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2010/06/23

言論買収

先日ある向きから、「〇〇に関する公演」について好意的な記事を書いてもらえないかとの打診があった。若干の報酬を支払うという。
もちろん、即座に断った。
こちらのようなチョー零細ブログにもこんな誘いがあるくらいだから、人気HPやブログの運営者にはさぞかし色々な働きかけや、時には圧力もあるのだろうと推察する。

これがTVや新聞などのマスコミとなれば、その比ではないだろう。
最近になって官房機密費(外務機密費の一部も)がマスコミ記者や評論家に配られていたことが報道されているが、以前から公然の秘密だった。
実名をあげられた評論家の顔ぶれをみると、ヤッパリそうだったかという人物が多い。
自民党政権時代の官房長官経験者の著作を読むと、機密費の多くは野党対策、とりわけ国対議員への出費が多かったそうで、対決法案の成立のウラで多額の現金が動いたとある。
やはり平等というわけにはいかず、旧社会党が最も大きな恩恵を受けていて、貰ってない政党は共産党だけとも書かれていた。

相手が記者の場合、例えば首脳の外遊先で随行してきた記者たちに小遣い渡す、食事をおごる、ホテル代を負担するなどさまざまな供応を行い、外遊の成果を配信してもらうのだそうだ。
国際会議で日本がこんなに大きな役割を果たしたなどという記事が、一面にデカデカと載ることになるわけだ。
きっと「供応の三原則」(と勝手に名付けたが)である「飲ませる、抱かせる、握らせる」をフル稼働したことだろう。
全ての記者が買収されていたとは思いたくないが、もっぱら当時の政府や自民党のチョウチン持ち記事を書いていた記者たちが、よりイイ思いをしたであろうことは想像に難くない。

明日から参院選が本格スタートするが、こうした記者や評論家たちが書いた歪んだ記事を補正しながら読み解く目が必要かも知れない。

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