ファンは赤星選手を忘れない
阪神の赤星憲広外野手(33)が昨9日、今季限りでの現役引退を表明した。
突然のことで驚いたが、脊髄損傷と診断されたとあっては、残念ながら致し方ない。
2001年タイガースに入団し以来9年間、通算成績は1127試合で1276安打、打率2割9分5厘、381盗塁という成績は、あの小さな体でまさに金字塔といえる。
2003、2005年のリーグ優勝は、赤星選手の活躍がなかったら実現できなかった。
阪神の選手といえば、ダイナマイト打線(古いね!)に代表されるように重量級のイメージが強かった。一時期は、太れない相撲取りは親方から「阪神へ行ってこい」と言われたというエピソードがあるくらいだ。
そのタイガースの中で、「足」で魅せてスター選手になったのは赤星選手だけだ。
赤星選手といえばもう一つ、自分の盗塁数に応じて全国の病院や福祉施設にサイン入りの車いすを寄付し続けてきたことでも知られている。
2003年から贈り続けた車いすは7年で計301台になったという。
昨日、その贈呈が甲子園球場で行われ、今季分の31台に最後のサインが入れられた。
赤星さん、長い間ありがとう、そしてお疲れさま。
私たちファンはあなたのことを決して忘れません。
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