ボクはなんだか分らない
世の中には何回聞いても分らない事というのがあるが、これなどもその典型だ。
2002年に神奈川県の横須賀市で、在日米兵がオーストラリア人の女性を暴行する事件があった。刑事事件としては不起訴になったが、民事訴訟では被害女性の主張が認められ、300万円の賠償金の支払いが命じられた。処がその米兵は金を払わぬままアメリカに帰ってしまい、アメリカ政府も支払わない。そこで日本の防衛省が代りに300万円を、そのオーストラリア人女性に支払うことを決めた。ね、分らないでしょ。
一体どういう支出項目になるんだろう。「思いやり予算」かねぇ。米兵から見れば「やり逃げ予算」になるだろうか。
こんな大盤振る舞いをしてりゃあ、予算がいくらあっても足らないわけだ。
政府が基礎年金の全額税方式化に関する財政試算をまとめたが、財源確保のためには消費税を3.5~8.5%引き上げることが必要なのだそうだ。
一つの考え方ではあるだろうが、何せ現在の消費税5%にする時も謳い文句は福祉の充実だった。処が蓋を開けたら、全額が企業減税分に充てられ、福祉には回っていなかった。
政府のそういう前科があるから、この度の消費税増税ウンヌンも全く信用できませんね。
鮮魚販売会社「魚きん」が、消費期限の切れた刺身を、翌日の「刺し盛」に使い回ししていたそうだ。
以前から「刺し盛」の刺身は鮮度が悪く、売れ残りの品物を使っていたんじゃないかと疑って、絶対に「刺し盛」は買わないことにしていたが、正解だった。
しかし、それで誰も中毒を起こしていないのだとすれば、見方によっては水産資源の保護、地球環境保護に寄与しているわけだ。
「反捕鯨」をスローガンにして船を爆破したり、宅配便の荷物を盗んだりする連中と比べりゃ、未だ罪が軽いのかも知れない。
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