そんなら「首相の品格」はどうよ?
連日の朝青龍報道でかならず「横綱の品格」ウンヌンが常套句になっているが、「品格」を問われるのは果たして朝青龍だけだろうか。
ひるがえって我が国の歴代の総理である森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎氏らに、さらにいえば現在の鳩山由紀夫首相に果たして一国の宰相としての品格があるだろうか。
議会で日々口汚いヤジを応酬している議員たちに品格があるだろうか。
そんな国で、横綱の品格だけを問題にするのは、いささか片手落ちというものだ。
今の世の中は映像の時代だ。
TVなどでパッと見の面白さが人気に反映される。とりわけワイドショーやバラエティ番組ではそれが顕著だ。
品の良い人というのは、概して面白味に欠ける。むしろ品のない、アクの強い人物の方が好まれる傾向になる。
政治家でも国民的な人気の高かった小泉や麻生元総理などは、その典型だ。
首相にさえ品格が求められない品格無き時代に、相撲の横綱だけに品格を求めるのは酷というものだ。
TVに出てる人で品が良いのは、半井小絵(画像)さんだけです。
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