【街角で出会った美女】トルクメニスタン編(2)
イラクで記者がブッシュ米大統領に靴を投げましたが、日本では国民が麻生首相にサジを投げています。
さてトルクメニスタンには、中央アジアの北朝鮮という有り難くない異名が付けられています。これは先ごろ亡くなったニヤゾフ大統領の独裁ぶりが、金正日になぞられているためです。
確かに街中にニヤゾフの巨大な肖像画が飾られ、銅像には警備の兵隊まで立っています。
ニヤゾフが書いた本は義務教育の教科書となり、タバコが嫌いだから禁煙を法制化し、メロンが大好物だからメロンの日を国民の祝日にするなど、私たちからすれば常軌を逸しているかに見えます。
ニヤゾフが嫌いだからという理由で、この他、金歯、オペラ・バレー・サーカスも全て駄目。
口パクで歌うこと、若者のヒゲ、TVキャスターの化粧などが全て禁止です。
インターネットも禁止。外国から情報が入るのを嫌っているんです。でも殆んどの国民は衛星放送を見ているので、ちゃんと情報は知っています。
でも偉いのは、カスピ海から出る石油で経済が潤っているのですが、アラブの王様たちとは異なり、これを国民生活の向上に使っていることです。
教育費、医療費は無料。天然ガスが全戸に配管されていて、電気・ガス・水道など公共料金が無料だそうです。
航空運賃や長距離列車の運賃は2-3ドル、市内バスは5円程度。生活必需品の物価も、とても低く抑えられています。
独裁国家であっても、それなりに国民が納得しているのは、そのためなのでしょう。
永世中立国であって独裁国家、トルクメニスタンはそういう不思議な国です。
今日の美女は、首都アシュガバードで宿泊したホテルのフロント係です。
深夜に近い時間で、これも普通のイスラム教国では考えられません。
見つめられると、吸い込まされそうな大きな瞳がチャームポイントですね。
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