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2009/03/20

検察は「小沢疑惑」にフタをする気か

西松建設の巨額献金事件で、東京地検特捜部は小沢一郎民主党代表の参考人としての事情聴取を、当面見送る方針を固めたもようだ。政治資金規正法違反容疑で逮捕した公設第1秘書大久保隆規容疑者に対する監督責任については立件困難と判断したためとある。
一体、検察は何を考えているのだろう。

西松を含むゼネコン各社からの小沢一郎への政治献金は、それがいかなる形態であれ、いかなる名目であれ、全てが東北地方の公共工事の受注に有利に取り計らって貰うためのワイロだ。
こんな単純なことは、子どもでも分かる。
もう一つ考えておかねばならないのは、ゼネコンの献金分は工事費に上乗せされてゼネコンに戻っているわけで、結局この金は最終的には国民の税金で賄っている。なんのことはない、私たちが小沢一郎に金を出しているのだ。
ここを突破口にして、日本全国の「小沢一郎」類似犯を片っ端から立件するチャンスだった。

今回の検察の「小沢疑惑」への捜査は、これを徹底的に追求することで始めたはずだ。入り口は政治資金規正法違反だが、本丸はあくまで小沢の「収賄罪での立件」だった。
ところがフタを空ければこの有り様だ。
ハッキリ言うが、秘書を捕まえても意味がない。彼らは議員の指示に従って行動しているだけだ。
これではまるで、オウム真理教のサリン事件で、サリンをまいた実行犯だけ捕まえて、教祖の麻原を無罪放免にするようなものだ。

大山鳴動して鼠一匹。
このままでは、なぜ捜査を腰砕けに終わらせたのか、これこそ検事総長から国民に納得の行く説明をして貰わねばならないだろう。

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