【地デジ】総務省はアナログTVへの嫌がらせをやめよ
ついこの間まで我が家のTV画面の右上に「アナログ」というマークが表示されていた。
知ってるよ、デジタルに変えていないんだから。
これさえも邪魔だなと思っていたら、ここ最近になって画面の上下に黒い帯が作られ(レターボックスというのだそうだ)、ここにアナログ放送停止のテロップが頻繁に流されるようになった。当然その分、画面が小さくなった。
消そうにも消せないし、番組を録画するとそのままテロップも録画されてしまう。
それぞれの放送局が行っているようだが、総務省の指示ないし指導のもとで行われているのことは、火を見るより明らかだ。
電波の免許は総務省が握っているから、放送局はお上には逆らえないのだ。
これにとどまらないというのだから、呆れてしまう。
次のステップでは画面を4分の1にして残りの画面で告知を流し続けるとか、常時テロップを流すという方法も考えられているとか。
それでも懲りないとなると、次は特定地域を対象にアナログ放送停止のリハーサルを行ったり、さらには全面テロップ画面にして、番組を完全に見られないようにする魂胆のようだ。
何でも、地デジで金儲けを狙っている連中が集まる「総務省地上デジタル放送推進に関する検討委員会」と称する会議で、こうした悪巧みが相談されているらしい。
ここまでくると人権無視もいいところで、サラ金の取立てや地上げの嫌がらせとなんら変わりはない。
我が家のTVはもう10数年使っているが、一度も故障がなく映りもとても良いので気に入っている。あと数年は十分に使えそうだ。
壊れたら買い換えるし、その時はデジタルTVにする。
2011年7月24日地上波アナログ放送が停止して見られなくなれば、見ないだけの話だ。
BSデジタルは全局映っているし、今の時代ネットもあるから情報には不自由しない。
だから、それまでは放っておいてくれ。
全体主義国家じゃあるまいし、各家庭の受信機にまで入り込んで画面を縮小したり、見られなくしたりする権利などどこにも無いはずだ。
もしそうした人権無視の行為が行われていたら、それを止めさせるのが政府の役目だろう。
先日、原口総務相が集会で「地上デジタル放送の素晴らしさ・・・」とアホなことを言っていたが、地デジになったらTV放送が素晴らしくなるのか。
コンテンツが変わらなければ、地デジになっても何も変わらない。
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