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2010/05/12

大相撲観戦記(5月場所初日)

5月9日に、両国国技館で行われている大相撲5月場所・初日を観戦。
国技館で大相撲を観るのは今回で3度目。
1度目は拍鵬時代、2度目は朝青龍の全盛期、そして今回の白鵬一人横綱の時代となる。
ご存知のとおりマス席は高嶺の花でとうてい手が出ないのだが、“ぴあ”が1万円前後で安い席を販売してる。
数が少ないので抽選販売になるのだが、人気が高くなかなか当たらない。
今回たまたま初日の「特別二人マス席C」が当たったので、両国に出向いた次第。

駅から国技館に向かうと歩道の両側に長い行列、入場で並んでいるのかというとそうではない、「入り待ち」なのだ。
力士はここを通って場所入りするので、その姿を見にきている人たちだ。
ご贔屓や人気力士が来ると、いっせいに「〇〇いいぞ!」「ガンバレ!」の掛け声がかかる。
取り組みが終わると、今度は「出待ち」にかわってゆく。

マス席といってもいちばん後の席なので土俵からは遠いのだが、ここだけは二人席でユッタリと観られる。
普通のマス席は4人だが、狭くて窮屈なのが欠点だ。同じスペースで二人だと、足を投げ出すこともできる。これはイイ。
正規料金の人は飲み物やお土産のサービスがあるが、こちらは無し。自分で缶ビールと名物の焼き鳥を売店で買う。
隣席のご夫婦は山梨から来たとのこと、息子さんが入場券を買ってくれたと嬉しそうに話してくれた。あちらはお土産付きだったから、そうとう奮発したのだろう、良い息子さんだ。

国技館内というのはとても華やいだ雰囲気に包まれていて、気分が良い。
相撲の取り組みだけをみるのなら、TVの方がよほど詳細にみられるのだが、ライブでないと分からないことも多い。
場内に響きわたる拍手(かしわで)の音、仕切りの時に力士が身体を叩く音、力士と力士がぶつかる時の音、土俵下に投げ落とされる時の音、一つ一つが心地よい。
力士一人一人の肌の色、ツヤ、張り、みな違う。
そんな光景を眺めていると、TV観戦の時には長く感じる仕切りも、ライブではあっという間だ。

幕下上位からみていると、上に行くに従って迫力がどんどん増してくるのが分かる。
特に立会いの鋭さと迫力は、上と下では天地の差だ。
野球に例えるなら、高校野球から大学、社会人、二軍、一軍を次々みているようなものだ。
初日ということもあって、協会挨拶、優勝旗返還、優勝額の除幕式に土俵入りと、白鵬は多忙を極める。
やはり一人横綱というのは大変なんだなと実感する。

幕内土俵入りで、力士が一人一人紹介されるが、外国人力士の多さを改めて実感する。
もやは大相撲は、国際大会になりつつある。
優勝力士は世界チャンピオンだ、そう思えば良い。
その白鵬、新大関把瑠都と共に圧倒的な強さを見せていた。把瑠都は明るいオーラを周囲に振りまいていて楽しい。
それに対して日馬富士は明らかに不調だ。
歩いているときの足の運びからして不安で、ケガの影響はかなり大きいとみた。
久々に魁皇が好調そうで、気合十分の稀勢の里と共に、日本人代表で頑張って欲しい。

打ち出し後、直ぐ前の席でみていた小さな坊やが、「楽しかったね」と話しかけてきた。
ウン、坊や、オジサンも楽しかったよ。

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