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2007/03/06

「吉牛」と「おふくろさん」騒動の類似点

Mori_shinichi日本人というか、ワイドショーや芸能(ゴシップ)ニュースが好きな人は、骨肉の争いの話題を最も好むんだそうですね。有名人の家族、親戚、知人友人間で親しかった同士が憎み合うという構図、堪えられないんでしょうね。
そういえば過去の大ヒットした話題、例えばロス疑惑やミッチー・サッチー騒動も、この分類に入ります。
幸せそうに見えた人が、実は大きなトラブルを抱えていた。それに比べて、私は名誉も財産も無いけど、幸せな生活を送っているんだわと安心できる、これがいいんです。
他人の不幸は蜜の味。
現在ワイドショーを賑わしている森進一の「おふくろさん」騒動や、叶姉妹の持ち逃げ事件などは、正にピッタリのネタで、ここしばらくは、ワイドショーはこれで視聴率を稼げます。

その「おふくろさん」騒動、作詞家である川内康範センセイのお怒りの形相、雪の舞う八戸に佇む歌手の森進一、実に絵になるし、ドラマを見ているような気がします。
それに持ち逃げ事件などとは違い、こちらは詩の命がどうの、著作権がどうのという、多少なりとも芸能っぽい話題であることが、話のグレードを高めています。
昨日あたりから、川内康範センセイのコメントは、遂に日本人の精神論(そんな大袈裟なことか?)にまで発展し、ますます格調が高くなってきました。
例によって他の芸能人たちも次々と参戦し始めてきて、久々の大型ヒット作品になりそうな気配です。

森進一が、大好きな「おふくろさん」を歌えない、このままでは封印されてしまうかも、というシチュエーションが、これ又良いですね。
歌いたいけど歌えない、ひたすら耐える森進一。ファンにはタマラナイ姿でしょうな。

話はガラリと変わりますが、米国産牛肉のBSE問題で輸入がストップしていた時、吉野家が限定で牛丼を復活させたことがありました。
あの時、店によっては数百人の行列ができて大混乱となり、TVのニュースでは待望の牛丼が食べられて、感激している人々の表情が映し出されていました。
もう吉牛に夢中! などと言う人は、私の周囲に一人もいませんけどね。
あれは、しばらく食えなかったことの反動なのでしょうね。いつでも食べられるとなれば、あんな大騒ぎにはならない。
見事に吉野家の戦略にハメラレテしまったというわけです。

さて、「おふくろさん」騒動の結末を予測してみましょう。
この騒動のお陰で、何はともあれ森進一のメディア露出度は圧倒的に高まりました。宣伝広告費に換算すれば、相当の金額になるでしょう。
ここのところヒットに恵まれず、森昌子との離婚以外にはこれといった話題が無かった森にとっては、正に僥倖。
やがて川内康範センセイとの和解が成り、「おふくろさん」の封印が解けたアカツキには、森のコンサートにはどっとファンが押し寄せる。「これで待ちに待った『おふくろさん』が聴ける」と、TVカメラの前で感激の涙を流す人の姿が、今から見えるようです。
吉野家の牛丼と同様に、森進一と「おふくろさん」の復活作戦大成功!

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