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2008/11/03

埋蔵金 霞ヶ関より 信濃町

麻生太郎首相が追加経済対策として打ち出した総額2兆円の定額給付金。ついこの間まで国は赤字だ、金が無いと騒いでいたのに、「実は内緒で隠していた埋蔵金があるので、町民は安心せよ。」とのお触れ。とにかくお金を下さるからと喜んでいたら、「その代わりに3年先には年貢を上げるからな。」とのご託宣。
将軍様は「全ての町民に等しく配る」との仰せだが、勘定奉行は「いやいや金持ちは除いて、貧乏人だけに配る」との意向。
これじゃあ麻生ならぬ、右往左往政権。

どうせ選挙目当ての「撒き餌」で、給付金を貰ったら自民党か公明党に投票しろということ。
何のことはない国の金で票を買う、政府主導の買収だ。

処が、この給付金の財源だが、ここへきて雲行きが怪しくなってきたようだ。
政府が念頭に置くいわゆる埋蔵金というのは、「財政投融資特別会計」の準備金のことだ。このお金は国債費に充当することはできるが、給付金のような景気対策に振り向けるには本来の目的外なので、特別措置法などを作り、使途を拡大しなきゃならない。
ねじれ国会の中では、2次補正予算は30日ルールで何とか切り抜けるとしても、特別措置法などの関連法案は、参院送付から60日が過ぎなければ、衆院で再議決できない。
仮に11月末に法案を提出した場合、審議がスムースに行っても成立は来年1月末になってしまうし、もちろん審議が長引けば大幅に成立が遅れることになる。

そうなると、給付金の支給が選挙に間に合わなくなるという事態を招く可能性が出てくる。選挙が終わってから金を配ったって、全く意味が無いのだ。
では財源は他からといきたいのだが、2兆円などという金がそうそう見つかるわけではない。
このままでは、麻生総理の重大な公約違反になる。

残された手といえば、あの巨大教団に金を出させるしか方法が無いのではなかろうか。
この給付金、元々が自民党はそう乗り気ではなく、公明党のゴリ押しをのんだものだ。可愛い公明党のためにひと肌脱いでもらって、信濃町の蔵から2兆円出させたらどうか。何せ総資産が10兆円あるそうだから。
これがダメなら麻生さん、責任を取って辞めるしかないですよ。

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