今日5月25日は「山手大空襲の日」
東京大空襲というと3月10日を思いおこすが、それ以後も東京への空襲はおよそ30回に及んだ。
5月25-26日にかけては主に東京の山手(やまのて)地域に、米軍による爆撃が行われた。
この日は新宿から原宿、池袋にかけて空爆が行われ、大きな被害を出している。
先ず周辺を焼夷弾で焼いて逃げ道をふさいでおいて中心部に爆弾を投下、逃げ惑う人々を低空飛行で機銃掃射を浴びせて殺傷するという、米軍の典型的な攻撃がこの日も行われた。
3月10日の大空襲で既に首都の防衛力が無いことを確認していたので、米軍としては安心してやりたい放題だった。
もちろん、非戦闘員である一般市民の殺戮だけを目的とした空爆だったことは、いうまでもない。
いくら戦争中とはいえ、明らかな国際法違反だった。
アメリカが日本を守っているなどと言っている人もいるようだが、本来は敵国だった日本を守る義務は無い。
沖縄の米軍基地も当初は本土決戦に備えて、イザという時は抵抗する日本人を皆殺しにするための基地だった。
それが朝鮮戦争経て重要性が再認識され、今日に至っている。
ただ他国の土地に基地を置くわけだから何か理由が要るわけで、いちおう日本を守るという大義名分は掲げてはいる。
もう一つ、米軍の駐留が日本への抑圧、つまり日本を反米国家にさせないことも大きな目的の一つだ。
「山手大空襲の日」にあたり、そんなことを考えてみた。
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