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2008/07/11

敢えて「山本モナ」を擁護する

Yamamoto_mona巨人軍の代表がこう怒ったとか。「二岡はケシカラン奴だ。山本もな!」。
でも二岡智宏選手はエライ、深夜まで自らのバットの素振りを欠かさなかったのだ。
山本モナの罪ってなんだろう。彼女の行動を見ると、要は淫乱なのだ。キャスター復帰の初日が終わり、さぞかし気分がハイになっていたのだろう。そういう時にとりわけ性衝動が強くなるタイプというのがいる。淫乱は罪なのだろうか。淫乱だとキャスターにはなれないのだろうか。

山本モナと二岡智宏がラブホテルに行って、誰か被害を受けたのだろうか。唯一の被害者といえるのは二岡の奥さんだけだろう。彼女は怒る権利があるが、それ以外の他人は何も被害はない。少なくとも、私にとって不都合は何もないし、謝罪を受けるいわれもない。
TVの世界にキャスターという人間が何人いるか知らないが、一人位淫乱なキャスターがいても構わないのではなかろうか。
第一、報道番組なら上半身しか写さないのだから、下半身はあまり関係ない。
江戸時代に書かれた「女大学」の「七去」の三には次のように文章がある。
「淫乱なれば去る。」
かくして山本モナも、TV局から三行半を突きつけられたのだろうか。

話は変わるが・・・。
大分県の教員採用を巡る汚職事件、こっちは怒らなくてはいけない。
大分県では小中学校の教員採用試験では事前に採用枠が決められており、縁故のある受験者が優先的に採用されていた。県会議員や教育委員会、労組などがそれぞれ枠を持っていて、その枠内で採用されるように試験点数の水増しやら、反対に点数が減らされた受験者もいた。
それだけでは無い、校長や教頭への昇格についても縁故が幅を利かせ、高額な謝礼が飛び交っていた。

以前から教員採用試験については縁故が物を言うというのは、半ば常識であった。
今回たまたま大分県で発覚したが、恐らく全国的に行われているのだろう。今頃は全国で、教員採用に関する書類の破棄が行われ、証拠隠滅を図っているものと推測される。
教育委員なども普段は偉そうなことを言っているが、一皮剥けばそんなことなのだ。
こういう連中が集まって公教育を取り仕切っているとしたら、我々国民は堪ったものではない。

教育委員は首長が任命するが、その教育委員が自分の息のかかった人物を教員として送り込む。それとは別枠で地方議員が縁故の者を教員に送り込む。校長や教頭などの管理職も、そうした連中の意のままになっているとしたら、教育の中立性もヘッタクリも無いわけだ。
教員になる能力の無い人間がコネで採用され、その陰では優秀な人材がふるい落とされているわけで、こうした状態を永年放置してきた文科省の責任も問われる。
文科省の大臣は知らなかったと言っているようだが、中央省庁の優秀なお役人は全てがお見通しである。

文科省と全ての自治体の教育委員会は事実を明らかにし、コネや水増しで採用された教員の免職と、資格があったにも拘らず不採用となった人の救済(本人の意志を確認した上で)を進める必要があるだろう。

あんまり腹が立ったので、又書いてしまった。懲りないネエ。

2008/07/09

My「夢の寄席・10人衆」

先般、当ブログで“My「独演会の落語家」BEST10”を選んだが、その時にいずれ「寄席(定席)の落語家・BEST10」もやってみようと思っていた。
そこで自分が席亭になったつもりで、一夜限りの夢の寄席を企画してみた。独演会や落語会ではなく、あくまで定席の形式をとる。従って対象は東京の落語家で、落語協会と落語芸術協会所属の芸人に限る。それも両協会からメンバーを選び、なおかつ出来れば三遊、林家、柳家、古今亭などの各一門の顔を立てたいところ。こうした席亭の心配りも大事だ。

公演は夜の部1回とし、上演時間は午後5時開演、終演は9時10分、仲入りは15分とした。お客が集中できる時間の限界はこの辺りだろう。
出演者数は10名として、色物は1名(組)、他9名は噺家とした。
時間の制約から出演者全員に大ネタを演じて貰うわけにはいかず、前座噺あり、滑稽噺あり、人情噺ありとバラエティを考慮し、軽めの噺から大ネタまで組み合わせて見ることにした。

その選んだ結果が下表の番組表で、これが私の「夢の寄席」である。

夢の寄席・10人衆
出番   出 演 者    演   目 時 間
開演 17:00
1 柳家喬太郎 金明竹
2 春風亭昇太 権助魚
3 林家たい平 七段目
18:05
4 瀧川鯉昇 茶の湯
5 古今亭菊之丞 紙入れ
6 柳家さん喬 抜け雀
19:20
  ~お仲入り~  
19:35
7 柳亭市馬 片棒
8 春風亭小柳枝 青菜
9 柳家紫朝 新内流し「蘭蝶」
20:30
10 柳家権太楼 居残り佐平次
終演 21:10

選考の経過だが、中トリとトリは権太楼とさん喬で先ず決まり。二人の十八番の演目を選んだ。
トップバッターで前座噺となると、これはもう喬太郎しかいない。ネタはやっぱり「金明竹」かな。
「膝」は色物と決めたが、この顔ぶれでこの位置だと紫朝しか思い浮かばない。健康状態に不安があるものの、一夜限りなので絶品の喉を聴かせて貰おう。「蘭蝶」はシビレまっせ。
ここで4人が確定。

喬太郎を受けるのは昇太でしょう。「権助魚」で場内を爆笑の渦に包んで貰う。
そうなると、次はたい平で「七段目」。ここも順当な所かな。
場内のテンションが上がった所で、鯉昇の「茶の湯」で落ち着かせる。「かぼちゃ屋」でも良い。
ここまではスンナリ来たが、この後が迷った。短い時間で聴かせるとなると・・・。
最初は喜多八の「鈴が森」か、馬生の「あくび指南」を候補に上げたが、色っぽいネタを一つ入れたいと思い直し、菊之丞の「紙入れ」にした。
ここまでで8人が確定。

仲入り後のくいつきを誰にするか、これも候補者多数。雲助、志ん橋、志ん五、扇辰、扇遊と名前を上げていったが、ざわついている客席の雰囲気を収め、しかも場内をパッと明るくすることで市馬の「片棒」を選んだ。
次は小柳枝の「青菜」で決まり。こういう渋い高座もまた魅力なのだ。
これで10人衆が揃った。

さてどんな高座が見られるか、今からワクワクする。
今夜は蒸し暑いので冷酒を呑んで早目に床につき、「夢の寄席」に出向くことにしよう。

7月は全休と宣言したが、ジャマさんのエントリー理想のメンバー」に触発されて、ついついこんな記事を書いてしまった。

2008/07/01

ここらでチョットひと休み

ブログ“HOME★9(ほめく)”始めて3年半、
書いたヨタ記事620本、
ここらでチョットひと休み。
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7月は全休、
8月からは落語や芝居の劇評を時々。

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