「ファーストレディー外交」だとぉ
先週末2日ほど高熱が続き咳もひどく、心配になって病院に行ったら肺炎と診断されてしまった。入院しますかと医師に言われたが、それだけはカンベンと通院にして貰った。
帰宅して愛妻にこの話をすると、いきなり「どうして入院して来なかったの」と恐い顔で叱られた。
普段は一見やさしそうにしているが、人間はこういう時に本当の了見が分かるものだ。
近所の新興宗教に凝っているオバサンからは、「あなたは人間が素直でないからこういう病気になるんです」と言われた。「何で?」と聞いたら、「ハイ言えん、だから肺炎」との解説。
ふざけるなと腹が立ったが、当たっているだけに口惜しい。
ブログで他人の批判ばかりしているので、バチがあたったのかも知れない。
だけど悪口とシモネタが3度の飯より好きな性質だから、こればかりは止められない。
とりあえず酒が呑めない、外出が出来ない、しばらくは不便な生活を強いられることになる。
さてアジア太平洋経済協力会議(APEC)を無事終えて、安倍首相は先ずは順風満帆。内閣支持率は落ちているとはいえ、北朝鮮が核・ミサイルと拉致問題で後押ししてくれる内は、総理の座は安泰というところ。
一つ気に入らないのは、最近こうした首脳外交になると必ず昭恵夫人の「ファーストレディー外交」なるものが喧伝されることだ。
NHK国営放送を始めTV各局のニュース、新聞各紙揃ってこのタイトルで報道していた。どうして日本のマスコミというのは、揃いも揃ってゲイが無いのかね。
首脳会議に細君がくっついて行くようになったのは、いつの頃からしらん。少なくとも以前の日本には無かった習慣だ。欧米の慣習に合わせたのだろうが、この点は過去の日本が正しい。
私は首脳会議に、夫人などの家族を同伴させるのは元々反対だ。亭主の仕事に女房は口を出すななどという理由ではない。
夫婦や家族といえどもそれぞれに独立した人格だし、それを尊重すべきと思う。世の中亭主が自民党で女房が共産党(その逆もあり)などという例はザラであるし、何も相手の考えに合わせる必要はない。
その「ファーストレディー外交」なるものの中身だが、新聞記事によれば、昭恵夫人が10月18日夕には中国の胡錦涛国家主席の劉永清夫人と懇談。昭恵夫人が「日本の経済の回復は中国によるところもあり、経済的には切っても切れない関係が築けている」と述べると、劉夫人は「お互いに助け合うことは、お互いに利益を得ることになる」と応じたとのこと。
オイオイ、これのどこが「外交」なんだ。奥さん同士の世間話じゃないか。これが外交なら、外交官などという職業は要らない。
せいぜい保険「外交」員のセールストークというレベルの話だろう。
先日官房長官は、昭恵夫人の「ファーストレディー外交」をサポートするために、「首相公邸連絡調整官」を首相官邸に新設して、外務省OBであるの宮家邦彦夫妻を充てたことを明らかにした。
奥さんの助けを借りないと、首脳外交というのは上手く行かないものなのかね。
それなら独身だった小泉首相の外交は、さぞかし失敗の連続だったんだろうね。
女房の助けがなければ首脳外交が出来ない、そんなヤワなら安倍さん、総理の資格はありませんぜ。
アアこんなこと書いていたら、熱が出てきてしまった。
また新興宗教のオバサンに馬鹿にされてしまう。
これもみんな安倍首相の責任だ!
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