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2007/08/11

夏休みこども寄席@横浜にぎわい座

Kikunojo_28月11日の横浜にぎわい座有名会は、「夏休みこども寄席」。小3の孫を引き連れて出向いたが、驚いたのは満席だったこと。しかも開場(開演じゃないですよ)10分前に着いたら、既に1階は8分の入り。一体いつ開場したんだろう? やむなく2階席へ。

でも良いことですよ、子ども寄席が満席になるってこたぁ。最近普段の寄席に、子どもの姿が増えてきたのも、嬉しいね。
第一、寄席が好きな子どもは、非行に走らない。
周囲にいた落語好き少年で、不良になったヤツは一人もいなかった。
もっとも、出世したヤツもいなかったけど。
そんなワケで、全国の親御さん、子どもをどんどん寄席に連れて行ってください。
落語協会会長に成り代わってのお願いです。

開口一番は、古今亭菊六「転失気」
昔、コロムビアトップ・ライトの漫才ネタでこんなのがあった。
「学校はどちらで?」「学習院。」「学部は?」「土木科。」でウソがばれる。
学習院を出て、何も落語家になるこたぁないだろうと思うけど、大きなお世話か。
前座噺の典型だが、二ツ目クラスがやると、やはり面白い。
語り口が明快なのが良い。

宮田昇・陽「漫才」
この二人、着実に進歩している。
子ども向けネタでも充分笑わせてくれた。

柳家蝠丸「幽霊タクシー」
芸術協会の中堅どころだが、この人いつもイマイチと感じるのは、落語家として品が良過ぎるせいだろうか。

仲入り後、三遊亭遊雀「初天神」
この日の演出は子ども向けだろうか、金坊の駄々のこね方が尋常じゃぁない。親父のセリフ「この野郎、周りをみんな味方につけやがって。」が可笑しかった。
親父が餅のミツをなめる場面で、場内の子どもたちは大爆笑。

マギー隆司「奇術」
文字通り、子ども騙しの手品を披露。客席は結構喜んでいた。

トリは、古今亭菊之丞「元犬」
この人の色気は落語会トップクラス。よほど女性修行を積んできたのだろう。
マクラで落語の基本を解説していたが、寄席が初めての子もいるので、これは良かった。
菊之丞には珍しい、女性が出て来ないネタ。
あっさりとした「元犬」、結構でしたよ。

子ども寄席ということで、いつもより時間が短かったが、大人もそこそこ楽しめた。

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