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2008/04/15

「入学式に出席できず」は親の責任

千葉県立八千代西高校が、入学金を納めなかった新入生2人を、入学式に出席させなかったことが問題となっていて、各マスメディアもこれをニュースとして伝えている。
入学金を納めなければ入学手続きができず、従って入学式に出席できなのは当たり前のことであり、何でこれが問題視されるのか理解に苦しむ。
事前に行った入学説明会でも、同校は入学金5650円や授業料、教材費などで合計9万円を入学時に納めるよう求めたが、同時に、
・持参するお金は一部でもいい
・分納もできる
・経済的な心配があれば事前に相談してほしい
と保護者に伝えている。
それを事前に相談もなく期日に支払っていないとすれば、責任は保護者側にある。結局、式の終了後に保護者から支払いがあり、2人の生徒は入学を許可され、全ては丸く収まった。いずれにしろ、学校側には落ち度がない。
マスコミがこの件を報道する意図が分らない

話は変わるが。
最近とみに病院の医療費、学校の教材費や給食費などを支払わず、あるいは踏み倒す不心得者が跡を絶たないのは、実に嘆かわしい風潮である。
その言い訳として使われているのが、「払えない」という理由だ。
勿論、様々な事情で経済的に困窮し払えない方もおられることは承知している。そういう方々に対しては、種々の減免措置が講じられている。
しかし実際には、「払えない」のではなく「払わない」というのが大半ではなかろうか。

「払えない」という人に訊いてみたい。スーパーで買い物をして、「いま金が無い」と言って店を出るのだろうか。食堂で飯を食った後に、「今日は払えない」と言い張るのだろうか。言わないでしょうね。
そんな事をすれば、直ちに警察に突き出される。だから払う。
税金は滞納すれば、最終的には差し押さえされる。だから払う。
医療費や教育費を踏み倒しても、警察に突き出されることも、差し押さえされることも無い。だから「払わない」。
私には、相手の弱みに付け込んだ卑劣な行為としか見えない。

救急で担ぎ込まれて、治療が終わると姿を消す患者。入院していて回復する頃を見計らってドロンする患者。このような人間が実はとても多い。この結果、病院が経営難に陥ったり、止むを得ず救急指定を返上したりする事態も生じている。
日本の医療制度を守るためには、こうした不心得な人間を出さぬような知恵が必要かも知れない。

こうした問題を永く放置しておくと、社会全体がモラルハザードを引き起しかねない。
当ブログでは常々、政府による弱者切捨て、貧富の格差拡大政策を批判してきた。
それと、社会的費用を支払わない事とは、全く別の問題だ。
私の周囲を見ても、貧乏人ほど律儀であり、金持ちほど金に汚い。世の中、そういうものだ。

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