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2008/11/19

「ビリー・ジョエル」@東京ドーム

Billyjoel♪雨の降る夜にはビリー・ジョエル・・・♪
桑田佳祐が作詞・曲の「私はピアノ」の一節だ。ロックに馴染のない人でも、ビリー・ジョエルの名前は知っている人は多いだろう。現役では最高のスーパースターと言って良い。
11月18日東京ドームで、そのビリーのコンサートが行われた。

ビリー・ジョエルのソロ・デビューアルバムは1971年、最初のヒットアルバムは1973年で、グラミー賞授賞アルバムが77、78、80年だから、彼の最盛期はおよそ30年前ということになる。その頃のファンは今では45~50歳代になっているので、さぞかし中年の人たちが中心かと思いきや、若い観客が多いので驚いた。世代を超えてファン層を拡大している証拠だろう。
周囲を見渡したところでは、私が最年長だったかも知れない。

コンサートは「ストレンジャー」で幕開け、「素顔のままで」「ムーヴィン・アウト」「マイ・ライフ」「ビッグ・ショット」「オネスティ」「プレッシャー」「アレンタウン」などビリーの代表的なヒット曲が次々と披露され、最後はアンコール曲の「ピアノマン」まで、途中休憩無しの約2時間歌い続けた。曲の大半はピアノの弾き語りで、ギターを鳴らしハーモニカを吹くという大活躍。
来日公演を重ねているせいか日本の観客へのアピールも上手く、アンコール曲では前奏に「さくら」や「上を向いて歩こう」を弾くなどサービス精神も十分。先ずはこのパワーに圧倒される。

彼は来年で60歳を迎える。体形や声音こそ若い頃とは変わっているが、声量や歌唱力には全く衰えを感じさせない。むしろ今の方がパワフルになったのではと思わせるほど、精力的だ。
注文をつけるとすれば、バックバンド特にドラムスの音量が大き過ぎた。ビリーの歌に流れる哀愁や情感溢れる表現が大音量に打ち消されてしまった。少なくとも「素顔のままで」や「オネスティ」などの曲では、アコースティックなサウンドの演奏をバックにビリーの歌を聴きたかった。

何はともあれ、ビリー・ジョエルのコンサートを観られただけで満足した。

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