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2007/03/10

殺人で18年、放火未遂で20年、裁判の量刑ってなに?

Kosaka裁判員制度が始まったら、真っ先に志願して、悪い奴を片っ端から死刑にしようと張り切っていたのに、そういう制度ではないんですってね。
裁判員に選ばれる確率は、宝くじ並みだそうで、老い先短いわが身にとっては絶望的。
選ばれても辞退したい人が多いそうなので、出きるなら喜んで代理を引き受けますけど。

処で、極悪非道な犯罪が起きると、「死刑にしろ」と言うくせに、誰それの死刑が執行されたと聞くと、死刑を命じた法務大臣がケシカランと怒るのは止めましょうね。ムジュンです。

さて裁判の判決を見ていると、どうも量刑に納得いかないことが、ままあります。
最近の例ですと、2005年12月京都府宇治市の学習塾で、塾の講師だった男が小学6年の少女を刺殺したとして殺人罪に問われた事件の公判が、3月6日行われました。
判決は懲役18年です。
判決の中で裁判長は、「余りに残忍で極めて悪質。何の落ち度もない、被害者が感じたであろう恐怖心は想像を絶するものがある」と述べていますが、それでも18年ですか。
ご遺族の無念は、察するに余りあります。

もう一つ、こちらは2000年山口県下関市の安倍首相宅や後援会事務所に火炎瓶を投げつけたとして、放火未遂罪などに問われた指定暴力団工藤会系組長と幹部など3名に対する公判が、3月9日行われました。
こちらは懲役20年を最高に、13年、12年です。
この事件では、被害は乗用車3台が全半焼しただけです。

後者の事件は、加害者が暴力団員だったということがあるのかも知れませんが、それにしても、人が殺されて18年、車が焼けただけて20年、どうも納得いきませんね。
殺人事件の方の被害者が少女であり、放火未遂事件の方は被害者が総理大臣であったというで、高度の政治的判断があったのではないのかと、ついつい勘繰ってしまいます。

放火未遂事件の判決では、「被告らは下関市長選で安倍首相が支持する候補の選挙に協力した見返りに金を要求したが、断られ、その恨みを晴らそうと」共謀して犯行に及んだとあります。
さて安倍首相側と被告たちとの間で、選挙協力に当たり事前にどんな約束があったのか、大いに気になるところです。

話題は変わりますが、昨日、厚生労働省のキャリアと、元会社社長で現NPOの代表代行ら3名が、詐欺の容疑で逮捕されました。
厚労省のキャリアが鹿児島県保健衛生部長時代に、研究費の予算が余った分210万円を、元社長の会社口座に振り込んだというもの。
2001、2002年度に行われたものであり、元社長はともかく、社員まで逮捕とは、随分と大がかりな捕り物です。

国費を愛人のお手当てや、暴力団への謝礼に使っていた国会議員にはなんのお咎めも無いのに、こうした雑魚に対しては、官憲は厳しいんですね。
ただこの事件は、ちょっと国策捜査の匂いがします。
容疑者の一人がNPO「レインボーブリッヂ」の設立者ですが、このNPO法人はかつて北朝鮮に食料や医薬品を援助していた団体です。どうもこちらの方が本命ではないでしょうか。

ついでながら、もう一つケチな事件を。
神奈川県警の警部補が、窃盗事件で留置中の男に、自腹を切って11回も食事を与えていたという事件です。容疑者が留置所で食べ物を残していたので、可哀想に思ったとのことです。
このお巡りさん、よほど優しい人だったって、そんなわきゃ、無いだろう。
そうしなければいけない理由があったと考えるのが、常識っていうもの。その理由こそ知りたいですね。逮捕して、厳しく追及すべきでしょう。
それが給料1か月分の10分の1をカットの処分で終わりですか。
どうして警察はこう、身内に甘いんだろう。

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