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2007/12/12

「年金偽装」安倍&舛添は詐欺師か

Masuzoe2安倍前総理は、今年6月「消えた年金」問題が発覚した際に、未確認の年金記録5000万件全てを1年以内に照合すると公約しました。昨日のニュースでも「最後のお一人まで・・・必ず・・・お約束します。」と演説していた姿が映っておりました。
8月に舛添要一氏が厚労相に就任した際に、「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」「政権公約として工程表を発表しており、これにのっとってやることは内閣が代わろうが変わらない」と公約し、その後総理大臣は代ったものの、政権与党として国民に約束したことは継承されています。

しかし11日明らかになった厚労省での現在までの調査結果によれば
①「氏名」「生年月日」「性別」の3条件がオンライン記録と一致し、現時点で有力な手がかりが見つかったのは、わずか1100万件のみ
②福田内閣の公約である来年3月末までに特定できそうなのは最大で1000万人程度
③特定困難な記録は1975万件、全体の38.8%に達する見込み
という結果になっています。
舛添厚労相は、10月21日に「場合によっては数%、何としても見つからないというのは出てくる可能性もある」と軌道修正していましたが、その舌の根も乾かぬ内にこのテイタラクです。

私は当ブログで、安倍氏と舛添氏の発言直後から、年金記録の完全な照合は不可能であることを繰り返し指摘してきました。
原本(台帳)そのものが不正確ですから、相当のマンパワーをつぎ込んで必死で取り組んでも、1年はおろか3年は最低かかると見ていました。それでも、最終的には特定が出来ないものが出てくるのは避けられません。
具体的な年金記録を見たことがない私でも、その程度は容易に想定できる事です。

安倍前総理も舛添大臣も、完全な照合が無理なのは当初から分かっていた筈です。しかし正直に言えば国民の怒りは増し、政権を揺るがしかねないから「やります」と公約してしまった、これが真相でしょう。
公約というのは文字通り国民に対し公的に約束することですから、分かっていてウソをついたとなれば、有権者を騙したことになり「詐欺」です。豚肉や鶏肉を使って牛肉ですと販売する事と、何ら変りがありません。最近の流行り言葉にすれば「偽装」です。いや、政府の最高責任者がデタラメを言っていたわけですから、より悪質と言わざるを得ない。
もし安倍氏も舛添氏も、完全な照合が出来ると思っていたとしたら、これはもうオツムが弱いとしか言い様がありません。
総理だの大臣だのはおろか、国会議員としての資格も無い。自らの無能を恥じ、早々に議員を辞職すべきでしょう。

町村信孝官房長官は昨日の記者会見で、「最後の1人まで3月末までやるというわけではない」「選挙中だからある程度簡素化し、縮めて言ってしまった」などと釈明しました。
こういうのを、四字熟語で「三百代言」といいます。
オウム真理教の「ああ言えば上祐」や「船場吉兆」と同類ですね。

「詐欺」を認めるか、「無能」を恥じるのか、それは安倍氏と舛添氏が自身で判断することです。

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