芸家連合会長をさせられていると言っていたが、実際はそうではあるまい。恐らくは政治力があるからだろう。亡くなった円蔵が、金馬の代わりにゴルフに行ったら相手は財界のお偉方だったと言っていた。

鯉八『(タイトルは不明)』
今回で3度目だが、松ちゃんとか、金平糖とか言う言葉が出ていた。
天才と呼ばれているそうで、一部に熱狂的ファンがいるとのこと。
全く面白さが分からないし、聴いていて不快でさえある。要は性に合わない訳で、こればかりは致し方ない。

ナイツ『漫才』
森友学園の籠池を見た時、誰かに似ているなと思ったが、そうだ、ナイツの塙宣之だった。この日もそれをネタにされていた。
スポーツ芸能ニュースをネタにした掛け合いだったが、以前ほどの面白味が感じられなかった。

鯉昇『ちりとてちん』
図らずも落協のトリと同じネタになったが、テンポの良さでは鯉昇に軍配をあげたい。後から来た寅が鯛の刺身を勧められた時、さん喬では一口だったが、鯉昇では完食。ケチを付けながらも全部平らげるという寅の根性を表すには、鯉昇の演じ方が正解だと思う。

全体として、落協より芸協の会の方が良かったと思う。

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