森田健作を「公選法違反」で逮捕すべし
3月29日行われた千葉県知事選で初当選した元衆院議員の森田健作(本名「鈴木栄治」)は、以下の事実により公職選挙法第235条に違反している疑いが濃厚である。
捜査当局は直ちに森田健作を同容疑で逮捕すべきだ。
在宅起訴という選択肢もあるが、証拠隠滅の恐れが十分あり、やはり逮捕勾留が適当だと思われる。
【事実1】
森田健作は現在、自民党東京都衆議院選挙区第2支部長(東京都中央区)を務めている。
【事実2】
森田健作は選挙期間中、自らは「完全無所属」であることを選挙民に度々公表していた。
【公選法の罰則】
(虚偽事項の公表罪)
第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
【容疑】
「その者の政党その他の団体への所属」に関し「虚偽の事項を公にした」ことにより、公選法第235条(虚偽事項の公表罪)に違反した容疑。
過去の例からも「虚偽事項の公表」は厳しく罪に問われている。
過去には学歴を偽って罪に問われ議員辞職した例もあり、今回の森田のケースも厳正な捜査が求められる。
この他にも収支報告書によれば、森田が支部長をしている自民党支部は、04~07年に計1億6185万円の企業・団体献金を受け、同じ時期に計1億5030万円を森田が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。この資金の流れや使途についても解明が待たれる。
それとは別に、森田自身が代表を務める政治団体が2005年と06年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から献金を受けていたことも判明している。
これは改正前の政治資金規正法(企業・団体献金の外資規制)に抵触した可能性があり、この点も今後取調べが進むことが期待される。
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森田健作氏は、小沢代表秘書以上に、悪質になります。このような件を見過ごすとすることは、もう日本も終わりと言うことでしょうか。いまだに、マスコミは知らんふりをしております。
投稿: arokuyo | 2009/04/01 14:28
4年間で3億以上というのは小沢一郎を凌ぐんではないでしょうか?
それもさることながら、石原慎太郎と抱き合い、東京オリンピック招致を成功させようなどと税金の無駄遣いを声高に叫ぶような男に、閉鎖された銚子病院再開などできるんでしょうかね・・・
所詮はタレント議員。
庶民感覚とは程遠い人間ですよ。
投稿: nikonfe | 2009/04/01 16:03
arokuyo様
コメント有難うございます。
森田健作は明らかな公選法違反であり、もしこれを見逃すのであれば、検察は「不偏不党」を投げ打ったことになります。
西松建設の問題にしても、同じように資金を提供された自民党の議員には一切捜査の手が伸びていないのは、納得がいきません。
投稿: home-9(ほめく) | 2009/04/02 12:02
nikonfe様
コメント有難うございます。
森田健作は衆院議員を辞めた後も、そのまま自民党支部長を続けていて献金を受けていました。その金が今回の知事選の選挙資金に流用していた疑いが濃厚です。
汚い手口で当選して、クリーンな政治が出来るとは思えません。
投稿: home-9(ほめく) | 2009/04/02 12:07