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2007/06/01

男が「風俗」へ行く時

Post_2俗に男の道楽は「飲む打つ買う」と申しますが、この中で「買う」について正確な統計データがないというウラミがありました。
厚生労働省のエイズ対策を研究するチームが、『日本の性娯楽施設・産業に係わる人々への支援・予防対策の開発に関する学際的研究』をまとめたと報じられています(この項”OhmyNews”より)。
この中には「性娯楽施設・産業を利用する男性に関する研究」、つまり利用客の実態を調べたものが含まれていて、世界的にもあまり例がないという事で注目されます。
そりゃそうでしょう。「私はもう風俗には目が無くて」などと公言する人はまずいないですからね。調査も大変なのです。
厚労省も、たまにはイキなことをやりますなぁ。

この調査が成功したのは、「週刊ポスト」と共同で行ったためでしょう。「週刊ポスト」が持っている風俗店顧客情報が、ピンポイントでの正確な調査を可能にしたものと思われます。
注意しないと、あなたも「ポスト」の調査網にリストアップされているかも知れませんよ。

なぜ今回の様な調査を行ったのかといえば、我が国の2006年に新たに報告されたHIV感染者が952人、発症患者は406人で合計が1358人となり、感染・発症ともに過去最高となりました。
これで3年連続して合計人数が1000人を超えたことになり、特に発症者が初めて400人を超えたという、深刻な事態になっているためです。
そこで感染源の一つと考えられる性風俗施設での実態を調べ、「行為」に及ぶ際に「客」が、どの程度プロテクトをしているのか、調べようとなった模様です。

利用経験のある男性に対して、業態別利用経験、利用頻度・価格、サービスの内容、利用の動機、コンドームの使用行動、エイズ・性感染症・その他の疾病にかかる確率の自己評価、HIV抗体検査を受けたことがあるか、などを聞いたとありますから、正に微に入り細を穿つ内容ですね。
1784人から回答が得られ、うち約7割が既婚者だったとのこと、ヤッパリ。

調査の詳細は、とてもこの場での紹介を憚るような内容が多々あり、また性風俗店にトント縁がない当方にとり、理解し難い用語が並んでいるものですから、ここではその一部を紹介するに止めます。
利用頻度の高い性風俗は、
①「ソープランド(個室付浴場)」76.1%
②「店舗型ファッションヘルス」58.1%
③「ピンクサロン、ヌキキャバ」49.5%
④「ストリップ劇場」47.8%
⑤「派遣型ファッションヘルス」28.0%
⑥「バー・スナック・クラブなどの女性とのショート(短時間の連れ出し)あるいはロング(外泊)」24.4%
という順位です。

ただこの数字が何を意味しているのかが不明なのは、残念です。回答者の利用率とすると、数字が余りに高すぎるように思えるのですが。
それにストリップ劇場というのは、性風俗施設なのでしょうかね。異質な感じがしますけど。
不調法な私も、最後の「短時間の連れ出し」だけは数十回の経験がありますが、一度もそうしたサービスを受けたことがなく、まこと「慙愧に堪えない」。

利用の動機ですが、
①「性欲解消の手段」57.1%
②「出張先・旅行先の楽しみとして」35.4%
③「あとくされないから」32.4%
④「妻や特定のパートナーと違う刺激を求めて・違った女性とのセックスを体験したかった」32.2%
⑤「風俗のほうが簡単にセックスできる」23.9%
⑥「友人・知人・先輩に誘われて」22.5%
の順になっています。

恐らく①と⑤⑥は未婚者が多く、②~④は既婚者が多いと思われます。
私の周辺に限ると、②が多数派です。例えば海外出張の場合、推定ですが8割くらいの男性は買春を経験しているでしょう。「オレは嫌いだ」などと言うと、変人扱いされましたからね。
海外なら奥さんにバレナイという安心感があるからです。
「世界各国のベッドに金をばら撒いてきた」と豪語する男もいます。
それだけが目的で、海外旅行を重ねている男もいます。
国内でも出張先のホテルに、必ずファッションヘルスを呼ぶ同僚もいました。
それと一昔前なら、多分⑥が1位だったでしょうね。
歓迎会や慰安旅行で宴会が終わると、先輩が新人を引き連れて、風俗店に行く事が一種の通過儀式だった時代もありましたから。

肝心のコンドームの使用率は平均で67%と、研究者の予想を上回る数字であったようです。
年齢が上がると使用率が減るというのは、そうなんでしょうね。
「オレはもうトシだから、恐いものなんかネエよ。」などと公言している、元気な爺さんもいますから。

貴重な調査結果ですが、注文があります。
折角ですから、女性客を対象にした、同じような調査を行ったらどうでしょうか。その時は岩井志麻子との共同研究で、報告書も彼女に執筆して貰えば、ベストセラー間違いなしです。
イラストですか、もちろん西原理恵子でしょう。

このエントリー、ソノ道に詳しい方からのコメントが頂けると幸甚です。

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