「環境保護」という名の「海のギャング」
又しても米国の「環境保護団体」が、日本の調査捕鯨に対し無法な行為を行った。
2月3日午前7時10分ごろ、オーストラリア・メルボルンの南南西約2960キロの公海上で、環境保護団体シー・シェパードの所属船「ステープ・アーウィン号」(1000トン)が、日本の調査捕鯨船「日新丸」に対し、1時間にわたり船橋後方甲板に酪酸入りの薬瓶と白色粉末状のものが入った茶色の紙包みを投げ込む妨害活動を行った。
投げ込まれた酪酸などが乗船していた海上保安官2人、乗組員2人の計4人にかかり、うち3人が受傷し医師の手当てを受けたと報じられている。
実はこのシー・シェパードという団体、1年前の2007年2月9日、同じ「日新丸」に対して船2隻が接近し、今回と同様の手口で酪酸入りの瓶を投げ付ける事件を起こしている。
この時も日新丸乗組員2名が負傷している。
その際、シー・シェパード側の米国人二人が海に落ち行方不明になり、何と日本側に救助を要請、日新丸がこの二人を救助したというオマケ付きだ。
恩を仇で返すたぁ、実にふてえ野郎どもである。
シー・シェパードは過去に、捕鯨船を爆破したり発砲したり照明弾を投げ込んだりと、やりたい放題の無法行為を繰り返している。一体これらの行為のどこが環境保護なのだろう。むしろテロリスト、あるいは海賊と呼ぶのが相応しい。
もう一つ、アメリカ政府はなぜ彼らの行為を取り締まらず、放置しているのだろうか。それともアメリカ人が行うテロ行為は見逃すというのが基本姿勢なのだろうか。
三浦和義を捕まえているヒマがあるなら、彼らのような無法者こそ取り締まるべきではないだろうか。
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