いっそ防衛省を防衛庁に降格したら
防衛産業・商社による呆れるほどの供応とワイロ攻勢、その見返りに便宜を計らってきた防衛省幹部ら、更にその利権に群がってきた防衛族議員たち。
日々明らかになりつつある防衛省の実態は、目を覆うばかりです。
ここまできたら、防衛省は一から出直すしかないでしょう。
その証として、防衛省の防衛庁への降格を検討したらどうでしょうか。
今年1月に省に移行してから間もない防衛省ですが、もはや独立した省として運営する資格に欠けると判断せざるを得ません。
いや、多くの自衛隊員は真剣に任務に励んでいるではないかという反論もあるでしょう。
しかし、組織はトップにより左右されます。いくら従業員が真面目に仕事していても、トップが不正を行っていれば、それだけで企業は倒産に追い込まれることもあります。
組織のトップや幹部の役割が大切なのは、官庁だろうと民間だろうと変わりありません。
組織が利権を断ち切り、職員が法律や倫理規定を遵守するようになって信頼を取り戻し、国民の多数が組織を元に戻しても良いと判断すれば、再び防衛省に昇格すれば良いだけのことです。出直し、再チャレンジして貰えば良いのです。
省庁と国民がある程度の緊張関係を保つことが、不正を防止する上で有効だと考えます。
防衛省がケジメをつける意味でも、組織の降格は一つの選択肢だろうと思われます。
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