« 第4回ワザオギ落語会in国立演芸場 | トップページ | ボクはなんだか分らない »

2008/05/20

「ある満州引揚げ者の手記」掲載にあたり

次回より数回に分けて、「ある満州引揚げ者の手記」と題する記事を掲載しますが、その掲載にいたる経緯を説明したいと思います。
ご近所に佐藤浜さん(仮名・女性)という方が住んでおられますが、幼い頃父親の仕事の関係から一家揃って満州に渡り少女期を過ごしました。日本の敗戦の混乱の中でようやく祖国に帰還しますが、その前後に母親と兄を病気で失うという不幸に見舞われます。
佐藤さんは、いつか妹や子どものために読んで貰おうと思って、メモ用紙や広告の裏紙に手記を書いていました。しかし整理のつかぬまま高齢になり、このままだと手記も散逸してしまうということで、知り合いである私の妻に整理の依頼がありました。
妻がこれをワープロに打ち直したのですが、たまたま私がこの原稿を読んで、これを是非多くの方に見て欲しいと思い立ちました。
公表を前提としたものではないので、文意の取りづらい所分かりにくい所もありますが、戦前満州という地に渡り、終戦時の地獄のような混乱を生き抜いた一人の女性の記録として、大変貴重な資料だと考えます。何の飾りもない文章だけに、私はより感動しました。
佐藤浜さんご本人の了解が得られましたので、手記に書かれたままを掲載したいと思います。

掲載にあたり、留意した点は次の通りです。
(1)明らかな誤字、及び旧カナづかいを直した以外は、原文そのままを掲載する。
(2)差別的な用語や表現が含まれているが、そのままとする。
(3)個人が特定できる固有名詞については仮名とする。
(4)掲載にあたり整理の都合で表題と小見出し、段落は当方でつけた。

|

« 第4回ワザオギ落語会in国立演芸場 | トップページ | ボクはなんだか分らない »

ある満州引揚げ者の手記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82117/41264401

この記事へのトラックバック一覧です: 「ある満州引揚げ者の手記」掲載にあたり:

« 第4回ワザオギ落語会in国立演芸場 | トップページ | ボクはなんだか分らない »