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2009/11/28

【ツアーな人々】海外は行ける時に行かねば

イエメンを訪れたのは昨年の1月でした。
中東の中でもかつてのアラビアの面影を残している国として人気がありました。
特に砂漠の摩天楼と呼ばれるシバームは、500年ほど前に建てられた日干しレンガの高層住宅が並び、観光の目玉になっています。
こんなのどかな観光地に見えたのですが、ワディドアンという卓状台地が連なる場所では、私たちが訪れた翌日に外国人を狙ったテロが起きて、ベルギー人の観光客と現地ガイドが犠牲になりました。一日違いで命拾いした思いです。
今から思えば、あの辺りからイエメンに危険性が増していたのでしょう。
アラビア半島の南端にあるイエメンの対岸はソマリアであり、その間にアデン湾があります。イエメン側の港がアデン港です。
2000年10月12日に国際テロ組織アルカイダによって、イエメンのアデン港で停泊していたアメリカ海軍イージス艦コールがボートによる自爆テロで大破した事件がありました。その後のアルカイダのテロの発端となった事件でした。
そのアデン湾には海賊が横行するようになり、その護衛のために各国から軍隊が派遣されるようになり、日本の自衛隊もアデン湾に駐屯しています。
下の写真はその時に撮ったアデン湾ですが、こんな長閑な風景だったんです。
Photo

加えてこの11月にはイエメンの首都サヌア近郊で、日本人技師・真下武男さんが誘拐されるという事件が起きましたが、幸い無事に解放されて帰国しました。
こうした事態が続く中で、現在は国内の各旅行社もイエメンのツアーを中止しています。このままでは再開がいつになるか分かりません。
いい時に行っておいて良かったなぁと、いま思っています。

旅行先で出会った人で、たまにイラクやアフガニスタンの旅の思い出を語ってくれる方がいます。
両国ともにとても良い国だったと口を揃えて仰います。そういう事をきくと、アア羨ましいなと思ってしまいます。
私もできれば行ってみたい国ですが、いつになったら実現できるのか、果たして私の目が黒いうちに実現できるのか、全く見通しが立ちません。
北朝鮮へのツアーも、日本が経済制裁を強化する前までは行われていて、行った人の感想を伺うとそれなりに面白かったとのことでした。機会があったら一度行こうかと思っていたのですが、いましばらくは無理でしょう。
イスラエルには2005年に行きましたが、行きたいと思って実現までには10年ほど待たされました。
2007年に南米コロンビアに行きましたが、日本からの観光ツアーは15年ぶりということでした。

海外ではいつ何が起きるか分からない。
だから行ける時に行っておかないと、チャンスを逸してしまいます。
諺にも「思い立ったが吉日」とあります。

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