米兵を見たら強盗と思え
戦後、進駐軍としてアメリカ兵が日本に入ってきたが、性質(たち)の悪いのが多かった。戦勝国の兵隊なのでヤリタイ放題、被害にあってもあの当時の日本人は泣き寝入りするしかなかった。
警官を呼んだって、当時の日本の警察なんて無力であって、彼らは全く言う事を聞かない。
処が、米軍の憲兵(MP)の姿が見えると途端に態度が変わり、猫の子のようにおとなしくなった。だから私たちは、白いヘルメットに黒い字で「MP」のマークが、後光がさしているように見えたものだ。
今年3月16日に沖縄県沖縄市で、タクシー運転手を殴って釣り銭箱を奪ったとして、在沖縄米兵家族の少年2人が強盗致傷容疑で4月4日再逮捕された。
同じ日に別のタクシー車内から釣り銭箱(5400円入り)を盗む事件が発生。沖縄県警がこの二人を逮捕し取り調べている中で、先の強盗事件に関与しているのが明らかになった。
処が、事件には別の共犯者が3人いることが分ったのだが、そのうちの一人が憲兵隊の兵長で、どうやらこの男が主犯の可能性が高いようだ。
憲兵がタクシー強盗をやるようになっちゃあ、米軍もオシマイだね。
イラク戦争の長期化に伴い、徴兵制をしいていないアメリカの軍隊は、米国内の無職の少年らを勧誘しているので、質が低下する一方なのだ。
それでも兵士が足りなくなっていて、最近では他国の若者を米軍に組み入れている。
3月19日に神奈川県横須賀市の路上で、タクシー運転手高橋正昭さんが刺殺された事件で、逮捕されたナイジェリア国籍の米海軍1等兵オラトゥンボスン・ウグボグ容疑者も、そうした一人である。
アメリカ国籍を得ることと引き換えに、他国の戦争に駆り出されているわけで、これでは規律が乱れるのは当然だろう。
この米兵、最初は事件への関与を「ナイジェリア」と否定していたが、最後は「アルジェリア」と認めたらしい。
こんな米軍は「イラン」、早く「サルバドル」。
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