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2009/03/12

「小沢疑惑」への検察批判は見当違いだ

昨日の金賢姫元北朝鮮工作員と拉致家族との面会だが、結局何も新しい事実は出てこなかった。金賢姫は甘い言葉は口にしていたが、大切なことは一切話していない。
韓国での尋問や裁判でも金の証言にはウソが多い。
金賢姫は大韓航空機爆破事件を起こしたとき、日本人のパスポートを所持していた。万一事件が発覚した時に、日本人による犯行と思わせるためだ。従って、旅券法違反と偽造公文書行使の容疑者として、日本政府は金賢姫の日本への身柄引き渡しを要求できる。
日本の捜査当局が金を逮捕し尋問すれば、日本人パスポートの入手経路はもちろん、拉致事件に関する情報も聞きだせる可能性が十分ある。
しかしなぜか、日本政府は身柄引き渡しの請求権を放棄しているのだそうだ。
死刑囚を野放しにした韓国政府といい、金賢姫にかかわる事件では、日韓両政府とも腰が引けているのはなぜだろう。
まさか相手が美人だから、ついつい鼻の下を伸ばしたわけでもなかろう。

さて、民主党小沢一郎代表をめぐる捜査だが、一部のメディアやネットの言論で検察の捜査に対する批判が行われているが、これは的外れだ。
先ず、今回の捜査が国策捜査かどうかだが、これはズバリ国策捜査だ。というより、検察特捜部の捜査は、元々が国策捜査なのだ。
しかしこの捜査が不当かどうかといえば、捜査は正当である。

東北地方の公共工事で、小沢一郎ににらまれたら受注はできないとは、建設業界の中では昔から言われてきた。だからゼネコン各社は小沢詣でをしてきたし、各社が競って小沢への献金を行っていた。
迂回しようとダミーを使おうと、出す方も受け取る方もお互いに承知している。そうでなければ、せっかくの献金がムダ金になるわけだから、企業はそんなバカなことはしない。
小沢一郎側は知らなかったと言っているが、それが事実なら献金した側からみれば詐欺にあったことになる。
もちろん、こうした企業と議員との関係は小沢と西松だけに限らない。
全国津々浦々、あらゆる地域で行われている。

小沢一郎の件は、本質は贈収賄事件だ。検察の捜査がそこまで行き着くことができるかどうかが焦点となる。
このさい検察に望みたいことは、西松建設から献金を受けた全ての国会議員全員を、贈収賄罪として立件すべきだということだ。
もしそこまでやれば世間は検察に拍手を送るだろうし、中途半端に終わらせるならヤッパリ麻生政権を守るためだけの国策捜査という烙印を押されるだろう。
わたしたち国民がなすべきことは検察を批判することではなく、検察を叱咤激励して徹底した捜査を進めさせることではなかろうか。

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