正調とはいかなかった「正朝」の盗撮
落語家の春風亭正朝(56)が9月11日午後、JR新宿駅近くのエスカレーターで、女性のスカート内を盗撮したとして、都迷惑防止条例違反の現行犯で警視庁に逮捕されていたことが明るみに出て、驚いている。
多分、多くの落語フアンも同じ気持ちだろうと思う。
この件以来、正朝は寄席には出演しておらず、所属する落語協会には「体調不良を理由にしばらく寄席を休む」との届出があったとのこと。
なお正朝自身のブログでは「持病の発作で入院してました」と説明していて、健康を気遣うフアンらからの励ましのコメントも寄せられていた。
逮捕の翌日には釈放され、その後に不起訴(起訴猶予)処分となっているから、事件としては一応の決着をみているのだが、さて・・・。
どうも落語家と盗撮という行為が先ずピンとこない。
悪いことなら何をやってもダメではあるが、とりわけ盗撮というのは陰湿な印象が強く、フアンとしても受け容れがたいのではあるまいか。
それに近ごろは女性フアンが多いのも、今後の落語家としての活動を難しくするような気がする。
もう一つ、最初からやりましたと正直に告白していれば未だ良かったのだが、病気だとウソをついたのが余計いけない。
信じて本気で心配した正朝フアンは、裏切られた気分だろう。
それやこれやで、高座に復帰するまでには、しばらく時間がかかりそうだ。
古典の本格派として活躍していたし、年齢的にも今もっとも脂がのり切っていた時期だっただけに、とても残念な結果となってしまった。
「それが直ぐにあげられたって、入った家が天ぷら屋だ」。
落語の天ぷら屋の竹さんのようなワケにはいかないのだ。
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まったく同感です。
私のブログからは彼の著書を推奨する内容を
昨日削除しました・・・・・・。
つい普段は買わない「週間新潮」なども
買ってしまいました。この中では、
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「昔の噺家ならともかく、今は許されない。
協会としても処分を下しており、当面、
謹慎です」(鈴々舎馬風会長)
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と掲載されているのですが、この発言が事実なら、
いつ処分をし、いつから謹慎になっているんでしょうかねぇ。
投稿: 小言幸兵衛 | 2009/11/19 12:52
小言幸兵衛さま
コメント有難うございます。
貴ブログの厳しい意見も拝読いたしました。
協会の処分については、新聞の中には特に行わないと書かれていて、どうも真意がハッキリしません。
謹慎処分といったところで、既に本人が寄席に出ていないのですから、結局ウヤムヤに終わらせるのでは。
それよりフアンがこの件をどう受け止め、果たして許してくれるかが大きな問題ではないでしょうか。
それにしても、なんというバカなことを・・・。
投稿: home-9(ほめく) | 2009/11/19 13:23