【街角で出会った美女】ギリシア編
ジャズのスタンダードナンバーに「マイファニーバレンタイン」という曲がありますが、その歌詞の一節に、
“Is your figure less than Greek”
とあります。
この”Greek”はギリシア彫刻という意味なので、日本語に訳せば「あなたの容姿はギリシア彫刻よりは劣るけど・・・」ということになります。
ギリシア彫刻=「彫りの深い顔」というイメージがありますね。実際にギリシアに行ってみると、ギリシア人が特に彫りが深いというわけではありません。
それよりヨーロッパの中で、ギリシアは貧しい国であることを実感します。
宿泊したホテルの多くは、トイレットペーパーを流すことができず、くずかごに捨てねばならなかったのです。下水道の設備が貧弱なためです。これは、日本人にはかなり抵抗がありますね。
欧州の他の国では考えられないことで、数々の素晴らしい文化遺産や、美しい島々の光景とのギャップが大きいのです。
デルフィーという町で宿泊したホテルで、小学校から下校してきた管理人の娘さんが、窓ガラスやテーブルの拭き掃除をやらされていました。カメラを向けうるとOKだったのですが、シャッターを押すときに照れて横を向かれてしまいました。
ギリシアの人々にとって、ギリシア正教は生活の隅々にまで行き渡っています。
教会に行くとどこも正教であることを示すイコン(東方教会で礼拝の対象とした聖画像。アイコンの語源でもある。)が、沢山掲げられています。
下の画像はカランバカの町のイコン制作工房で、細密画を描いていた女性です。この人の横顔は確かにギリシャ彫刻みたいですね。
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