また五輪 味をしめたか 慎太郎
東京都の石原慎太郎知事は、12月1日の都議会本会議の所信表明演説で、2020年夏季五輪招致に挑戦することを正式表明した。
先に2016年五輪招致に失敗したばかりだが、懲りないねえ、この人は。
始めから可能性が低かった2016年五輪に、落選すれば責任を取ると明言して強引に立候補し、予想透り失敗。それでも知事に居座っているこの神経が分からない。
その招致活動に150億円使ったそうだが、オリンピックを東京で開きたいというだけでなぜ150億円もの金が要るんだろう。
一体どこでどうバラマイテきたのか、訊いてみたいものだ。
まあ使う方は気持ちがいいだろうよ、他人の金だから。
こちとら出す方は堪ったもんじゃない。
ムダ使いの一端は明らかになっている。
招致活動のさいに、スポーツ選手があちこちのイベントで、「東京オリンピックを実現しましょう」などと呼びかけていた光景は、ご覧になった方も多いだろう。
アタシはてっきり、スポーツをやる人はやはりオリンピックを国内でと思うんだろうなと想像していたのだが、これが違う。
実は全て謝礼が払われていたのだ。その額は平均で34万円、最高では100万円も払っていたのだ。
要するにギャラを払って、PRさせてたってわけだ。知らなかったなあ。
そりゃ100万円も貰えば協力しますよ、誰だって。
これだけで2億4200万円も使ったというわけだ。あとは推して知るべし。
オリンピックの招致活動にかこつけて、札束で人の頬を叩きながら海外を飛びまわっていりゃあ、さぞかし気分はいいだろうさ。
五輪招致 三日やったら やめられぬ。
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