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« 「上海総領事館員自殺事件」の検証(下) | トップページ | 中国「上海汚職事件」で見えてくるもの »

2006/09/27

「負け組」ブログ

昨夜の安倍晋三新総理の記者会見を聞いて、空疎な言葉の羅列というものがいかに人の心を打たないかということを、シミジミと感じました。

さて、いきなりヤケクソなタイトルで恐縮です。

現在ブログを開設している人は延べ約9百万人といわれていますが、実際には開店休業のところも多く、実数はその数分の1と思われます。それにして多くの人が日々利用しているわけです。

ブログランキングなどというものを時々見ると、毎日数千、数万のアクセスを誇る驚きのブログがあります。こうした一部の「勝ち組」ブログがある一方、当方のブログ同様の超零細サイトである大多数の「負け組」ブログに別れる格差社会になっているようです。

人気の上位を占めるのは「タレント」や「芸能情報」のイロ物系ブログが圧倒的な強さを示しており、次いで一時の勢いは衰えてはいるものの、反中反韓を掲げる民族蔑視系ブログが高い人気を保っています。

時々人気ブログにも目を通すことがありますが、なかにはナットクの充実サイトがある反面、ナンデこのようなものが・・・と首を傾げたくなるものも多いですね、こっちの方が未だマシじゃないかと。

極論や単純な決め付けが好まれるのは、ネットの性格上致し方ないのかも知れませんが。

記事を読んでいて、これを書いた人は過去によほど不幸な人生を歩んできたのだろうなと、思い巡らしてしまうサイトも散見されます。

あまり他人のことは言えませんけど。

当方のブログを開設して以後に、私が愛読していた多くのサイトがクローズしました。

その原因の一つにいわゆる「荒らし」、執拗なイヤガラセの書き込みがあげられます。何が楽しいんでしょうね。

こういう事でしか自己表現できないとしたら、実に気の毒な人々だと思います。

さて、niftyのココログを利用している方はご存知の通り、今年5月18日よりサイトのアクセス解析が導入され、当ブログのような無料サイトでも時々刻々アクセス状況が表示されるようになりました。

それまではどの程度の方がどの記事を見ているのか全く見当がつかなかったのですが、現在は日ごと時間ごと記事ごとのアクセス数がリアルタイム表示され、どのサイトからどのようなキーワードを使って飛んでくるのか、あるいはリンク元のURLや移動履歴まで分かってしまうという実にオソロシイことになりました。

そうなるとやはり人情、どうも日々のアクセスデータが気になってくるんですね。

アクセス頻度という項目もあり、6名の方が毎日欠かさずアクセスされているようです。管理人でさえ毎日は見ていませんのに、涙が出ますね。住所とお名前が分かれば、手土産を持参し1軒1軒お礼に参上したいくらいです。

この他、ほぼ100名の方が固定読者として当ブログを訪問頂いているようで、感謝に堪えません。

ページ別アクセス数という項目もありまして、これによりどんな記事が読まれているのかが分かります。これはなかなか参考になりますね。

因みに5月18日~9月25日の当ブログの記事に対するアクセス・ベスト5は、次のようになっています。

①米原万理さん、さようなら

http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_eecf.html

同時通訳者にして作家の米原万理さんへの追悼文で、この記事がダントツの1位でした。

優れた国際感覚と上品なシモネタ、米原万理さんがいかに多くの方々から敬愛されていたか分かります。

②この逮捕はおかしい「福島県立病院・産婦人科医の医療ミス」

http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_59c3.html

当ブログでは、医療過誤・事故問題を再三にわたり採りあげています。この事件は明らかな医療ミスとは決め付けられない微妙なケースにも拘らず、医師が殺人容疑で逮捕されたものです。

小児科や産婦人科の医師が少なく、特に地方の医療機関では深刻な問題になっています。

医師の方々からのコメントも読んで頂きたいエントリーです。

③「村上世彰」だけが悪いのか

http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_6ce2.html

一時期世間を大きく騒がせた村上ファンド事件を扱ったもので、そもそもそんなに重大な事件なんだろうかという疑問を呈しています。

もし不正があったなら、村上被告のバックにいた日銀の福井総裁や、オリックスの宮内会長はなぜ裁かれないのかという問題を投げかけた記事です。

④柳家喬太郎独演会

http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_6747.html

固定読者の中に落語ファンの方がおられるようですが、やはり柳家喬太郎ファンが多いようです。

彼が出演する落語会に行くと、前方の席には女性信者がずらりと並び手を合わせています。だから入場料とはいわず拝観料といいます。冗談です。

当分はキョンキョンの時代が続くのでしょうか。

⑤ある女の物語(後編)

http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_38f1.html

秋田で起きた小学生米山豪憲君殺人事件の畠山鈴香被告のことを書いたもので、この後実の娘彩香ちゃんまで手にかけていたことが分かりました。

この事件は決して特殊なケースではなく、これからも全国でいつでも起こり得る事件だと書きましたが、不幸にもその後同様な事件が繰り返されています。

周囲から犯人に同情的過ぎるとお叱りを受けました。女性のこととなると、なぜか筆が鈍るのが私の欠点であります。

末筆ながら当ブログにご訪問の皆様のご多幸と、そうでない方々のご不幸を、心よりお祈り申し上げます。

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コメント

必ずしも毎回、私の意見と同じという訳ではありませんが、何時も楽しく拝見させて頂いております。
たまにはコメントをさせて頂いたりしながら。

夏の間は暑さを避ける為に、ダイアルアップでネットに繋がねばならない田舎に引っ込んでおりますので、拝見する頻度がかなり減りますが、それ以外の季節にはほぼ欠かさずと言っても過言ではない頻度で拝見しております。

今後とも楽しい且つ真摯な情報の提供をお願いすると共に、このブログの益々のご発展を祈念致しております。

タケチャンマン様
毎度コメントを有難うございます。
ブログは本人が自分勝手に書いているものですが、時には面倒クサイと思うこともあります。
その時に読んで下さっている方がいると思うと、「やっぱりナンカ書くか」となるわけです。
カラオケと同じで、拍手があるとついつい歌ってしまう。
記事を書く時、常に反対意見をアタマに入れて書いているつもりです。
私の主張は、今の日本の中で少数意見であることは十分自覚しています。
これからも、ご来館をお待ちしております。

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