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2010/01/27

平野博文は官房長官として不適任

1月23日行われた名護市長選挙で普天間飛行場の市内への移転に反対していた稲嶺氏が当選したことで、一番困っているのは民主党政権ではあるまいか。
それが証拠に、自党が推薦した候補が当選したにもかかわらず、鳩山首相はじめ首脳が揃って「浮かぬ顔」をしていた。

果たせるかな26日午前には、平野官房長官は「そういう市長が誕生したという一つの民意としてあるのだろうが、そのことも斟酌してやらなければいけないという理由はない」と言い切った。
この発言に対して与野党から批判の声が上がったが、夕方にはさらに次のような発言を行い、確信犯であることを証明している。
「(地元自治体の)合意がなかったら物事が進まないのか。十分検証したいが、法律的にやれる場合もある」
「地元の合意が取れるというのは、いろいろなパターンがある。合意に拘束されないケースだってある」

平野官房長官が言いたいことは、こういうことだ。
(1)日本はアメリカ軍に守ってもらっているのだから、米国の意向には逆らえない。
(2)安全保障は国の問題であり、一地方の意向で左右されるものではない。
(3)もし自治体の同意が得られない場合は、 土地の強制収用や特別措置法などを活用して強行する。
(4)現行計画で移設先となっている名護市辺野古沿岸部の埋め立て権限は沖縄県知事が持っているので、移設に反対する名護市長より県知事の判断を優先させる。
早くいえば、自民党と似たような考えだ。
いや、もっと悪いかな。

普天間基地移設に関する日米合意については、当初から平野長官、岡田外相、北沢防衛相のいずれも、現行合意案に賛成の立場だった。
鳩山首相もおそらくその一人だろう。
ただ選挙前に県外国外移転を強調したあまり、引っ込みがつかなくなり、ゼロベースでの検討を口にしている。
しかし5月末までにアメリカの同意を得た上で新たな移設案をまとめるのは不可能に近く、結局のところ今の合意を承認するか、それとも普天間基地移転そのものをいったん白紙に戻すか、選択肢は限られている。
そういう意味で平野官房長官の一連の発言は、決着に向けての予防線とも見える。

ただどうも平野長官のいけないところは、非常に冷たい印象(特に目の表情)を受けるし、その態度が不誠実な人間を思わせることだ。
当ブログでは官房長官就任後の会見で、官房機密費についてウソをついたことに対して、当時こう書いている。
「ハッキリ言うが、あなたは信用できない。
ウソつきは信用しないことにしているからだ。」
この印象は、今もそのままだ。

国民の信頼を得られないような人物は、官房長官には相応しくないだろう。
いまだに与党気分が抜けず、何かというとそっくり返って発言するクセのある自民党大島理森幹事長とともに、「顔」としては不適任である。

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