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2009/03/11

【街角で出会った美女】エクアドル編(2)

南米ではベネズエラのチャベス大統領の登場が引き金になって、次々と反米左翼政権が誕生しています。
ここエクアドルも多聞にもれず、2006年11月の大統領選挙でラファエル・コレアが圧倒的な支持を得て勝利し、2007年に大統領に就任しています。コレア大統領は反米を旗印に、他国の反米政権との友好的関係の構築や、石油出国機構への再加盟などを進めました。
わたしがエクアドルを訪れたのは新大統領就任間もなくのころでしたが、汚職腐敗の国会議員を全員追放したり(これは日本でも是非やって欲しいですね)、低所得層に手厚い援助を行ったりしたとのことで、現地の日本人に聞いてもコレア氏の評判は上々でした。
政策が反米でも国の公式通貨は米ドルで、この辺が面白いところです。

エクアドル人は人柄が良い反面、あまり商売は上手ではないという評価でした。
例えばパナマ帽ですが実際にはエクアドルの製品ですが、未だにパナマ帽という名称で通用しています。
南米で麻薬というとすぐにコロンビアが頭に浮かびますが、これも実際にはエクアドルでも生産しているのだそうです。ところがコロンビアの下請け生産になっていて、旨い汁は全てコロンビアに吸い上げられているとか。

キトの郊外にオタバロという町がありますが、純血のアンデス原住民であるオタバロ族の人々が暮しています。
ここで毎週土曜日に開かれる青空市は、元々はオタバロ族の人々が作った織物とか手芸品を持ち寄ったものでしたが、今では楽器からアクセサリー、日用品、食料品など生活に必要なものが殆どここで売られています。
今ではエクアドルの観光には、なくてはならぬ存在になっています。
近くにはコタカナという町もありますが、ここは皮革製品の町で、メインストリートの両側にズラリ革製品を売る商店が軒を並べています。
欧米に輸出しているので、品物はしっかりとしていて、デザインもなかなか洒落ています。バッグなら1万円以下でかなり良い品物が手に入ります。
皮製品の小物なら1-2ドルで入手できますので、ツアー参加者は皆ここコタカナとオタバロのマーケットで土産物を買っていました。

写真はオタバロの青空市に来ていた少女たちで、弾けるような笑顔が素敵でした。
左上の男の人は、引率の先生だったようです。

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コメント

 「エコノミック・ヒットマン」という本でエクアドルについて書かれていました。
 興味深い内容です。

ico様
コメント有難うございます。
ご紹介の本は読んでいませんが、エクアドルというと日本人の多くはバナナ位しか馴染みがなく、私の周囲でもアフリカにあると思っていた人がいました。
しかし実際に行ってみると赤道直下であるにも拘らず、涼しくて爽やかな気候に恵まれている快適な国です。
料理も、今まで行った中南米の中では一番だと思いました。

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