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2010/01/12

「盗人猛々しい」舛添要一氏の主張

自民党の舛添前厚生労働大臣は、1月11日東京都内で開かれたシンポジウムで「「鳩山総理大臣と民主党の小沢幹事長が、ともに政治とカネをめぐる問題を抱えているのは国民にとって健全ではない。企業団体献金を禁止して、政党助成金を増額するなど、政治資金のあり方を考え直さなければいけない」と述べた。
具体的には、国民一人あたり250円を負担している政党助成金を、500円程度にしたいと主張したという。
これは、とんでもない話なのだ。

そもそも政党助成金制度というのは、かつて小沢一郎が主導して、企業団体からの献金を禁止するという名目で、強引に導入したものだ。
しかし、その後の結果はどうだろうか。
その小沢一郎本人が、
(1)公共工事の便宜をはからうことと引き換えにゼネコンなどから多額の献金を集めた
(2)政党助成金で得た資金を「政党転がし」することで自らの政治団体に横流しさせた
というのが、今回の一連の疑惑の構図である。
政党助成金が政治をクリーンにするどころか、ますます政治の腐敗を促進しているのは、明らかである。

鳩山首相と小沢幹事長のカネにまつわる事件をめぐっては、民主党の周辺にも政党への公的資金を増やすよう求める声が上がっている。
不正事件をネタにもっと金を寄こせと主張する、こういうのを「盗人猛々しい」と言う。
世の中には乏しい資金で選挙をたたかい、政治活動を続けている議員もいる。
それを頼みもしないのに勝手に金を使っておいて、「政治に金がかかる」とは笑止千万。
舛添要一の主張は問題の本質をすり替えて、むしろ小沢らの不正を曖昧にする結果となっている。

これ以上政党助成金を増やせば、それこそ「盗人に追い銭」だ。

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