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2005/07/13

ツアーな人々(買い物編)

ryoko01
“ツアーな人々”の記事に、多くの方々からコメントを頂きました。その中で、なをぞさんの投稿に、買い物のことが書かれていたので、番外編として採りあげてみたいと思います。

先日ある添乗員から聞いた話ですが、日本人が海外旅行に行き始めたころ、最初の海外旅行ブームのころは、ショッピングでのコミッションが収入のかなりの部分を占めていたそうです。同僚の中には、ヨーロッパ周遊ツアーで、1回百万円の見入りがあった人がいたそうです。もちろんこの他に、旅行会社や現地代理店の取り分があるわけですから、相当なマージンを取っていたんですね。
海外旅行が大衆化されるに従い、そうした派手な買い物をする客がいなくなって、収入がガタ減りだそうですが、それでもショッピングは、旅行会社の利益と、添乗員の薄給をカバーしているのは、間違いないでしょう。

団体ツアーに夫婦で参加している人を見ると、大概の夫婦は奥さんが買い物に熱心で、旦那はそれを横目で見ているというパターンが多い。
女性の海外旅行の楽しみは、買い物と食事がトップだそうですが、男には余り興味がない分野です。
概して女は太っ腹になり、男はケチになる傾向があるようです。目の色を変えて買い漁るのを、店の片隅に集まって、「また要らないものを買っている」「何が楽しいのかねえ」などと、男達がブツブツつぶやいているというのが、一般的な光景です。
かくいう私も、その一人。

でも、妻以外の女性が沢山買い物をしたときは、大いに誉め上げることにしています。「やあ、いいじゃあないですか、良くお似合いですよ」とか、「やはりこういうものは、現地でしか買えないですからね」などと、持ち上げます。
なに、今時日本で手に入らないものなどありませんよ。
現地でしか手に入らない? それはきっと、日本では必要ないものですね。
そう思っていても、決して口に出しません。
なぜなら、そういう方々が、結果として私の旅行費の一部を負担してくれているのですから、大事なお客さんです。

現地ガイドが、「ここの国の名産で、他では売ってません」「この店の品物は信用できます」「日本円もOKです」、決まり文句です。
でも、数年前に中国に行った時に、阪急交通社の添乗員が陰で、「現地ガイドがあんなこと言ってますが、この宝石の原石は、中国では採れません。全部よそからの輸入です。それに、ニセモノも多いですから、注意してください」と、忠告してくれました。いい人ですね。阪急、大好きになりました。
でも、お金を使うということは、最大のストレス解消法でもあります。
派手に散在する人には、暖かい目を向けましょう。

ショッピングで、唯一楽しみなのは、現地の人が行くマーケットと、スーパーです。
その国の人がどういう生活をしているかが分かるし、物価水準が分かります。
スリランカで、セイロン紅茶ティバッグ100個入りで、70円で売っていました。まとめ買いして、隣近所に配りましたが、こういうショッピングなら、大歓迎ですね。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

確かに海外旅行と買い物は切っても切れない関係なのでしょうね。日本人に限らず全般的にアジア人は欧米系の人より買い物が好きのようですし、男性より女性の方が・・・・。
私も最初の頃は、珍しい国に行くと民芸品や絵画、置物、飾り物なんかを買っていました。
エジプトのパピルスなんかかなり何点も買いましたが、物が増え過ぎ置く場所がなくなったのでやめました。
私の眼から見て、これは買うべきだと思うのは、インド、スリランカで各種香辛料、サフランや紅茶なんか。安くて品物が良いですね。紅茶はインドネシアも・・・。
烏龍茶なら台湾かな?それからインドやタイ辺りでは洋服の仕立ても安くてよい物が・・。
ベトナムや中国、ハンガリーなどでは手の込んだ刺繍が格安だし!革製品はアルゼンチン、インド、タイなんかが・・・、それからカバン類なんかはイタリアの無印良品が品質の割りに安くて結構お得ですよ。
そうそう、我が家ではオーストラリアやブラジルに行った時にはプロポリスを必ず買います。冬に風邪を引いた時の特効薬ですが、日本では高いので・・・・。

タケチャンマン様
さすが、各国の特産品に詳しくて、参考になります。
旅行で買い物など無視してきましたが、少し反省が必要かも知れません。
もう遅いですけど。

こんにちは。

海外旅行の先輩諸氏には及びませんが,自分なりに買い物は変わってきました。

初めは「免税品なんかどこでも手に入るから,珍しい物を」と,子どもっぽいことを考えていましたが,それは「自分用」ならいいのですが,他の人へのお土産を考えた場合,home-9さんのおっしゃるように,「現地にしかないもの」は,日本の人は嫌いか必要ないものでした。

自分用には,(1)お酒,(2)ちょっとした民芸品,(3)衣類(主に先進国)というのが大体定番です。(1)は「現地にしか」というものは余りなく,「そこの免税店で初めて見た」というようなものが多いです。(3)について,ロンドンでは「Aquascutumのコートでも」と思ったのですが,さすがに飛行機を待つわずかの時間で決めるものではないと悟り,やめました。

品物を買うかどうかは別にして,現地のスーパーへ行くと面白いです。そして,仮に団体ツアーでも,半日でも自分達だけで街を歩くと,とても印象に残るような気がします。(大昔,スペインのコルドバでは,ツアー仲間と歩き出したものの,英語はほとんど通じず,もう少しでホテルに帰れなくなるところでしたが。)

なも様
コメント有難うございます。
団体ツアーの自由時間は、出来るだけ電車やバスなどの公共交通機関を使って、街を歩くことにしています。
観光コースでは絶対味わえない体験をすることが出来、いい思い出になります。

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