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2009/04/20

IOC委員ってそんなに偉いんかい

2016年夏季五輪開催を目指す東京に対する4日間の現地調査を終えた国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会のムータワキル委員長が、今日ようやく離日しパリへ向かった。
毎日毎日、IOC評価委員会メンバーへのプレゼンやら接待やらの場面をニュースで見せられ、ウンザリしていたので帰国は大歓迎である。
それにしても、麻生首相やら石原都知事やら招致委員会のメンバーやらの、あの卑屈とも思える態度は一体なんだい。相手は国賓でもなんでもないのだ。
みんなお揃いのように気持ち悪い愛想笑いを浮かべて、石原慎太郎などはまるで揉み手をせんばかりの姿勢だった。いつものあの尊大な態度はどこへいったんだろう。
私がIOC委員ならかえって胡散臭さを感じて、東京を敬遠する。

IOC評価委員会は、五輪に立候補した各都市を巡り、現地調査を行い、報告書をまとめるのが仕事。
東京にオリンピックを招致したい人たちは、東京の優位性を説明して理解をして貰うのが仕事。
お互いビジネスであり、対等平等の関係だ。どちらかが一方的に愛想をふりまいたり、オベンチャラを言う必要は一つもない。
もしオリンピックの開催を引き受けてくれる国が無けりゃ、むしろ困るのはIOC側なのだ。こっちが接待して欲しいくらいだ。

東京が気に入らなけりゃ、シカゴでもリオでも好きな都市でやって貰えば良い。
オリンピックは未来永劫にわたり続くのだろうから、いずれそのうち順番が回ってくるさ。
日本だって、東京だけが都市ではない。大阪でも名古屋でも福岡でも、他にもっと適切な都市があれば、そちらで開催すれば良い。

オリンピックが来ないからといって、日本が引っくり返るわけではない。
それよりもっと身を入れなければならない大切なことが沢山あるはずだ。

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コメント

一之輔「あくび指南」「黒門亭」で聴いて参りました。得意ネタなんでしょうね。
ただ、僕は未熟者で、この「あくび指南」の噺自体の面白さがわからず、テレビで菊志んが演じたのを観た時も?でした。
ですから、以下はピントのずれた評ですが、一之輔は女性の色っぽい顔つきなど、表情をつくるのがうまいと感じました。HOME★9さまの仰る人物描写は、たしかに達者だったと思います。

福さま
コメント有難うございます。
江戸っ子は芸の一つも身につけておかないと女にモテナイというわけで、どこの町内にも稽古場があったようです。
そうした風潮の究極として、この「あくび指南」というネタがつくられたのでしょう。
だから、いかに真面目くさってバカバカしく演じるかがポイントとなります。
志ん生が極め付けで、本来は7-8分で軽妙に演じるネタだと思います。

あらぬところに書いて失礼しました。
ちゃんと確認したつもりでしたが。

そのような風潮を知らないとは・・・
江戸っ子は芸事好きなんですね。

福さま
江戸っ子の稽古事について、本日のエントリーで触れています。
やはり「芸は身を助く」です。

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