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2007/11/02

ヤッパリ出た「自民・民主連立政権」

Ozawa今日10月2日行われた自民・民主党首会談で、福田首相より小沢代表に、自民・民主両党の連立政権が打診されました。これに対して民主党は役員会議を開き、今回は拒否するとの回答を行いました。
自民・民主の連立を意外と思われる向きもあるでしょうが、当ブログでは以前から両党の基本的な政策の違いは無いし、「大自民党」の中の二つの派閥として位置づけてきましたので、何の違和感もありません。
日本の政治は、戦後から現在に至るまで、政党の名前は時々で変わってきましたが、実質は自民党の独裁政権が続いてきたというのが、当ブログの一貫した見解です。
いや自民党と民主党は対立しているではないかと言う見方もあるでしょうが、それはあくまで現象です。
政治を見るときに大事なのは、現象ではなく、何が本質かという事だと思います。

前回の両党党首会談では、恐らく次に二つのことが合意されたと想定されます。
一つは、防衛省の守屋武昌前次官のスキャンダルを、この辺で適当に収束しておこうという合意です。
元々山田洋行が防衛省(防衛庁)に食い込んだのは、むしろ現在の民主党実力者の力に与っていました。これ以上大きな政治問題にすると、民主党も返り血を浴びることになる。だからそろそろこの辺りで手を打とうというものです。
二つめは、自衛隊の海外派兵について、恒久的な法案を作るという合意です。
自民党内では、小泉内閣当時からそうした意見が出ていましたし、民主党からすれば、予てより小沢氏の持論でもありました。
こうした基本合意に上に立ち、今回の連立政権の提案が行われたので、小沢代表としても直ちに拒否することなく、一旦は党内に持ちかえり役員会議にかけたものです。
実質的な連立協議は、既に始まっていたと思われます。

当面は、政府提案と民主党提案の案件を、それぞれ可決しあってゆくという様な方法で、実質的な協力関係が進んでいくのでしょう。
取り敢えず今回の連立政権構想は不調に終わりそうですが、今後折りに触れこの件は蒸し返され、やがては実現してゆくのではないでしょうか。その際、政界再編を伴うこともあるでしょうが、結果としては「大自民党」政権が維持されるものと思われます。

挙国一致の大政翼賛会だけは真っ平ですが、政界の行く先は不安要素が一杯です。

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福田首相と小沢民主党代表の会談が終了。 主要な話題は、大連立と新テロ対策特別措置 [続きを読む]

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