【橋下知事メールバトル】非は職員の側にあり
大阪府の橋下徹知事への職員からの批判メールが問題となっているようだ。10月8日、橋下知事は女性職員のメールでの「物言い」に怒り、厳重注意処分を行ったというものだ。
そのメールの中味であるが、具体的には
「愚痴はブログ等で行って下さい」
「文も論理的ではなく、それなりの職についている人間の文章とも思えません」
「こんな感覚を持つ人が知事であることの方が私は恐ろしい」
と書かれていたとされる。
また橋下知事は、他の職員からのメールには「お前」呼ばわりするものが「100人ぐらいはいる」と指摘している。
私は橋下徹という人間が大嫌いだが、それとこれとは話が別。
知事のいう通りであるとすれば、職員の言葉づかいは明らかに社会常識にも、また職場のマナー(礼儀あるいは規律)にも反している。
橋下知事も大人げないという批判もあるようだが、非は一方的に問題となった職員の側にある。厳重注意処分は当然だろう。
役所だろうと法人だろうと組織には規律があり、職員間のマナーだって大事だ。
批判をするにしても表現には節度が必要で、まして上司に向かって「お前」呼ばわりなど以ての外であり、これらの職員は社会人としての資格を欠いている。
大阪府はこれを機会に、職員全体へのマナー教育を行ったらどうだろうか。
こいいう無礼な言葉づかいをする職員は、府民を相手にしても乱暴な態度をとる可能性があるからだ。
手紙やメールなど、相手の顔が見えない意志伝達では、特に礼儀を欠くことがないように留意せねばならない。
これはネットの世界でも言えることで、自分のサイト内は自宅と同じだから何を書こうと自由だが、相手のサイトの掲示板やコメント欄に書き込みをする場合は、最低限の礼儀を守ることが求められる。
こうしたルールが守れないような人は、どんな立派な意見を持っていようと人間として信用されない。
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