とかく男というものは・・・
佐賀県で、自転車で下校してくる女子高生のスカートがめくれないかと、坂の下でジッと待っていた男が警察から警告を受けたと、地方紙が伝えている。
通学路の下り坂に車を止めていたこの男は51歳の会社員で、「スカートが風でまくれ上がるのを待っていた」と話していたという。
盗撮でもつきまといでもないので、これ自体は犯罪ではないのだが、生徒からの通報で県警の「子ども・女性安全対策班」が調査し、男を特定したとのこと。
男の性(佐賀)だね。
51にもなる男が、スカートのめくれるのをひたすら待ち続けている姿を想像すると、哀れというかイジマシイというか。
どんな心境なのか、こういう人と一度じっくり話してみたい気分になる。
捕まれば大きな代償を払うことが分かっていながら、盗撮や痴漢をやめられない男がいる。それもある程度、社会的地位のある人間がだ。
嫌われても嫌われても女性につきまとうストーカー男もいる。サッサと気持ちを切りかえて、別の人を探せばいいのにと思うのだが、そうはいかないらしい。
「エエ、まさかあの人が」というケースも多いのが、このストーカーなのだ。
以前に、社員同士で問題になったことがあり、いちど当事者と話し合いをしたことがあるが、ストーカーをしている本人に全くその自覚がないので驚いたことがある。
相手の部下の女性に対し、あんなに親切にして上げているのにどうして、というのが本人の言い分だった。
解決不能。
その昔、通っていた中学のプールの裏側が民家の庭だった。
夏場、水泳の時間が始まると、その庭を手入れに年配の男性が現れる。定年を過ぎたとおぼしきそのオジサンは、女子生徒がプールサイドで準備体操を始めると、剪定鋏を片手にチラチラとその姿を眺めるのだ。終わると、そのオジサンも家に引っ込んでしまう。
真夏のカンカン照りにもめげず、プールのある日は必ず姿を見せていた。定年退職をしたあのオジサンにとって、きっと人生の唯一の楽しみだったのだろうな。
え、そんな奴はいないだろうだって?
いましたよ、だってボクは毎回ちゃんと見てたんだから。
「年はとっても浮気はやまぬ やまぬ筈だよ先がない」
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