「慎太郎党」やら「パナソニック党」
「佃育ちの白魚さえも、花に浮かれて隅田川」なんてぇ都々逸にもあるように、春というのは心がウキウキするようですな。
「啓蟄」ってぇのも春で、地面の中にいた虫も暖かさに誘われて這い出してくるってぇ寸法です。
春先の気候の変り目にゃあ変な人間も出てくるんで、お互い用心に超したことはないようです。
そんな季節のせいか、ここのところ新党ってぇのがポコポコ生まれてます。
例の評判の悪い「たちあがれ日本」、あれは石原慎太郎がつけた名前だそうですな。
これで日本がたちあがるかどうか分かりませんが、石原知事の道楽で始めた銀行のおかげで1000億円が紙屑になり、オリンピックの招致にかこつけて税金を浪費した。
こっちは「たちあがれない都民」ってぇわけです。
石原都知事、まさか次は国政に戻って、今度は国の税金を湯水のごとく使ってやろうってぇ魂胆ですかねぇ。
クワバラクワバラ。
「たちあがれ」っていやぁ、その昔「起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し」なんてぇ歌がありましたっけ。
さしずめこの度の新党なら、「起て老いたる者よ 今ぞ死は近し」てなことになるんですかね。
アタシなんざぁ毎朝セガレに向って、「起て萎えたるモノよ」と叱咤激励してますが、サッパリです。
昨日ですか、山田宏と中田宏のWヒロシが、別の新党をつくるって話じゃないですか。
松下政経熟OBが集まるんですかねぇ。
そんなら「ナショナル党」、おっと今どきは「パナソニック党」ってぇとこですな。
でもあの松下政経熟の人間ってぇのは、アタシはなんとなく虫が好かないんですね。
参院選も終り、秋風が立つ頃には、きっと新党も消えてると思いますよ。
どうしてかっていうと昔から、「新党滅却すれば 火もまた涼し」ってぇますから。
ご退屈さま。
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