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2009/04/30

「北野誠処分問題」記事へのコメントと見解

先のエントリー「松竹芸能社は北野誠の処分理由を明らかにすべきだ」に対し、ある匿名の方からつぎのようなコメント(原文ママ)が寄せられましたので、紹介します。
【コメントが抑えられてしまって何も見えてこない、
何か大きな組織に怖がっている、
黙っていて「誰もが」何も言えない状態、
これって社会的に異常な状態ではないのでしょうか?
知らない方が身の為って、
いくら人の悪口言ったって、ただの「ひとつの意見」として受け止めればいいのにね被害者さん
マスコミなんかは普段「いらない」コメントで一般人に散々迷惑をかけているのに「なぜ」この問題だけナイーブに対応しているの?
かわからない、とゆうより卑怯だね】

このコメントへの回答は少々長くなりますので、以下の通りこちらに書くことにします。

今回の北野誠の処分問題について、大きく分けると二つの問題があります。
一つは、当事者である松竹芸能社と朝日放送社の対応
もう一つは、これを報道するマスコミの姿勢
コメントの主張は、主に後者に対する指摘です。

今回の件で、日本音楽事業者協会(音事協)としてABCと松竹芸能に抗議が行われ、かつ両社を事実上組織から追放処分としています。
音事協の会員名簿を見れば明らかな通り、賛助会員として主だった全国ネットのテレビ局、ラジオ放送局の殆んどが会員となっています。
組織内で起きたこれほど大きな問題である以上、当然のことながら会員会社には事実関係が通知されているはずで、そうしたメディアと資本関係にある新聞各社にも情報は入っていると想定されます。仮に情報が入っていなければ、新聞各社が取材により内容を把握しているでしょう。

問題だと思われるのは、
・被害者は誰で
・被害の実態はなに
という肝心の点について、各マスメディアがいっせいに口をつぐんでいることで、まるで緘口令でも敷かれているかのようです。知っていながら知らないそぶり、この点では朝日から産経まで一蓮托生です。
報道しないのか報道できないのか、こうしたマスコミの姿勢に疑問を抱くのは当然のことです。

ネット上では専ら、マスコミがこの件を報道すると「被害者」から報復される。それを恐れて報道しないという風説が流されています。
もしこの情報が事実なら、被害者を明らかにすることも、被害の内容を報道することも、マスコミのタブーとなっているというわけです。
私は、今の日本のマスコミが、そこまで腰抜けだとは信じていません。もう少し骨があると思っています。
しかしこのまま沈黙を続けるようであれば、やはり噂は本当だったのだ。日本のマスコミは外部からの圧力で情報操作されているんだと、指弾されることになるでしょう。

名誉毀損なのか、言論弾圧なのか、そこが問われていると思います。

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東京落語の4派が揃った「国立・花形演芸会」(4/29)

テポドンが飛んでこようが、豚インフルエンザが流行ろうが、「紅旗征戎非吾事(ジタバタしても仕方がないさ)」。GWは先ず寄席へ、というわけで4月29日国立演芸場の第359回花形演芸会に向かう。

・林家 花「紙切り」
・瀧川鯉斗「強情灸」
・花島けいこ「奇術」
ここまでの3人は、未だプロのレベルに達していない。
・三遊亭兼好「大工調べ」
ここでようやくお目当ての兼好が登場。昨年真打に昇進したばかりだが、圓楽一門ではピカイチといって良いだろう、期待の若手だ。
この噺、落語の代表的ネタであるにも拘らず、高座にかける人は限られている。その理由は、山場の啖呵が颯爽と切れるかどうかにかかっているからだ。口調の滑らかさと粋さが求められる。
名人・上手といわれた噺家でも、このネタをかけなかった人が多い。
兼好の演出は丁寧だ。先ずは「細工は流々仕上げを御覧(ごろう)じろ」という江戸の諺を、マクラで時間をかけて解説していた。この落語のオチが、先の諺を知らないと理解できない。
もう一つ、棟梁の政五郎が訪ねたときに、与太郎にお袋さんが留守だと語らせている。これも後半の裁きの場面で、「老母一人を養いかねる」という訴状の伏線になっている。
こうした緻密さと、何より政五郎の胸のすくような見事な啖呵が、聞き応えがあった。世渡りの上手さだけで、流れ者から家主にのしあがった源六の悪行をばらす場面で、観客もそれぞれ思い当たるフシを頭に浮かべ、喝采を送るのである。
後半は一転して大岡裁きとなるが、ここでも兼好はオチに工夫を加えて、オリジナルを変えている。私はこちらの方が分かり易いと思った。
欲をいえば、奉行の風格を出すために、もう少しセリフをゆっくり喋った方が良いと思う。
とにあれ、上出来の「大工調べ」だと言えよう。

―仲入り―
・柳家三之助「棒鱈」
江戸っ子は田舎侍が嫌いだが、とりわけ維新を主導し天下をとった薩長の侍が嫌いだったようで、彼らをからかうネタがいくつかあるが、これもその一つ。
何かというと「あにか、あにか、」と繰り返し、分けの分からぬ言葉を喋り、無粋な歌を放歌高声する彼らが我慢できない。
三之助は、酒癖のわるい江戸っ子と田舎侍の対比を描いて、面白く聴かせてくれた。
この人が未だ二ツ目とは驚きだ。下手な真打より上手い。
・U字工事「漫才」
最近の東京の若手漫才は面白い。
この二人も栃木訛りを丸出しにして、隣の茨城をいじるネタで観客席を沸かせる。テンポが良いし、間のとり方も絶妙。
・立川談笑「薄型テレビ算」
初見だが、期待したほどで無かった。
新作ではあるが、「壷算」をそっくり薄型テレビに置き換えたもので、ストーリーに新味がない。登場人物の演じ分けも不十分なので、噺に奥行きがないのだ。
本人も言っていたが、なぜトリに持ってきたのか疑問だ。

今書いていて気がついたのだが、そうか、この日は東京落語界の4派を全て揃えたのか。
それなら意味がある。

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松竹芸能社は北野誠の処分理由を明らかにすべきだ

Kitano_makotoタレント・北野誠が28日大阪で謝罪会見を開いたが、これが実に不思議な光景だった。
「謝罪会見」としながら、肝心の誰に対して何を謝罪したのか、最後まではっきりしなかった。
もっと不思議なのは、こういう会見で通常は蜂の巣をつついたような騒ぎになるべき記者や芸能レポーターが、この肝心の点について一切ツッコミを入れなかったことだ。
さらにこのニュースをTV各社がワイドショーなどで取り上げたが、私の見た限りではコメンテイターたちも口をつぐんでいた。

ここで今回の北野誠騒動の経緯を簡単に振り返ってみたい。
3月8日 北野がレギュラー出演していた大阪・朝日放送(ABC)ラジオ「誠のサイキック青年団」が、3月29日の最終回を前にして、突然打ち切られる。
3月中旬 「誠のサイキック青年団」のリスナーからの投書を受けた日本音楽事業者協会(音事協)が、調査依頼を兼ねた抗議書を松竹芸能とABCに送付。
3月31日 松竹芸能とABCが音事協を退会。
4月13日 松竹芸能が北野誠への無期限謹慎処分、及び関係の役員と社員への懲戒処分を発表。
4月27日 名古屋・CBCラジオ「ごごイチ」の出演を最後に、北野誠はすべての番組から降板。
4月28日 北野誠が大阪で謝罪会見し、無期限謹慎に入る。

日本音楽事業者協会(音事協)というのは芸能プロダクションが加盟する業界団体だ。従って音事協として協会員である松竹芸能社と賛助会員であるABCに抗議書を送ったということは、北野誠のラジオ番組での発言が音事協自体、またはその加盟協会員の名誉を汚す内容だったという事になる。
その結果が
・松竹芸能社とABCの音事協からの退会
・番組の打ち切り
・北野誠の無期謹慎処分
・関係役員と社員の懲戒処分
となれば、これはよほど重大な過失があった筈だ。
音事協が腹に据えかねることがあって、関係者全員にオトシマエをつけさせたと見るのが普通だろう。

ところが、28日の北野の謝罪会見では、問題とされた発言について、こう言っている。
・宗教団体、芸能プロダクション関係者への誹謗中傷は「全くございません」と否定
・「一部マスコミの報道では外部団体の要請で処分が決まったとありましたが、私と松竹芸能で話して決めた」と自主的に判断したと強調
この説明は完全におかしい。
経緯から明らかなように、元々が音事協からの抗議が発端で処分が行われたものであり、宗教団体ウンヌンはともかく、芸能プロダクションとは無関係というのは有り得ないことだ。

かなり以前からネットの世界では、北野の発言がバーニングプロダクション側の怒りに触れ、今回の厳しい処分となったという情報が流されて、これが世間一般に流布している。
これに輪をかけて、バーニングプロの背後に暴力団がついているとか、バーニンングプロを批判した人物が生命の危険にさらされたとか、警察ともつながっているとか、ある事ない事書きたてられている感がある。
もちろん事実関係について知りうる立場にないが、普段やかましいマスコミが揃いも揃ってこの問題に口を閉じているところを見ると、単なる噂と片付けられないのではと勘ぐってしまう。

問題の重大性と、世間に広まる不確かな情報を正すためにも、松竹芸能社は北野誠に対する処分の理由を公表すべきではなかろうか。
このまま真相にフタをしていると、むしろ噂が信憑性を帯びてくる。

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2009/04/29

モテル男の条件

若い頃はもちろんのこと、いくつになっても女性にもてたいと願うのは男心の浅はかさ。どうすればもてるようになるか、ここは先人の知恵を借りることにしましょう。
桂米朝の「猪退治」という落語で、「女が惚れる男」の10か条に触れていますので、先ずはこの辺りをご参考までに。

(1)身なり
男は外見じゃない中味だ、なんてぇ事をいいますが、残念ながら中味は外からは分からない。そうすると、やはり身なりは大切だということになりますね。 
子どもの頃、隣に詐欺師が住んでいましたが、いつもパリッとしたカッコウをしていましたっけ。
そうすると周りから女が寄ってくる。
その様子が詐欺師としてのステイタスを上げ、商売も繁盛。身なりは大事なんですね。 
(2)男前
これだけは持って生まれたもので努力のしようが無いわけですが、男前(イケメン)は有力な武器なんですね。
先の身なりと合わせれば、容姿(姿、形)の良し悪しが大きなファクターだということですか。
(3)金
俗に「色男金と力は無かりけり」と言いますが、あれは周囲が色男をやっかんで言ったことですね。
あいつは確かに良い男だけど、金も力も無いからなと、自分に言い聞かせているんです。
しかし現実には、金(稼ぎ)があるだけで、女性にモテテいる男というのが世間にはいるわけで、お金があることに越したことはありません。
(4)芸
歌、踊り、楽器、スポーツ、何でも人に秀でた芸を持っているというのは強みでしょう。
この10か条というのが、元々は玄人の女性を対象にしたものでしょうから、昔なら芸者の弾く三味線に合わせて小唄の一つも唄えないとサマにならなかったんですね。   
(5)精
ここでいう「精」とは精力ではなく、精いっぱい働くという意味の「精」ですが、色んな意味で精力的であることは男の大事な要件なのでしょう。
(6)おぼこ
特に年上の女性からすると、純な男というのは可愛いものらしい。
歳をとっていても、厚かましいよりは純情な面があった方が好かれるのでしょう。   
(7)せりふ
初めに言葉ありきで、話の上手い人、女心をくすぐるセリフのひとつも言える男は、やはり有利だということです。
一度、50歳を過ぎてもやたらに女性からもてるという男の人と、一緒に飲みに行ったことがありますが、とにかく次から次へと面白い話をしゃべり続け、ホステスたちを飽きさせない。店中のホステスが自然にその男の周囲に集まってくるんです。夜中にその男(独身)の自宅で鍋料理をやるぞと言ったら、たちまち数人のホステスが行きます行きますと約束していたのには驚きました。
やはり言葉は大事ですね。
(8)力
別に重いものを持ち上げるのではなく、パワーとした方が分かりやすい。
第一、生活力が無ければ、女性は端から相手にしてくれないでしょう。ヒモは別にして。   
(9)肝
多少のことには動ぜず肝(きも)が座った男というのは、やはり女性から見ると頼りになるんでしょうね。
近ごろこの胆力のある男というのが、メッキリ減ってしまった感がありますけど。
(10)評判
落語で幇間(たいこもち)が「よっ、大将、あなた近ごろバカな評判!」などと言う場面がありますが、世間の評判というのは大切でしょうね。
それと「男が惚れる男でなけりゃ 粋な年増は惚れやせぬ」という都々逸がありますが、周囲の男性からも「あいつはイイ男だ」と評価されることが、女性からももてる事につながるのでしょう。

さて落語に出てくる江戸っ子ですが、江戸の町というのは圧倒的に男の数が多かった。だから男たちは女性を射止めて伴侶も得るために苦闘していた、そうした様子が窺えます。
銭湯や床屋にしょっちゅう行っては身体を磨き、身なり、特に着物の帯と履物に金を使い、町内の稽古屋にせっせと通い芸事に精を出す、といった涙ぐましい努力をしていた様子が、落語に描かれています。
江戸っ子を見習えば、やはり女性にモテルためには、日常的な努力が欠かせないということです。

お前はどうなんだ? ですか。
1から10まで、該当はゼロでした。
これじゃ、モテルはず無いですよね。

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2009/04/28

国立・花形演芸会三十年「受賞者の集い」(4/26)

3回通しの今回が最終回。今週はもう一度国立演芸場に来るので、最寄り駅から永田町までの回数券が欲しい。
今ふと思ったのだが、国立の寄席をつくるときに、なぜこの場所にしたのだろう。
せっかくだから、日本橋とか人形町辺りにすれば良かったと思うのだが。別に国立劇場に隣接する必要性もないし。

【26日(日)13:00開演】
前座・柳家緑君「出来心」
「ろっくん」と読む。未だ10代の前座だが、こういう席で「出来心」を掛ける心意気を買う。良い根性をしている。
・金原亭馬生「百川」
かつて大賞を受賞した際と同じ演目でと「百川」へ。
このネタの眼目は、百川の主人や鴨地先生、客である江戸っ子の河岸の若い衆、田舎者の百兵衛という三つのタイプの人物の演じ分けにある。馬生はここを丁寧に演じて、ここ最近では最高の「百川」が聴けた。このネタに限れば、先代より当代の馬生のほうが上だ。
・カンカラ「時代劇コント」
いま現在、寄席の世界ではチャンバラ・コントのジャンルに席がひとつ空いている。カンカラはそこを上手く埋めて、人気が上がってきている。
国立の高座に出始めのころはどうなるかと思っていたが、辛抱の甲斐があったということになる。
・桂文我「三十石夢の通い路」
この演目は元々「伊勢参宮神乃賑(いせさんぐうかみのにぎわい)」、通称「東の旅」の一部で、その一番最終部分にあたる。この三十石だけでも通してやれば1時間以上かかるという、上方落語屈指の大ネタである。文我は船宿から出岸、船頭の舟歌までという演出。
この演目は、近年では上方の米朝や枝雀、東京の圓生(舟歌ならこの人が一番)といった名演があり、どうしてもそれらとの比較になってしまう。
文我の高座への注文が二つある。
一つは、せかせかと忙しい。当時の旅はノンビリとしたものだったのだから、もっとユッタリと演じて欲しい。
二つ目は、船下りの場面の叙情性だ。旅の終わりで船上で一晩眠れば明日は故郷へ着く。演出がそういう雰囲気を醸し出すに至っていない。
点数が辛いかも知れないが、不満の残る高座だった。
―仲入り―
・宝井琴柳「徂徠豆腐」
30年前の第一回目の大賞受賞者。今回出演の喬太郎や花緑の30年後って、どんな感じになっているだろうかとついつい想像してしまった。
この日も忠臣蔵より、講釈師は忠臣蔵が好きなんですね。でも赤穂浪士にとっては、荻生徂徠は味方だったのかどうか、はきりしないけど。
・ポカスカジャン「ボーイズ」
芸達者で、ネタも良く研究されているのは感心するが、いつもビミューに不快感が残る。
この日についていえば、監獄ロックを韓国ロックとしてパロディで演奏したが、途中朝鮮人が犬を食うシーンを入れていた。食文化というのは様々で、海外に行くと驚くような食材が沢山ある。日本人だってクジラを食べるとして非難されるケースがあるが、大きなお世話なのだ。
だから外国の食材について、それを蔑み笑いの材料にするというのは感心しない。このグループの持つある種のイデオロギー色が、どうもシックリこない。
・柳家花緑「笠碁」
NHK流にいうならば、花緑は今回の記念公演の大トリということになる。
順当な人選なんだろうが、私の経験ではどうも花緑の高座に「当たり」が少ない。
それと、この人は滑稽落語から人情もの、大ネタに至るまで何でもこなせるが、決定的な持ちネタがない。「花緑asNo.1」という演目が見当たらないのだ。
「笠碁」も決して悪くなかったが、中の出来。

3日目は少々批判的な内容になってしまったが、全体的には結構満足している。
不満の多いのは、性格が野村監督に似ているせいだ。

今回の記念公演を通してのMy大賞は、やはり柳家喬太郎の「心眼」で決まり。

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2009/04/27

カテゴリーの一部変更のお知らせ

次のカテゴリーを新たに追加しました。
【忠臣蔵の謎と史実】赤穂浪士の吉良邸討ち入りの史実にまつわる記事。
【聖書の謎】キリストの磔刑と、12人の使徒の行動にまつわる記事。

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「爆笑問題」の面白みが薄れた理由(国立演芸場 4/25夜)

前回に引き続き、国立・花形演芸会三十年「受賞者の集い」(4/25夜の部)に。他の寄席とちがって国立演芸場は、昼の部と夜の部の間が1時間半以上あり、通して見たいときに時間をつぶすのに苦労する。
今回は髪が伸びていたので近くの理容店でカットをしてもらい、ちょうど良い暇つぶしになった。床屋の主人としばしの落語家談義に花を咲かせる。
さて、夜の部の目玉は「爆笑問題」で、今回はトリでの出演となった。

国立の高座で初めて爆笑問題を見たのは、約10年ほど前になる。この間彼らは毎年この会には出演を続けていて、人気者になっても国立の高座を忘れないという姿勢は評価している。
しかし二人の漫才はといえば、年々面白さが薄れてきているような気がする。
もちろん並の漫才とすれば今でも十分面白いのだが、かつての腹を抱えるほどのものではない。
ここで、その理由(わけ)を考えてみたい。

第一は、やはりお笑い芸人としてのピークが過ぎたということ。お笑いの世界で面白さの賞味期限は、せいぜい頑張ってもおよそ10年位が限度と思われる。
例えばビートたけしやタモリ、さんまだって、今彼らがピンでお笑い芸をやっても少しも面白くないだろう。それが分かっているかから司会業に専念している。
爆笑問題も、最早そうした時期にさしかかっているのだろう。
第二は、一般にお笑い芸人はメジャーになるにつれ、毒が薄れてマイルドになっていく。TVの人気番組のレギュラーを持ち、CMにも起用されるようになると、次第にカゲキな芸を避ける傾向が出てくる。ある意味「守り」の姿勢が強まるのだ。
第三は、上記とも関連するがメジャーになるにつれ風刺の精神が薄れてくる。これは時事問題を笑いのテーマにする芸人の宿命なのかも知れない。
古くは漫才で一世を風靡したコロムビアトップ・ライトがそうだったし、横山ノックや上岡龍太郎らの漫画トリオも又しかりだった。
人気が高まれば収入も増え、ステイタスも上昇してくる。支配者層との接触も増してくる。
批判の切っ先が鈍ってくるのは避けられないのだろう。

【25日(土)18:00開演】
前座・柳家小ぞう「初天神」
今年二ツ目に昇進する前座だけあって、一日の長あり。身体は小さいが声は大きい。
・三遊亭遊雀「熊の皮」
このネタ、私の記憶では、かつては典型的なバレ噺だったのだが、近ごろはすっかりマイルドなオチになっている。ただし今のオチでは敷物が「熊の皮」である必然性はないわけで、いっそのことカーペットで演じた方が分かり易いだろう。本来は、熊の皮だから「女房が宜しく申しておりました」となるのだ。
それはそれとして、遊雀独特の世界(ワールド)に客席を引き込み、とても楽しい高座となった。
紆余曲折のあった遊雀の芸人人生、その節目節目にこの花形演芸会があり、そういう意味では特別の思いがあるのだろうと察せられる。
・だるま食堂「コント」
隣の席の男性客がしかめっ面をしながら見ていたが、彼女たちの芸は好みが分かれるのだろう。私は大好きだ。
笑いの芸として完全な型を持っており、変に客に媚びないところが良い。後は本人たちの年令との戦いだろう。
・瀧川鯉昇「長屋の花見」
こちらも独特の鯉昇ワールドの持ち主で、一度ハマルとなかなか抜け出せない。一種の中毒症状になってしまう。
一見「脱力系」だが、実は精緻に計算され尽くした演出だ。大家の飼い猫を店子が食べるというブラックユーモアをエピソードに入れて、この長屋の住人たちの生活を客に示唆している。タミフルのマクラから本題のオチまで、間然とするところが無い。

―仲入り―
・国本武春「赤垣源蔵徳利の別れ」
久々に武春節を聴いたが、独特の節回しに酔った。
浪曲を若い人に普及させたこの人の功績は大きい。これからまた浪曲の人気が復活するのではと予感させる。
・橘家圓太郎「お茶汲み」
人気は今ひとつだが、この人の芸は確かだ。何をやらせてもレベルに達している。
この日のネタは古今亭のお家芸なのだが、圓太郎は実に上手く演じていた。欲をいえば、この人の女形にもう少し色気が欲しい。
・爆笑問題「漫才」

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2009/04/26

国立・花形演芸会三十年「受賞者の集い」(4/25昼の部)

国立演芸場開場30周年記念 特別企画公演 花形演芸会 三十年 ―受賞者の集い―と銘打った長い長いタイトルの公演。花形演芸会も名称を変えながら30年、プログラムによれば今のようなスタイルに改めたのは平成7年からとある。
当初は観客が30人入れば良い方だったと書かれているが、確かに私が国立に行き出したころは、前売りなど買う必要はなかった。爆笑問題が出た会でも当日に入れたのが今では懐かしい。
今回の記念公演は3回に分かれていて、通しで見る予定にしている。
今日はその1回目。

【25日(土)13:00開演】
・前座 柳亭市也「子ほめ」
こうした落語会の前座というのは圧倒的に市馬の弟子が多いように思われるが、何か理由があるのだろうか。
・桂ひな太郎「酢豆腐」
古今亭志ん朝の高座の丸写しで、もう少し「自分」を出した方が良いではなかろうか。
一本調子なので平板な印象を与えるのも工夫を要する。
・昭和 のいる・こいる「漫才」
・柳亭市馬「首提灯」
今回出演の噺家の多くが、草なぎ剛の一件をマクラにしていた。あれで捕まるんじゃ落語家は全員逮捕されると言っていたが、その通りだろう。瑣末なことで厳しすぎると、息苦しい社会になってしまう。
さて「首提灯」、町人が侍にたて突く話は多いが、それで首を切られるというストーリーの珍しいネタだ。
見せ場は首と胴体が別々に動くという動作を示すところだが、ここが大変良く出来ていた。三遊亭圓生と同様に、顔が長く、動きのキレイな噺家向きの演目だ。

―仲入り―
・テツandトモ「コント」
売れたのは10年ほど前になり、近ごろはあまりメディアで見かなくなったが、相変わらずパワフルな舞台を見せてくれた。
過去の人になっていないのは、それだけ芸がしっかりしているからだろう。
・ナポレオンズ「奇術」
面白かったが客をいじり過ぎの感があった。できればまともなマジックを一つ見せて欲しかった。
・柳家喬太郎「心眼」
名人・文楽が亡くなったとき、このネタを墓場まで持っていかれたかと案じていたが、喬太郎の演出で立派に蘇り、いまや彼の持ちネタの一つになっている。
あんまの梅喜の蔑まされた人生と、眼が開いたときの爆発的な喜びと暗転。
梅喜と女房お竹とのしみじみとした夫婦愛を描いて、胸に迫る。
今回は時に出来が良かった。やはり国立のトリの喬太郎に、ハズレ無しである。

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2009/04/24

カテゴリーの一部変更のお知らせ

当サイトの過去ログの中で、シリーズで書いた記事を一つのカテゴリーにまとめましたので、お知らせします。
今回新たに設定したカテゴリーは、下記の通りです。
【思い出の落語家】かつて寄席で活躍した、思い出に残る落語家たち。
【寄席な人々】寄席や独演会などにまつわるエッセー。
【ツアーな人々】海外団体ツアーにまつわるエッセー。
【街角で出会った美女】海外の街で出会った美女にまつわるエッセー。
【ある満州引揚げ者の手記】近所に住む、かつて満州から引揚げてこられた婦人の手記。
【皇室の危機】皇室、特に皇位継承に関する記事。
以上

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今日の名言「裸になって何が悪い」

ご存知、SMAPの草彅剛が警察に捕まるときに吐いた言葉です。
「裸になって何が悪い」、この産経新聞も裸足で駆け出すほどの「正論」には、だれも反論できませんね。
べつに騒いだり叫んだりしなければ、深夜のひと気のない公園で裸になったって、他人に迷惑はかからないでしょう。
世の中には裸になることを生業に、裸になることによって生計を立てている人たちも少なくありません。
書店に行けばヘアーヌード写真集といった裸の本が山積みされ、それを何千円も出して買っていく人もいます。男性向けの雑誌では、グラビアにヌード写真は不可欠でしょう。
同じ裸でも、商売にしている場合は罰せらず、趣味で裸になると逮捕されるって、なんかヘンです。

銭湯や温泉に行けば、誰もが公衆の面前で裸になっています。
それでなくとも、宴会のたびに酔っぱらうと裸になる癖のある人が、必ず会社に一人や二人いたものでした。しかも踊りのサービス付き。でも警察に逮捕されたり、家宅捜索されたりという話は聞いてことがないですね。
この世の中、もっともっと悪いことをしている奴らがウヨウヨいますよ。
経歴を偽って選挙民を騙して知事になったり、ゼネコンから金を貰って公共工事に便宜をはからっていた議員とか、警察はもっと巨きな悪をしっかり取り締るべきではないでしょうか。

裸といえば思いだすのがブリジッド・バルドー。1950~60年代かけて活躍したフランス女優で、アメリカのマリリン・モンローと当時の男性の人気を二分しておりました。
愛称は「B.B.(ベベ)」、その名の通りあどけない表情と豊満な肉体が特長的でした。
初期の主演映画に「裸で御免なさい」という作品があり、バルドーがストリッパーの役を演じていて、とても面白かったですね。
もっとも学校の教師からは、「新東宝とバルドーの映画は見にいっちゃいかん」と注意されていましたけど。ダメだと言われると余計に見たくなるのが人情、同級生もけっこう見に行っていました。
なかには映画館で先生とバッタリという生徒もいて、お互い気まずい思いをしたようです。

同じ裸でも、一方は持てはやされ、一方は捕まる。世の中って不思議ですね。

そんなわけで下の画像は、BBことブリジッド・バルドーの懐かしい写真です。
Photo

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2009/04/23

世相三題

【寄生政党】
4月22日河村建夫官房長官が、「公明党から警告された」ので解散は都議選の時期を避けると言明。
こうなると、いよいよ自民党と公明党は「寄生政党」だね。どっちがどっちに寄生してるかって?それは双方で話し合って決めて。
「寄生」を辞書で調べたら、こうなっていた。
(1)異種の生物が一緒に生活して、一方が利益を受け、他方が害を受けている生活形態。害を受ける方の生物を宿主という。内部寄生と外部寄生とに大別される。
(2)自分で生活できずに、他の者を頼って生活すること。
ウン、なんかピッタリ。

【次は千葉のアノ男・・・】
4月22日、千葉の市長が収賄容疑で逮捕。
すると、次はいよいよアノ男かな。
ワクワク。

【草彅剛は肉食系だった】
警官A「署長、SMAPの草彅剛が赤坂の檜町公園で全裸で暴れているそうです。」
署長「じゃ、君が現場に行ってくれ。」
警官B「署長、若い男が六本木の路上を全裸で歩いているそうです。」
署長「じゃ、君が現場に行ってくれ。」
警官C「署長、若い女が日比谷公園で全裸で水遊びしているそうです。」
署長「じゃ、ワシが行く。」

草彅剛、いま「地上デジタル」推進大使をしてるんだそうだが、
これじゃ「恥毛ダシタル」だ。

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2009/04/22

【毒カレー事件】最高裁の判断に異議あり

和歌山市で1998年7月25日、夏祭りのカレー鍋の中にヒ素を混入、4人が死亡し63人がヒ素中毒になった毒物カレー事件で殺人罪などに問われた林真須美被告(47)の上告審判決で、最高裁第3小法廷は4月21日、1,2審の死刑判決を支持し、被告の上告を棄却した。これで林被告の死刑が確定する。5人の裁判官全員一致の判決だった。

今回の判決を平たくいえばこういうことになる。
・物証も無いし動機も不明だが、
・被告は限りなく怪しいので犯人と断定し、死刑とする。
つまり今回の最高裁の判決というのは、刑事裁判の原則である「疑わしきは罰せず」(又は「疑わしきは被告人の利益に」)を投げ捨てて、「疑わしきは罰する」という考え方に立ったもので、今後の刑事裁判全体に与える影響が大きい。

私たちが日常生活を送る中で、過去の数々の冤罪事件や、先日の痴漢事件での逆転無罪判決に見られるように、ある日突然容疑者として捕まり裁判にかけられる可能性がある。
こうした際の唯一の拠り所は、裁判所は「疑わしい」だけで犯人と断定することは有り得ないということだ。それが違うとなれば、これはある意味、大変恐ろしい社会だといえる。

今回の判決で最終的に事実として認定された事件は、以下の通り。
①【毒物カレー事件】
②【ヒ素入りくず湯事件】
③【ヒ素入り牛丼事件】
④【ヒ素入りうどん事件】
⑤⑥⑦【保険金詐欺事件】3件
全部で7件ある事件のうち、最も重要な①の事件を除けば、いずれも保険金を詐取することを目的とした事件だ(これらの事件についても弁護側は異論があるが、それはさておき)。
うち4件にヒ素が使われたという共通項があるにせよ、①だけは犯罪の性格が全く異なる。
仮に②~⑦が全て林被告の犯行だったとしても、だからといって①も同じだと断定するのは乱暴すぎる。

先ず今回の判決で「犯行動機が解明されていないことは、被告が事件の犯人であるとの認定を左右するものではない。」と述べている点について。
一般論ではそうかも知れないが、今回の事件のように物証が無いなかで犯人を特定するような場合、やはり犯行動機は重要な鍵となる。
金銭や恨みが動機であれば、特定の人物を殺害しようとして、たまたま周辺の人が被害に巻き込まれたということになる。
もし動機が無いとなれば、これはむしろ通り魔事件のような、不特定多数の人間を殺害することを目的とした犯罪ということになる。
もし後者であれば、金銭目当ての詐欺事件を繰り返したとされる林真須美被告の犯行とは認め難いということになろう。
だから林被告を犯人と断定する上で、犯行動機の解明は不可欠だったのではなかろうか。

今回の判決で、「林被告が犯人であることは(これこれの理由から)合理的な疑いを差し挟む余地のない程度に証明されていると認められる。」と断じたその理由について個別に検討してみたい。

理由その①【カレーに混入されたものと組成上の特徴を同じくする亜ヒ酸が被告の自宅などから発見されている】
真須美被告の自宅から押収されたという「亜ヒ酸」だが、そのうちの一つはマジックで「白あり駆除剤」と書かれたプラスチック容器に入っていたもので、事件発生後およそ2ヶ月経ってから捜査員によって発見されている。
林被告の名前が上がってきて、ヒ素だシロアリ駆除だと騒がれだしたのは、事件後の約1ヶ月後になる。もし彼女が犯人だったら、なぜこんな重要証拠を処分しなかったのか疑問が残る。そういうことには、抜け目のないタイプの人物だったはずだ。
もう一つの缶入り「亜ヒ酸」は、事件3年前に林夫婦が売却した友人宅から発見されており、確かに林被告の所有物であったかこれも疑問がある。
また夫の健治は当時白アリ駆除業を営んでいて、押収された亜ヒ酸が駆除剤として広く使われていたものであれば、特別の成分だとは断定できないだろう。

理由その②【被告の頭髪からも高濃度のヒ素が検出され、その付着状況から被告が亜ヒ酸などを取り扱っていたと推認できる】
夫の健治が自宅で白アリ駆除業を営んでいたのだから、妻の真須美に髪に駆除剤が付着していたとしてもさほど不自然ではなかろう。
まして検察の主張するように、ヒ素を使って保険金詐欺事件を起こしていたならば、髪の毛に付着していたのはむしろ当然だといえる。

理由その③【夏祭り当日、カレーの鍋に亜ヒ酸をひそかに混入する機会があったのは被告のみ】
事件当日、自治会の主婦らが午前8時30分頃にカレーをつくり始めてから、被害者らが午後6時頃にカレーを食べ始めるまで9時間以上もあり、そのあいだ交代でカレーの調理や見張りを務めた10人以上の主婦に加え、多数の人々がカレー鍋の周りを行き来していた。
この間、真須美被告だけが周囲に気付かれずに混入できたと断定するのは無理がある。
後からの再現で、分単位の行動が証言されているが、関係者全員がそれほど厳密に時間を記憶していたのだろうか。私から見ると驚異的な印象を受けるのだが。

理由その④【被告が調理済みの鍋のふたを開けるなどの不審な行動をしていたことも目撃されている】
判決では触れられていないようだが、目撃者の証言では真須美被告がフタを開けていたカレー鍋とは、「事件現場に2つあったカレー鍋のうち、亜ヒ酸が混入されていなかったほうの鍋」を指している。これだと決定的な証拠とは言い難い。
もう一つ、この目撃者の証言では真須美被告は「白い」Tシャツを着ていたと主張しているが、他の証人はみな「黒い」「黒っぽい」Tシャツだと証言している。これだと目撃者が他の人物と見間違った可能性もあるわけだ。

以上を勘案するなら、今回の判決がいうような「合理的な疑いを差し挟む余地のない」という断定は、あきらかに行き過ぎではなかろうか。

今、刑事事件については世の中全体が厳罰化の方向に動いている。私も犯罪抑止のためには死刑制度は維持すべきだという主張であり、厳罰化の流れも止むを得ないと思っている。
だからこそ、万々一にも罪のない人間が誤った判決で収監されたり処刑されたりすることは、絶対に避けねばならない。
犯罪の被害者になるのはもちろんイヤだが、容疑者や犯人にされるのはもっと困るのだ。
そうした観点からすると、今回の最高裁の判断には、大いに疑問が残る。

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2009/04/21

デヴィ夫人の「正当防衛」

わたしは昔からデヴィ夫人というのが嫌いだ。この人がワイドショーのコメンテイターなどで出てくると、TVを消すことにしている。碌な発言はしないし、第一顔を見るのもイヤなのだ。
しかし今回の右翼に対する実力行使には快哉を叫びたい。
4月19日午前、右翼が街宣車で彼女の自宅におしかけ街宣活動をした際、デヴィ夫人が2階から植木鉢3個を投げ、街宣車が破損させたというもの。
これはデヴィ夫人側の「正当防衛」である。

サラリーマン現役当時に取引先だった群馬県内のあるメーカーに右翼の街宣車が押しかけ、毎日朝から晩まで大音量の音声が流されたことがあった。
このメーカーは、かなり以前に産業廃棄物を敷地内に埋めて処理していた時期があり、当時はどの企業でもやっていたそうだが、違法には相違なかった。この情報をトラブルで退職した元従業員が右翼に持ち込んだ。
早速、右翼団体の代表者が会社にやって来て、公にしたくなけりゃ1億円出せと脅された。そんな金は出せないと断ると、街宣車による嫌がらせが始まったというわけだ。
この工場は直ぐに操業をとめて産廃物を掘り出し処理し、それを見た右翼は引き上げていった。
この企業の対応は正解だ。もし言われるままに金を出していたら、今度はそれをネタにゆすられただろう。

右翼にとって理由などどうでも良い。要は相手が企業であれ個人であれ、脅しの材料をつかめば街宣車で押しかけ嫌がらせを働き、後は相手が音を上げたところで金を要求する。
だから金になりそうな相手しかターゲットにしない。企業や資産家、政治家、芸能人などに目標を定めてくる。
それじゃ暴力団を同じじゃないかと言われるだろうが、元々日本の右翼団体の多くが、暴力団の隠れ蓑として生まれた。だから一卵性双生児なのだ。看板は別だが中味は一緒ということ。

右翼のもう一つやっかいなところは、警察が余程のことがない限り取り締らないということだ。
私たちがもし同じことをやれば即刻現行犯逮捕されることでも、右翼はお目こぼしになる。
デヴィ夫人が「今では右翼活動家より警察の方に怒りを感じている。」「騒ぎを聞いて4~6人集まってきた警察官は、街宣活動をやめさせようとした私を逆に羽交い締めにしたり、警察署での調べで私の方が被害者なのに加害者のように扱った。やり方が不愉快」と語っているが、これは事実だろう。
相手の脅しに屈せず、かといって警察は守ってくれないとしたら、自分の身は自分で守るしかない。
やはりこれは「正当防衛」なのだ。

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ドコを見てるのやら




コネタマ参加中: 思わずチラチラ見ちゃう?!気になって仕方のないもの


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ビーチバレー、かおる姫こと菅山かおる選手の試合を見つめる”熱心”なフアン。

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2009/04/20

IOC委員ってそんなに偉いんかい

2016年夏季五輪開催を目指す東京に対する4日間の現地調査を終えた国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会のムータワキル委員長が、今日ようやく離日しパリへ向かった。
毎日毎日、IOC評価委員会メンバーへのプレゼンやら接待やらの場面をニュースで見せられ、ウンザリしていたので帰国は大歓迎である。
それにしても、麻生首相やら石原都知事やら招致委員会のメンバーやらの、あの卑屈とも思える態度は一体なんだい。相手は国賓でもなんでもないのだ。
みんなお揃いのように気持ち悪い愛想笑いを浮かべて、石原慎太郎などはまるで揉み手をせんばかりの姿勢だった。いつものあの尊大な態度はどこへいったんだろう。
私がIOC委員ならかえって胡散臭さを感じて、東京を敬遠する。

IOC評価委員会は、五輪に立候補した各都市を巡り、現地調査を行い、報告書をまとめるのが仕事。
東京にオリンピックを招致したい人たちは、東京の優位性を説明して理解をして貰うのが仕事。
お互いビジネスであり、対等平等の関係だ。どちらかが一方的に愛想をふりまいたり、オベンチャラを言う必要は一つもない。
もしオリンピックの開催を引き受けてくれる国が無けりゃ、むしろ困るのはIOC側なのだ。こっちが接待して欲しいくらいだ。

東京が気に入らなけりゃ、シカゴでもリオでも好きな都市でやって貰えば良い。
オリンピックは未来永劫にわたり続くのだろうから、いずれそのうち順番が回ってくるさ。
日本だって、東京だけが都市ではない。大阪でも名古屋でも福岡でも、他にもっと適切な都市があれば、そちらで開催すれば良い。

オリンピックが来ないからといって、日本が引っくり返るわけではない。
それよりもっと身を入れなければならない大切なことが沢山あるはずだ。

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「落語101」百榮も萌え

4月19日横浜のげシャーレ(にぎわい座地下小ホール)で、第一回「落語101」が行われた。ネーミングから察しがつくように春風亭百榮と春風亭一之輔の二人会である。
若手の人気者の会とあって前売りは完売。客席は若い人から年配者まで幅広い層で埋まっていた。
この会は、元々一之輔から声をかけて実現したとのこと。確かに二人並ぶと、二ツ目の一之輔の方が先輩に見える。古典に限れば芸も一之輔が一枚上だろう。次代を担うホープであるのは間違いない。
この二人会、当初から5-6回と決めているのだそうで、理由は二人会を永く続けているうちにお互い仲が悪くなることがあるのだそうだ。

前座・春風亭朝呂久「狸賽」

Momoe・百榮「生徒の作文」
新作落語の古典ともいうべきネタだが、今は百榮が十八番(おはこ)としている。
百榮のチョットと呆けた味が、この演目と良く合うのだろう。とにかく面白い。聴いたことがない向きには一聴をお薦めしたい。
生徒の名前は演じる噺家の工夫になる。百榮は“S”の生徒を「千草忠夫」と名付けていたが、会場から反応がなかったのは残念。ご存知SM文学の巨匠である。あれなら「団鬼六」の方が観客に分かりやすかったかも知れない。

Ichinosuke・一之輔「あくび指南」
色っぽい女師匠を目当てに稽古に行くと、出てきたのはその亭主の男。さぞガッカリかと思いきや、一度あくびの稽古をつけて貰うとすっかりハマルが、さっぱり上手く行かない。
風流なあくび指南役と、そそっかしい江戸っ子の職人、この対比がネタの成否を決めるが、一之輔は独自のクスグリを入れて、とても面白く聴かせてくれた。
このネタをこれだけに仕上げるというのは、大した力量だ。
二ツ目には勿体ない。早く真打に昇格させたらどうか。

~仲入り~
・一之輔「花見の仇討ち」
マクラで本来は時節にあったネタだが、今年は桜が早咲きで時期遅れになってしまったという前置きから本題へ。
二席目はあまり手を入れず、オーソドックスな演出だったが、骨格のしっかりとした「花見の仇討ち」となった。この日の敵役の名前は「鈴々舎馬風」。

・百榮「寝床」
終わりに百榮は「素人義太夫でございました」と言っていたので、近ごろはそういうタイトルも使っているのだろうか。
「寝床」といえば名人文楽の極め付けと相場が決まっているが、志ん生の演出は違っていた。
文楽のほうは、義太夫の会に誰も来ないのに腹を立てた主人を、番頭が気を利かせて長屋の住人を説得して参加させ、主人の機嫌を直していくという演出。
志ん生のほうは、店立てをくった長屋の住人が全員で集まって善後策を講じている所に、番頭が来るという演出。この場で、住人や奉公人が、いかに主人の義太夫で苦しんできたかのエピソードが語られ、「寝床」のオチはカットされる。
どちらかのスタイルを選ぶかは噺家により、例えば橘家円蔵は文楽スタイル、亡くなった志ん朝は両方ともに演じていた。
百榮は志ん生スタイルで演じていた。未だ粗削りで完成度は低いが、これから磨いていく中で、百榮独自のクスグリも入って、新しい「寝床」に仕上るのではなかろうか。

隣席の(私より)年配のご婦人と言葉を交わしていたら、先日、桂小金治の独演会に行ったとのこと。感想を聞いたら「春風のようでしたよ」と述べておられた。
実にうまい表現だと、ただただ感心。

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2009/04/19

転んでも「美姫」

4月18日東京で行われたフィギュアスケート・世界国別対抗戦最終日フリー女子で安藤美姫(ミキティ)は、4回転ジャンプで転倒し5位に終わった。
安藤はこの日の競技、直前の6分間練習で転び右肩を痛めるアクシデントで、肩が抜けた状態になった。痛めた肩の状態を心配したモロゾフ・コーチは4回転回避を勧めたが、本人の「強い気持ちでトライ」したいという意向で果敢に挑戦したが、結果はSPから順位を下げて5位に沈んだ。
いよいよ来季は五輪シーズンを迎える。
今年復活のきざしが見えてきた安藤美姫の、オリンピックに向けての巻き返しを期待したい・・・

・・・とは、あくまでタテマエです。
転倒したっていいじゃないですか。それはそれで十分魅力的だ。
かつて札幌オリンピックの頃に、女子フィギュアスケーターとして活躍したジャネット・リンという選手がいた。彼女も競技中によく転んで、むしろ転ぶことがトレードマークになっていた感があった。金メダルこそ取れなかったが人気が高く、今でも伝説的な存在となっている。
美姫チャン、金メダルは浅田真央チャンに譲ろう。
それより五輪の本舞台でカッコウ良く転び、スポーツ史上に名を残そう。

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「新潮の捏造」にみる週刊誌ジャーナリズムの終焉

かつてTVで「サンデー志ん朝」という番組があった。タイトル通り、若かりし頃の古今亭志ん朝が毎週日曜日に司会をつとめたバラエティ番組で、番組の冒頭に「『サンデー志ん朝』はこれから放送でーす。」とアナウンスがあった。
いうまでもなく、週刊新潮の有名なキャッチコピー「週刊新潮は明日(本日)発売でーす。」のパロディである。谷内六郎の童画風のイラストが画面に写り、バックに「赤とんぼ」のメロディが流れていたあのCMで、年配の方なら覚えておられるだろう。
「週刊新潮」は1956年創刊いらいの老舗であり、常に週刊の代表的雑誌であった。

その週刊新潮が、2月5日号から4回にわたって、「実名告白手記 私は朝日新聞阪神支局を襲撃した!」とするタイトルで、襲撃事件の実行犯を名乗る島村征憲の手記を掲載した。
連載当初から、多くの関係者らから記事の信憑性に疑問が投げかけられていたが、新潮側は正当性を主張し続けていた。
しかし4月23日号で「手記が誤報だったことを率直に認め、お詫びする」とした早川清編集長名の謝罪記事を掲載した。
だがこの謝罪記事、「『週刊新潮』はこうして『ニセ実行犯』に騙された」というタイトルから分かるように、新潮側が騙された被害者であるとの内容だった。証言が真実だと思い込み、ニセ実行犯の手記をそのまま掲載したというわけだ。
しかしこの弁明はおかしい。第一、素人が書いた手記を編集者が手を入れずそのまま掲載するなどということは、常識では有り得ないことだ。プロの作家や記者が書いたものでさえ、書き直しを命ぜられたり手を入れられる世界である。
もっと言えば、いわゆる「手記」の多くが、実際には記者や編集者によって書かれるというのが普通なのだ。ニセ実行犯が謝礼を目当てに、編集者の誘導に従ったという辺りが真実なのだろう。
週刊新潮はいつまでもグダグダ言い訳をせず、あっさりと「捏造」を認めて責任を明らかにし、関係者に謝罪すべきだ。

週刊新潮の性格を「皇室、セックス、スキャンダル」と評した人がいたが、通常の新聞では扱わないような「色と欲」に係わる事件やスキャンダルを積極的にテーマにしてきた。
同時に、大新聞が掲載を避けていた「菊タブー」「鶴タブー」に挑戦し、皇室の裏話や創価学会のスキャンダルを積極的にとりあげ、週刊誌ジャーナリズムという分野を作ってきた功績は評価されて良い。

時代は、新潮が創刊された1950年代とは全く状況が異なってきた。もっとも大きな要素は、ネットによる情報の出現だ。
新聞などマスメディアが報じないニュースの裏側、政治家や芸能人らのスキャンダルなどは、日々ネットで情報が発信されている。書き手は素人だけではない。プロの文筆家や記者も書き手となっている。
ネットの利点は、ある情報とそれに対する全く逆の見方双方が見られるということであり、情報の選択ができるという点である。

こうなると、もはや週刊誌ジャーナリズムの出る幕が無くなってきつつあるのではなかろうか。詳しく調べたわけではないが、購読者(販売部数)も下降線を描いているのだろう。
今回の週刊新潮の捏造記事は、そうした週刊誌ジャーナリズムの焦りに起因しているのだと思われる。
そうして見ると、今回の事件は週刊誌という媒体の役割の終焉を告げることになるかも知れない。

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2009/04/18

【街角で出会った美女】コロンビア編

コロンビアと聞くと直ぐに頭に浮かぶのが、「コーヒー、麻薬、誘拐」でしょう。どうもコーヒー以外、あまり良いイメージがありません。
かつては「大コロンビア」として、今の南米北部から中米南部一体が全てコロンビアの支配下にあった大国でした。それがいまや、麻薬と誘拐がビジネスとして立派に成りたつ国になってしまいました。
次々と反米政権が生まれる中南米にあって、コロンビアは親米を代表する国家です。もっともアメリカに持ちこまれる麻薬の多くがコロンビア産だといわれていますから、いわば需要国と供給国という友好的関係なのかも知れません。
コロンビアの麻薬はけしからんと非難されると、彼らは決まって「買うほうが悪い」と反論します。確かに一理ありますね。

ゲリラだのテロだの内戦だのという危ない国ということで、最近まで日本からコロンビアに行くツアーが無かったのですが、ようやく国内も落ち着いてきてツアーが再開されました。
私たちのグループが、その再開ツアーの第一陣ということで少々緊張しましたが、観光した首都ボゴタ周辺を見る限りでは全くそうした危険性は感じられませんでした。むしろ一歩郊外に出ると、日本に似た田園風景が広がっており、懐かしさすら覚えます。
それでも街の中心部には沢山の警官が配置され、撮影していると警官が近付いてきて、公共の建物を写真に撮ってはいけないと注意を受けました。こっちとしては、どれが公共でどれがプライベートか分からず、神経を使いました。

面白いと思ったのは、宿泊したのは高級ホテルでしたが、いずれも洗面台の上にコンドーム(いくつもの!)が置かれていたことです。
どうやらこの国では、ホテルの必需品のようです。
ボゴタ旧市街は中世の重厚な建物が数多く残されており、見所は十分です。
国民性は明るくフランクで、気分良く旅行ができました。

コロンビアはまた美人の国としても知られています。
下の画像は、ボゴタ市内の大学の前で撮った写真で、女子大生だと思います。
顔をしかめているように見えるのは、この日はカンカン照りで気温も上昇していて暑かったせいでしょう。
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  (クリックで画像が拡大)

もう1枚はボゴタ市内の植物園で、園内の清掃をしていた女性です。
とてもキレイな人で、写真はOKだったのですが、撮影になるとすっかり照れてしまいました。そこがまた可愛らしいですけど。
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2009/04/17

「定額給付金」こそ行政のムダだ

区から定額給付金支給申請書が送られてきて、ここ数日我が家の電話が鳴りっぱなしだ。妻が参加しているサークルは圧倒的に老人が多く、申請手続きの方法が分からず、多少年令が若い我が老妻に問い合わせが舞いこんでいるのだ。
申請のために送付する書類というのは次の通りだ。
・申請書に署名、捺印したもの
・本人確認書類の写し
・金融機関口座の写し
そう難しくはない筈だが、高齢者にとってはこれが分からないらしい。
例えば「写し」だが、コピーをとった経験がないお年寄りには大いに難問なのだ。妻が電話で説明しているが、なかなかラチがあかない。
老人施設に入居しているが住民票はそのままだったので以前の住所の申請書が送られてきたり、ワケがあって夫婦や子供が別居しているなど、老人特有の問題も絡んでくる。
そうかといって、こちらが先方に出向き代りにやってあげるというのも、ことの性質上出来かねるのだ。

元々この制度に批判的だったので、受け取りを拒否しようとしたら、家族から猛反発をくらった。「お父さんが拒否するのは勝手だが、私たちは貰うからね。」などと言い出し、「お前たちはそんなにさもしいのか。」とやり返したものだから、家庭内が険悪になってしまった。全く迷惑な話だ。
家族の分は世帯主の私が申請し受け取るので、私だけ拒否というのは手続きが煩雑になるらしい。

定額給付金を支給するための事務費用を、政府は概算で825億円とはじいている。しかし実際にはこんな金額では済まないのではなかろうか。
申請の様式が整っているかどうか1枚1枚チェックせねばならず、もし不足や誤りがあれば再度申請者と連絡を取らねばならない。
支給が遅いといって窓口の職員が暴力をふるわれたりする事件も起きていて、自治体職員には気の毒としか言い様がない。
仮に費用が825億円で済んだとしても、これは何の足しにもならぬ全くムダな金だ。もっと有効な使い道がいくらでもある。

我が家の場合、年間に収める社会保険料と税金を合わせると、今回夫婦が受け取る金額の割合はわずか4%ほどだ。それだったら相殺処理してもらえば、収める手間も受け取る手間のいらず、ムダな費用が発生しないで済んだのだ。

定額給付金の受け取りを「さもしい」と言っていた麻生太郎首相は、支給されれば地元で買い物をすると言い出した。
麻生財閥の御曹司がなにをオッシャイますか。彼ほどの大金持ちが2万円くらいの金で消費行動をかえることは有り得ない。こういうミエミエのパフォーマンスは見苦しいだけで、これこそ「矜持の問題」なのだ。

どこやらの宗教団体の選挙目当ての思いつきに、日本中が振り回されている。
国民から集めた税金を国民に支給するというバラマキ政策、愚作ここに極まれりという所だ。

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2009/04/16

機体トラブルでGWメキシコ旅行がパー




コネタマ参加中: GWのエピソード教えて 【コネタマ選手権】


だいぶ以前のことになりますが、GWの並びが良くて1週間休めるので、メキシコにツアーで出かけることになりました。L.A.経由でメキシコに行き、マヤ遺跡を見て回るという旅です。
出国審査を終えてJALに搭乗、出発のアナウンスがあり飛行機が滑走路近くに移動して間もなくストップ。そのまま約2時間待たされたあげく、
「機内のエアコンが故障して、部品を取り寄せるのに一日かかるので、出発を24時間遅らせる。」
という案内があり、飛行機を降ろされました。
今度は出国審査をとおって、JALのカウンターに並び、その日泊ることになったホテルの宿泊券を受け取り、成田空港近くのホテルで宿泊となりました。

翌日、まったく同じ時間に空港に着くと、飛行機は予定時間通りに出発するときいて一安心。
ところがその続きが問題でした。旅行会社の係員の説明はこうです。
①成田-L.A.の飛行機は予定通り。
②L.A.~メキシコの便が全て満席なので、これからキャンセル待ちをかけるが、乗れない可能性もある。さらに翌日の予約も入れるが、最悪はメキシコに着けないことになるかも知れない。
③出発が遅れたので旅行日数が1日カットされる。このため予定通りにメキシコに着いてもメキシコシティとその周辺の観光はカットとなる。
④以上の条件でOKなら直ちに出発する。その代わり、一度成田を離れたら旅行費はいっさい返却しない。
⑤もしここで旅行をやめるなら、費用は全額返す。
結局、旅行を断念することにしました。

今と違って、その頃は海外に出かけるとなると、職場や親戚近所に触れ回り、お土産の約束をした人もいました。
特に困ったのは、当時アメリカに寄るということで、ポルノ雑誌を買って来てくれと職場の上司や同僚に頼まれ、前金まで貰っていたことです。
これじゃ休み明けに顔向けができなくなると、これが憂鬱でしたね。
帰宅しても、これからどこかへ行く気力も無くなり、そのまま1週間家にいました。

成田へ1泊2日の旅に終わったあの時のGW,苦い思い出として残りました。

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2009/04/14

【私のプチ自慢】飲み歩き




コネタマ参加中: あなたの“プチ自慢”を教えて!


こんなこと自慢になるか疑わしいですけど、いちど他人に話したら”スゴイ”と驚いてくれたので紹介します。

=下記の鉄道各駅全て下車し駅周辺の店で飲酒=
東海道山陽新幹線「東京~西明石の各駅」 
三河安城とか岐阜羽島とかシブイ駅も含まれているところがミソ。
中央線(総武線)「東京~立川の各駅」
阿佐ヶ谷アタリデ ヤス酒ノンダ。
山手線「1周全駅」
花の東京のど真ん中 ぐるり周るは山手線・・・♪

この他、全国35都道府県の各県庁所在地で飲酒。

50年間ほぼ毎日飲み続けて肝機能は異常なし。しかし経済損失は計り知れない。

なんだか書いているうちに恥ずかしくなってきました。
良い子は絶対に真似をしないように。

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2009/04/13

お知らせ

ただいま小休止をとっています。
再開は18日ごろを予定しています。

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2009/04/10

金正日が支える自民党政権

もし北朝鮮の核と拉致問題が無ければ、自民党政権はとっくに倒れていただろう。
自民党が危機を迎えると決まって、狙いすましたように北朝鮮がミサイルだか人工衛星だか飛翔体だかを発射してくる。その度に日本に落ちるぞ落ちるぞと大騒ぎして、政権の支持率が上がる。
小泉政権の高支持率も、数名の拉致被害者を帰国させたことが大きく影響した。
こうなると本当に金正日政権が打倒されると、一番困るのは自民党ではなかろうかと思ってしまう。
まさに「金正日大明神」サマサマである。

4月7日の自民党役員連絡会で、坂本剛二組織本部長も「国連で日本の主張が通らないなら、国連を脱退するとか、北朝鮮が核保有している限り、日本も核を持つぐらいのことを言うべきだ」と主張した。
北に対抗するために、日本を北朝鮮のような国にしてしまえというわけだ。もっとも北朝鮮だって国連脱退はしていないから、更に日本をカゲキな国家にして対抗しようという構想なのだろう。
軍事独裁国家志向という点については、北朝鮮と「同工異曲」である。

今年中に行なわれる衆院選だが、どうやら
・小沢一郎疑惑
・北朝鮮のミサイル発射
・バラマキ予算による大盤振る舞い
の3点セットで、自民党勝利に終わりそうだ。
最後の今年度予算だが、史上はじめて一般会計が100兆円を突破するもようだ。
ついこの間まで、予算がない予算がないと政府が言っていたのが、ウソみたいだ。
麻生首相は打出の小槌か金の生る木でも手に入れたかといえば、そうではない。原資は税金、つまり国民のフトコロから出ている。
なんのことはない、自分の金を自分で使うわけだ。
季節にちなんでいうなれば、「花見酒の経済」というところか。

「花見酒」、落語を知らない方のために、こんな噺だ。
花見の季節、二人の酒好きな男が酒屋で酒をツケで仕入れ、花見客にそれを売って、儲けを自分達の酒代にしようと企てる。
天秤棒に酒樽を下げ売りに出掛けたが、後棒を担いでいる男が酒の匂いにたまらなくなり、
”俺に一杯売ってくんねぇ。”
と言い出し、釣り銭として用意してあった十銭を差し出し酒を一杯飲む。
見ていた相棒もたまらなくなり、受け取ったばかりの十銭を後棒の男に渡して、一杯飲む。
後棒の男は、その十銭でもう一杯買って飲み、またその十銭で相棒が一杯買って飲み・・・。
十銭の金が二人の間を行ったり来たりしているうちに、気が付いた時には酒樽は空。
後には、最初の元手の十銭と、酒屋への借金だけが残ったというお話。

定額給付金だなんだと色々と恩恵を受けて喜んでいたら、気が付いた時には赤字国債という膨大な借金だけが残されていた。
そんな事にならなきゃ良いが。

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2009/04/09

美人「すぎる」ってナンダイ?

近ごろよく耳にする言葉に「美人すぎる」というのがある。美人は分かるのだが、後ろの「すぎる」というのが良く分からない。
一般化したのはどうやら、八戸市議である藤川優理(ゆり)に対して、ネットでもてはやして使われるようになったのがキッカケのようだ。
だいたい「すぎる」とつけると誉め言葉ではなくなり、どちらかというと批判的な、否定的な言い方になる。
例えば
「頭が良すぎる」
「人が良すぎる」
「話が上手(うま)すぎる」
などなどだ。
奥さんに「あなたは早すぎる」と言われたら、これはもう完全な侮辱だし。

六十有余年の人生で、美人だと思う人には2人しか会わなかったもので(女房には君を入れて3人とウソをついている)、美人すぎるという藤川ゆりという人の画像を検索してみたら、下の写真が出てきた。
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感想としては、美人「すぎない」というのが私の見立てだ。

議員と名の付く人は国と地方を合わせれば、およそ6万人に達する。その中には色々な人がいるだろう。
過去にも美人議員ともてはやされて、週刊誌のグラビアなどに紹介されていた人がいた。
そういう人ほど、容姿で選挙に受かったと思われるのを嫌い、美人であることを売り物にしてこなかった気がする。
藤川優理の場合、恐らく美人であることを広く宣伝する仕掛け人がいて、マスメディアへの露出を増やし、人気を煽ったのだろう。
写真集やらDVDやら、市議としていささか矜持に欠けると思われるが、どうだろうか。
そう考えると「美人すぎる」という表現に、なにやら彼女を侮蔑する意味合いが込められているのかも知れない。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。
やはり「すぎる」のは良くないのだ。

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2009/04/08

「上原さくら夫逮捕」なぜ被害者の氏名を公表しない

タレント上原さくらの夫で、アパレルメーカー社長の遠藤憲昭容疑者が3月4日、東京・北青山のフェンディで行われた放送作家兼プロデューサーのおちまさとと、タレントの越智千恵子のウエディングパーティーで、カメラマンを殴ったとして、警視庁赤坂署に暴行で現行犯逮捕されるという事件があった。
調べによると遠藤容疑者は、上原とおち夫妻との3ショットの記念撮影を撮影しようとしたところ、取材中の週刊誌カメラマンに「邪魔だ」などと手で頭をよけられたことに怒り、左こぶしでカメラマンのみぞおちあたりを1回殴り、倒れ込んだカメラマンが起きあがらなかったことから会場関係者が通報、現行犯逮捕されたとのことだ。

たいした事件ではないし、加害者が有名人でなければ報道もされなかったろう。
ここで不思議なのは、被害者の氏名や所属する会社名が一切公表されていないことだ。いくつかのニュースを調べたが一様に氏名が伏せられているところから、恐らく警察が発表していないのだろう。
なぜだろうか。
未成年者や性犯罪など特別のケースを除き、通常の刑事事件では被害者の氏名、職業、年令などが公表される。なかには事件と関係のない被害者やその家族のプライバシーまで書き立てられ、二重の被害にあうというケースだって決して少なくないのだ。
なぜ今回に限り、これほど関係者の個人情報は明らかにされているのに、被害者の氏名だけが公表されていないのだろう。

察するに、被害者がマスコミ関係者であり、しかも落ち度があったからではなかろうか。
取材に来ていて、出席者に対し「邪魔だ」などと手で相手の頭をよけたとしたら、そっちこそ問題だ。一発ぐらい殴られて当然である。そうしたカメラマンを雇っていた雑誌社にも責任はある。だから警察に氏名の公表を控えるよう要請した、とまあこんな事情だろうと推測できる。
警察官の不祥事では、しばしば氏名が公表されないが、それと同じ理屈だ。
これが一般の人だったら、名前が出ていたはずだ。

被害者の氏名などの公表には、一定のルール化が必要だろう。
例えば、
・事件の報道や捜査に際し、被害者の氏名を明らかにする必要性がない場合
・被害者やその家族が氏名の公表を拒んだ場合
は、公表しないというようなルール化である。
また氏名を公表する場合でも、捜査上特に必要性がない限り、被害者の年令、職業や家族構成などは明らかにすべきではない。
そうしたルールが確立されないまま、警察やマスコミが恣意的に公表するかしないか決めているとしたら、これは問題だ。

被害者の権利が叫ばれている今日、氏名などの公表に歯止めが求められるだろう。

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「地デジ化」という弱者いじめ

昨年の夏ごろからだろうか、我が家のTV画面の右上に「アナログ」という表示が現れるようになった。NHKの場合、綜合、教育、衛星放送など全ての番組に表示がされている。
言うまでもない、「お前の家は未だにアナログ放送を受信しているので、早く地デジに切り替えろ。」いう嫌がらせだが、TV局はどうしてこんな脅迫まがいの手口を使うのだろう。
我が家のTVは今でも、アナログ、厚型、スタンダードという「TV弱者」だ。
いちいちTV画面で警告されなくとも、自分のところがアナログだという事は百も承知なのだ。でも何ひとつ不自由はしていないし、地デジに切り替えなくてはいけない義理もないから、そうしているだけなのだ。
放っといて欲しい。

デジタル放送を決して否定するものではない。
ただ、自分がデジタルだから、あなた方もデジタルにしろという強制に納得がいかないのだ。
総務省は「2011年7月24日までに現行のアナログテレビ放送を終了する。」と勝手に決めてしまった。
今はアナログとデジタルが共存し、視聴者が自分の判断でどちらかを選んでいる。それで良いのではないか。
なぜアナログ放送を終了してしまうのか、選択肢を奪い強引に全てを地デジ化する、そこが問題なのだ。

それでは総務省のHPから、「なぜデジタルなの?」の解説を見てみよう。
【引用始め】
・多様なサービスを実現
現代の生活のなかで最も身近な「テレビ」もテレビのデジタル化によって、今までにない多様なサービスを実現します。
地上デジタルテレビ放送では、デジタルハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、双方向サービス、高齢者や障害のある方にやさしいサービス、暮らしに役立つ地域情報などが提供されています。
また、携帯電話、移動体向けのワンセグサービスも開始されています。
・電波の有効利用
電波は、もう、目いっぱい使われています。
通信や放送などに使える電波は無限ではなく、ある一定の周波数に限られています。現在の日本では、使用できる周波数に余裕がなく過密に使用されています。
デジタル化すればチャンネルに余裕ができます。
デジタルテレビ放送では大幅にチャンネルを減らすことができます。空いた周波数を他の用途への有効利用が可能になります。
・世界の潮流
地上デジタルテレビ放送は1998年にイギリスで最初に開始されました。現在は欧米ではアメリカ、ドイツ、イタリアなど、アジアでは韓国、中国、ベトナムなど、世界の20以上の国と地域で放送されており、デジタル放送は世界の潮流となっています。
・情報の基盤
地上デジタルテレビ放送対応テレビをネットに接続し、より多くの情報を得ることができます。テレビをデジタル化することで、誰もが情報通信技術の恩恵を受けられるような社会にすることは国の重要な未来戦略であり遅らせることのできない施策です 。
【引用終り】

【反論】
(1)TVに高画質、高音質を求めるかどうかは、利用者の趣味の問題だ、現状で十分だという人の意見は無視するのか。TVの双方向サービスとやらも、大きなお世話である。
(2)暮らしに役立つ地域情報というのは、通信技術の問題ではなく、コンテンツの問題だ。デジタル化によって番組内容が向上するわけではない。
(3)空いた周波数を他に有効利用とあるが、現在どんな障害が起きていて、将来どんな事に利用しようとしているのか、それが国民生活にとってどれだけ有効なのか、全く説明がない。
(4)世界で20カ国ということは、未だ世界の1割しか導入されていないということだ。なぜこれが「世界の潮流」と決め付けられるのか、意味不明である。
(5)地デジをネットに接続とあるが、これなど噴飯ものだ。別にTVを接続しなくとも、利用者としては何ら痛痒を感じない。
(6)これらの説明はいずれもデジタル放送の特質を述べているもので、アナログ放送を終了させる理由は一切触れられていない。
以上のように総務省は、理由にもならない三百代言を並べ立て、「御上の威光」を振り回して全国民に地デジを押し付けようとしている。

こうした総務省の強引な手口の裏には、隠された理由があるのだろう。
これは推定だが、恐らく次の二つだと思われる。
(1)総務省官僚の放送産業への天下りの確保。
(2)デジタル化推進議員に対する電気・通信産業からの政治献金。
早く言えば、国会議員の金集めと官僚の天下りのために、私のようなTV弱者を犠牲にしようとしているわけだ。
それを「高齢者や障害のある方にやさしいサービス」のためなどと、心にもないことをほざいている。
こういうのを「お為ごかし」という。

総務省の「2011年7月24日までに現行のアナログテレビ放送を終了する」という方針を撤回することを、強く要求する。

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2009/04/06

阪神フアンは「メンチ」にもう少し辛抱を

4月5日の大阪ドーム球場の阪神応援団から、途中交代したメンチ選手に「もう(アメリカへ)帰っていいぞ!」のヤジが飛んでいた。無理もない。開幕スタメンに起用されながら好機に凡退を繰り返し、ここまで3三振、8フライの無安打。「メンチ」勝つどころか、「メンチ」フライだと揶揄される始末だ。
しかし、これまでの成績だけでもう使い物にならないという烙印は、少し早すぎるのではなかろうか。

1983年5月の神宮球場での阪神-ヤクルト戦で、スタメンが発表されると3累側から溜め息がもれた。「7番、ライト、バース」と場内放送されたのだ。
ランディ・バース、その年に入団したが極度の不振で打率は1割台、おまけに足は遅いし守備は下手、打てず守れず走れずの典型的なダメ外国人選手だった。
試合が始まって間もなくライトにフライが飛びバースがキャッチすると、フアンは「バースが捕った」と胸をなでおろす始末だ。
それが2か3打席目にバースが二塁打を打ったときは、阪神応援席は「おい、バースが二塁打を打ったぞ」と大騒ぎだった。結局この試合でバースは確か3安打を放ち、この日がきっかけになって、タイガースの中心バッターにすわっていく。
1985年の阪神優勝は、バースの活躍なくしては語れない。
巨人で活躍したクロマティだって、最初の頃は内野ゴロの山を築き、「ゴロマティ」と呼ばれていた。
外国人選手は、何かのきっかけで大化けする場合がある。

今年の阪神の打線についていえば、真弓監督の構想の中心に「6番、ライト、メンチ」があることは確かだ。鳥谷を3番に上げ、新井をサードにコンバートして5番にすえたのも、全てメンチが6番に固定できると踏んだからだ。
もしメンチが使えないとなれば、真弓構想は根本から練り直しとなる。
そうであれば、いま少し見守ろうではないか。
メンチの現状は日本人投手にてこずり、変化球には身体がつっこみストレートには振り遅れるという状態だ。打ちたいという焦りが悪循環を生んでいる。だから、一つ良い結果が出れば、様変わりする可能性があると考えたい。
切るのはいつでも切れる。
だからタイガースフアンよ、もうしばらく辛抱してみようではないか。

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国立演芸場4月上席(4/5)

昨日に引き続き満開の最高裁判所の桜を横目で眺めながら、国立演芸場30周年記念の4月上席へ。

・〔前座〕柳亭市也「子ほめ」
・三遊亭金時「唖の釣り」
金時がハナとは贅沢な寄席だ。得意のネタでいつ聴いても面白い。どっしりとした高座姿が良い。
障害者を扱う演目はどうしても敬遠されがちだが、これも日本伝統芸能の一側面でもある。それと、障害者への暖かい眼差しがあることを忘れてはならないだろう。
・柳家亀太郎「三味線曲弾」
こちらも、いつ聴いても見事。欠点は声が悪いのと色気がないこと。
・柳亭市馬「長屋の花見」
この時期の定番だが、これがなかなか難しいネタなのだ。下手な人がやるとさっぱり面白くない。
近年では先代小さんが極め付けだったが、市馬はその柳家のお家芸をしっかりと受け継ぎながら、独自のギャグを織り込んで実に楽しい「花見」に仕上げていた。
市馬がお目当てのフアンは大喜び。
・宝井琴柳「笹野権三郎『海賊退治』」
浪曲と講談は一にも二にも声だが、琴柳の潰れたような声は聞きづらい。
・桂南喬「富士詣り(参り)」
珍しいネタの落語で、ストーリーは、
江戸時代には富士山信仰もあり、講中でそろって富士山に登っていた。先達と呼ばれるリーダーを中心に登山するのだが、今と違って当時は裾野から歩いて登ったので大変だった。
疲れたと愚痴を言い出す人たちに、先達は「五戒を破った者は天狗が出てきて罰せられる」と脅かす。「物を盗む」「姦淫を行う」などの罪を犯すと、天狗に股を裂かれたりするというわけだ。
誰しも一つや二つ覚えはあるので、次々と懺悔話が出てくるが・・・。
地味だが確かな芸の持ち主の南喬らしい、ユッタリとした高座だった。

~仲入り~
・青空球児・好児「漫才」
実に久しぶり。好児は現職の世田谷区議だそうだ。
コンビを組んで43年の年輪と、いつまでも若々しい芸が持ち味で、会場を沸かしていた。
・古今亭志ん橋「出来心」
このネタは、主人公の泥棒にトボケタ味が出せるかどうかが勘所で、現役では小三治が十八番としている。
志ん橋は喋りが一本調子なため、どうしてもトボケタ感じが薄くなる。
・江戸家小猫「物真似」
今秋、いよいよ四代目猫八を襲名の運び。父親は物真似はもちろん、語りが上手かった。
喋りの芸も磨いて、先代に迫って欲しい。
・入船亭扇橋「心眼」
いつも滋味溢れる高座で楽しませてくれる扇橋だが、さすがに衰えを感じるようになった。
演じている内に話が前後してしまい、修正しようとすると同じ会話が繰り返されるというシーンが2回あった。咄嗟に言葉が出てこなくなる場面もあり、今の状態では長丁場は難しいと思われる。
寂しい話だが、これは致し方ない。

トリが少々残念だったが、バラエティに富んだ充実の一日となった。

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2009/04/05

国立演芸場4月上席(4/4)

4月の国立演芸場は30周年記念と題して、上席は落語協会による日替わりプログラムとなっている。桜が満開の4月4日(土)、知人の奥さんが出展している絵画展を見に新国立美術館に行った後、演芸場に足を運ぶ。

・〔前座〕三遊亭玉々丈「金明竹」
芸名が「タマタマ」ではTVに出られないのではと、余計な心配をしてしまう。爽やかで明るい語り口に好感が持てる。将来性あり。
・蝶花楼馬楽「替り目」
いま落語協会だけで真打がおよそ170人いるが、そのなかで常に寄席に出ている噺家は一握りと言って良い。一度も高座を見たことが無い真打も少なくない。落語界もまた大きな格差社会なのだ。
寄席といえども興行だから、いくら実力があっても人気(集客力)が無いと声が掛からない、厳しい世界だ。
馬楽は一席終わった後で「深川」を踊ったが、下座のお姐さんの声の良さにウットリした。近ごろ音曲の芸人に美声が少なく、いっそこの日のお囃子の人を高座に上げたらどうだろうか。
・松旭斎美智・美登「奇術」
・入船亭扇遊「人形買い」
入船亭の折り目正しい芸風に扇遊の明るさが加わり、いつも楽しい高座を見せてくれる。「壷算」にストーリーが似ているが、こちらは店の小僧が陰の主役だ。時間の関係でカットされていたが、是非フルバージョンで聴きたいネタだ。
・宝井琴調「寛永三馬術より」
東京港区にある愛宕神社に上がる石段は、「出世の石段」と呼ばれているが、これは講談の「寛永三馬術」の曲垣平九郎の故事にちなんでいる。
季節感あふれる演目で、琴調が明るく語る。
・春風亭一朝「蛙茶番」
ここでバレ噺というネタの選定は、どうだったのだろうか。

~仲入り~
・内海桂子「桂子ひとりごと」
ますます元気。「奴さん」の踊りのサービス付き。あと10年はやれそうだ。
・古今亭志ん駒「漫談」
いつもの漫談。
・大空遊平・かほり「漫才」
喋りが一本調子なため単調になる。もう少し「間」のとり方に工夫が必要ではなかろうか。
・春風亭小朝「親子酒」
毎回お馴染みのマクラ。オバマと麻生とローマ法皇の落下傘のジョークは面白かった。
それと、食事のマナーとベッドでの行動には相関関係があると言っていたが、小朝自身はどうなのだろうかと、ついつい考えてしまった。
茶碗で酒を一杯飲むごとに、一杯分ずつ酔いが深くなっていく描写で「親子酒」を。小朝は酒を飲めないそうだが、酔っ払いの仕草は上手い。

のんびりとした春の一日に相応しい、緩めの寄席。

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2009/04/04

HOME-9(ほめく)アクセスランキング・2009年1-3月

久々の当ブログへのアクセスランキング解析結果です。この時期は「みぞうゆう」(良い子は真似しないで)の世界的不況に突入した時期ですが、アクセスの傾向はどうだったでしょうか。

【画像アクセスの比率】
当ブログに、全アクセス中の画像検索でアクセスしてきた割合は
39%
でした。
たった1%の記事に、4割のアクセスが集中していることになります。
やはり現状では、ネットの利用が圧倒的に画像や映像が中心であることが分かります。
雑誌であればグラビアを見て記事も読みますが、ネットの世界では画像を見に来る人は、殆んど記事を読まない傾向があり、この点は残念です。

【記事別BEST10】
ページ別アクセス数から画像へのアクセス、トップページ、プロフィール、各カテゴリーを除いた記事別のアクセスランキングです。
1. 中川財務相とアル中
2. 「御手洗」さんでも水に流せない
3. 「金賢姫と面会」は疑問だ
4. 日本映画の秀作「おくりびと」
5. 三人集~市馬・談春・三三~昼の部
6. 【寄席な人々】“笑点”の功罪
7. お父さんたちの永遠のアイドル「アグネス・ラム」
8. 米原万理さん、さようなら
9. 【街角で出会った美女】イスラエル編
10.【ツアーな人々】当世海外買春事情
1位に輝いたのは中川元大臣の泥酔記者会見の記事でした。記事単独のアクセスで4桁を越え、歴代でもBEST10に入るでしょう。厳しい批判により、その後辞任となったのはご存知の通りです。ダメ二世の典型ですね。
2位は、キャノンの御手洗会長と「大光」大賀社長との疑惑をとりあげた記事で、2007年12月にアップしたものですが、この事件が今年になってクローズアップされ、再びこの記事に注目が集まったものです。
大企業のトップというのはどこでも、自分のスキャンダルを潰してくれたり裏金を作ってくれたりする人物を重用していて、その見返りに色々な形で謝礼を渡すというのはごく一般的に行われています。
かつては日経連会長の職にある間は、そうした疑惑を招く行為は極力避けていましたが、この点で御手洗会長は失格であると言えます。
3位は、金賢姫元北朝鮮工作員と拉致被害者田口さん家族との面会に疑問を挟んだもので、歓迎ムード一色の中で一石を投じたことが評価されたのでしょう。金賢姫によって殺害された115人の犠牲者とその遺族のことを考えれば、手放しで歓迎というわけには行かない、というのが私の見解です。
4位の「おくりびと」、これも以前の記事ですが、今年めでたくアカデミー賞を受賞し、この記事も再び陽の目を見ることになりました。
5位は、3人の人気噺家の落語会の記事ですが、「夜の部」を併せると3位に入ります。6位の笑点の記事といい、昨今の落語ブームの反映でしょうか。
8位の米原万理は、当ブログの超ロングセラーで、3年経っても一向に人気が衰えません。
9位は、今年始めたシリーズですが、イスラエルのガザ地区への侵攻が日本国内でも大きな関心を呼びました。イスラエルに関しては過去にも何本かの記事を書いていますが、現在我が国の一部から先制攻撃論が主張されています。イスラエルの現状は、先制攻撃論がどこに導くのかを端的に示していると思います。
7位と10位は色物で、これも当ブログのジャンルの一つです。

【検索ワード】
画像以外の検索で、どんな用語で検索しこのサイトを訪問したのか、そのランキングです。
1. 半井小絵
2. 大光/大賀規久
3. 中川昭一/アル中
4. 叶美香
5. 浅尾美和
6. おくりびと
7. 金賢姫
8. ほしのあき
9. 米原万理
10. 柳家喬太郎
1位の半井小絵は、当ブログスタート以来不動のトップを保っています。この人気はナンなんでしょう。
4位の叶美香、5位の浅尾美和、8位のほしのあき、共に常連です。
2,3,6,7位は、トピックスとの関係です。
9位の米原万理も常連。
10位に喬太郎が初のランクイン。当ブログでは、談春の人気を上回っています。

【検索サイト】
画像を除くワード検索にあたり、どこのサイトを利用したかのランキングです。Googleの強さが目立ちます。
1 Google   49.7%
2 Yahoo    39.1%
3 goo     5.9%
4 BIGLOBE  3.7%
5 MSN    0.8%

【閲覧時間】
トップページを除いた一人当たりの平均滞在時間です。通常は2~3分程度ですが、かなり長時間閲覧されている記事もあります。
1 刑法39条の廃止を 2時間20分36秒
2 「代理出産」は禁止が妥当 1時間44分24秒
3 少子化対策に「膣ケア」が有効 1時間14分44秒
4 宗教法人の財務を公開させよ 1時間13分24秒
5 柳家喬太郎独演会「前座噺特集その2」 1時間04分25秒
6 小池百合子防衛大臣の解任を求める 56分35秒
7 ブッシュと金正日の「手打ち」が近い? 47分52秒
8 ある満州引き揚げ者の手記(二)吉林 35分21秒
9 国交省の責任が問われる『耐震強度偽装』 15分57秒
10 首相の「株屋は信用されていない」発言はその通り 15分09秒
時間をかけてじっくり読んで頂けたのは嬉しいですが、なかにはなぜこんな長時間をかけて、というような記事も混ざっています。
1位の刑法39条の廃止、2位の代理出産の禁止、4位の宗教法人の財務公開は、いずれも意見の別れるテーマだと思います。
8位の「ある満州引き揚げ者の手記」シリーズは、地味ながらコンスタントなアクセスが行われていて、喜ばしいことです。
3位は、いったいなぜ?

【プロバイダー】
訪問された方のプロバイダーのランキングです。
プロバイダーのシェアがそのまま出ていると思われます。
1 ocn.ne.jp  17.5%
2 bbtec.net   8.6%
3 dion.ne.jp   6.6%
4 infoweb.ne.jp  6.1%
5 plala.or.jp   5.2%
6 mesh.ad.jp   4.6%
7 home.ne.jp   3.4%
8 so-net.ne.jp  3.3%
9 ucom.ne.jp   2.6%
10 eonet.ne.jp  2.2%

【OS(端末)】
これもOSのシェアそのものでしょう。
1 Windows XP  65.0%
2 Windows Vista  19.8%
3 MacOS-X      5.2%
4 MacPowerPC   3.1%
5 Windows 2000   2.8%

【アクセス地域】
単純に人口比率だけではない所が面白いですね。
1 東京    32.7%
2 神奈川   7.7%
3 大阪    7.4%
4 愛知    5.0%
5 千葉    4.0%

【国・言語】
1 Japanese  97.0%
2 English    2.4%
3 Chinese   0.4%
4 Korean     0.1%
当ブログの国際化はまだまだですね。

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2009/04/03

「姫」と「妖精」

よく幽霊とTUBEは夏に出るといわれますが、ブログのアクセスにも季節感は影響します。
特に画像へのアクセスでは、ここの所めっきり暖かくなると、ビーチバレーの浅尾美和へのアクセスが急増してきました。やはりあの格好は、寒い時期には似合わないんですかね。
彼女の画像へのアクセスは毎年5桁を超える、当ブログのドル箱(お金になりませんが)の中のひとつです。今年は元女子バレー全日本代表の「かおる姫」こと菅山かおるがメンバーに加わり、「妖精」+「姫」で、ますます盛況間違いなしですね。

女子ビーチバレーという競技、一応スポーツには違いないでしょうが、かつて流行った女子プロレスみたいな見世物的要素をついつい感じてしまいます。
以前パナマに行った時に、飛行機が遅れてロビーで3時間ほど待たされたのですが、その間TVモニターでずっと女子ビーチバレーの試合が放映されていました。
パナマでも人気が高いようで、大型画面に食い入るように観ている人が沢山いましたが、殆んど男性でしたね。あれが男子の競技なら、きっと見向きもしないでしょう。

そんなわけで、「姫」と「妖精」のツーショットの画像を紹介します。
それにしても浅尾美和のアンダーですが、競技中にずり落ちてくることは無いのでしょうか。
とても心配です。

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2009/04/01

森田健作を「公選法違反」で逮捕すべし

3月29日行われた千葉県知事選で初当選した元衆院議員の森田健作(本名「鈴木栄治」)は、以下の事実により公職選挙法第235条に違反している疑いが濃厚である。
捜査当局は直ちに森田健作を同容疑で逮捕すべきだ。
在宅起訴という選択肢もあるが、証拠隠滅の恐れが十分あり、やはり逮捕勾留が適当だと思われる。

【事実1】
森田健作は現在、自民党東京都衆議院選挙区第2支部長(東京都中央区)を務めている。
【事実2】
森田健作は選挙期間中、自らは「完全無所属」であることを選挙民に度々公表していた。

【公選法の罰則】
(虚偽事項の公表罪)
第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。

【容疑】
「その者の政党その他の団体への所属」に関し「虚偽の事項を公にした」ことにより、公選法第235条(虚偽事項の公表罪)に違反した容疑。

過去の例からも「虚偽事項の公表」は厳しく罪に問われている。
過去には学歴を偽って罪に問われ議員辞職した例もあり、今回の森田のケースも厳正な捜査が求められる。

この他にも収支報告書によれば、森田が支部長をしている自民党支部は、04~07年に計1億6185万円の企業・団体献金を受け、同じ時期に計1億5030万円を森田が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。この資金の流れや使途についても解明が待たれる。
それとは別に、森田自身が代表を務める政治団体が2005年と06年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から献金を受けていたことも判明している。
これは改正前の政治資金規正法(企業・団体献金の外資規制)に抵触した可能性があり、この点も今後取調べが進むことが期待される。

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