「石原知事」さらに400億円山分けですか?
石原都知事殿、あなたが一貫して否定してきた新銀行東京(石原銀行)への資金投入ですが、2月13日、東京都が400億円追加出資する方針を発表しましたね。予想通りでした。
それにしても、2005年に開業して、2007年9月期決算で936億円の累積赤字と言うのですから、たった2年半で、東京都が出資した1000億円近い金を食いつぶしてきた勘定になります。
そこでお訊きしたいのですが、936億円というお金、一体どこに消えたんですか。 焼却炉で燃やしたわけではないんでしょう。払ったお金なら、どこかに受け取った人(企業)がいるんですよね。
そこで素朴な質問ですが、
①どこに、どれだけの金額を貸し出しんですか?
②お金を返さないのはどことどこで、その理由はなんでしょうか?
③返さないところに、なぜ貸し出しのですか?
について、お答え下さい。
銀行ですから、融資した先が不幸にも倒産し、回収不能になることはあります。しかしこの銀行の損失はハンパじゃありません。
「返せない」のではなく「返さない」、つまり最初から返済する意志のない貸し出し先に、相当のお金が渡っていたのでしょう。
倒産が予想できていた企業、ペーパーカンパニー、計画倒産への貸し出しなど、当然予想されることです。
あるいは巷間ウワサされている「そのスジ」への貸し出しもあったでしょう。
もし融資先の一部が、都議会議員の有力後援者に向けられているとするならば、都議会がチェック機能を果たせなかった理由も良く分かります。そして追加融資も、与党の賛成多数で承認されるのでしょうね。
これは融資という名の、税金の「山分け」だったのではないでしょうか。そうすると、400億円は山分けの「追い銭」になります。
このままでいけば、追加の400億円も闇の中に消えていく可能性大です。
石原慎太郎知事殿、もしそうではないと言われるのであれば、是非その証拠を示して頂きたい。過去の融資審査と資金回収が厳正に行われ、不正が一切無かったという証拠を。
永年にわたり、多額の都民税を払っているのですから、私たちも強制された出資者です。この程度の情報公開を要求するのは当然でしょう。
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