「アホウ」外務大臣殿のマンガ狂い
子供たちが小学生のころ、「マンガばかり読んでいると、バカになっちゃうぞ。」とよく注意していたが、これから孫たちには、「マンガばかり読んでいると、麻生太郎みたいになっちゃうぞ。」と言わなくてはなるまい。
我が国の外務大臣、いよいよ病膏肓に入る。
麻生太郎外務大臣が5月22日に行った記者会見で「国際漫画賞」を創設すると発表した。ナンでも漫画のノーベル賞に位置付けると意気軒昂だったとか。
真に天下泰平、国家安泰、士農工商ノー天気。
麻生センセイのマンガ好きは夙に知られており、移動中の車の中でも読んでいて、毎週10~20冊読破しているそうだ。
子供の頃から『のらくろ』や『冒険ダン吉』を読んでいたそうだが、それは当時の子供たちも皆そうだった。
ただ違うのは、通常は成長と共に児童文学や詩歌に少しずつ関心が移り、やがて文学書や哲学書を手にするようになり、仕事や学業に関係した専門書やビジネス書を読み、そして大人になってゆく。マンガも眼にすることはあるが、たまである。
これが麻生氏や私たちの世代の、一般的な成長過程だ。
稀に、長じてもマンガに夢中という人間もいたが、少なくとも公衆の面前でそれを自慢げに口にする者はいなかった。
なぜなら、そこに「恥の文化」があったからだ。
麻生氏本人は、「若者ウケ狙いのパフォーマンス」のつもりかも知れないが、こういうのを「アホーマンス」と言う。
麻生太郎氏の著書には、「日本の産業用ロボットの技術、普及率が世界最高なのは『鉄腕アトム』『ドラえもん』という名作があったためだ」と書かれているそうだ。
勿論ジョークでしょう。
だが、もし本気でこんな事を信じているとしたら、一度病院に行って専門医に診察してもらう事をお勧めする。
知人にマンガ作家がいたが、数年前に会った時、マンガ本の売れ行きが落ちていて、今やマンガ業界は不況産業だと嘆いていた。
マンガ文化を育成する必要性はあるだろうが、外務大臣のやるこっちゃない。
ネットで見ると、麻生氏に「ローゼン閣下」という渾名がつけられている由。麻生大臣が車の中で「ローゼンメイデン」を読んでいた、という噂からきている。
調べてみたら、このマンガは左上のような美少女キャラが活躍しているらしい。
麻生太郎といえば、次期総理の声もある人物である。
噂であることを信じたい。
麻生センセイ、顔までマンガにならぬよう、ご注意ください。
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