阪神5連勝で首位は嬉しいけど・・・
5月2日阪神タイガースは接戦をモノにして巨人を3タテ、今期初めての5連勝でついに首位に立った。
甲子園での対巨人3連勝は2004年以来、新井の4番打者として初のホームラン、藤川(俊)のプロ入り初安打、ベテラン関本の久々の決勝本塁打とくれば、阪神ファンには堪らない試合結果となった。
しかしこの勝利、明日につながるかというと疑問が残るし、シーズン通してという観点からすると、あまり素直に喜べない。
それは1イニング(7回)に1失策2暴投の一人相撲で逆転を許した久保田、前日とは別人のようにメッタ打ちにあった西村、両中継ぎへの不安だ。
岩田のケガ、安藤の二軍落ちという非常事態から投手陣は火の車で、中継ぎの一部を先発に回さざるをえなかった。
その結果、残された中継ぎに過重な負担をかけてきたツケが、昨日の結果に表れたのだろう。
能見が走塁で負傷退場したのも気になるところだ。
昨日も3失策と相変わらず守りに課題が残る。
エラーにこそならなかったが、7回にクッションボールの処理を誤り三塁打にしてしまったライト桜井の守備は、これからも不安材料だ。
ここのところの連勝は、好調な打撃に支えられたものだ。
しかし打撃は水物、基本は守りだ。
勝利はしたが、課題ばかり目についた昨日のゲームだった。
« 「カネの切れ目がエリカの切れ目」 | トップページ | 次の一手は鳩山退陣と小沢辞任か »
「スポーツ」カテゴリの記事
- 阪神タイガースは来季こそ「アレ」するだろう(2022.12.15)
- 来年は誰が大関を奪取するか(2022.11.30)
- カタール批判への疑問(2022.11.28)
- 負けるべきして負けた今年の阪神タイガース(2022.10.15)
- 阪神のCS進出は嬉しいが(2022.10.02)
コメント