【ツアーな人々】ガイドブックは旅行前?それとも後?
海外旅行の場合、旅行会社が事前に説明会を行うケースが多い。
旅行者の中には各社の説明会をハシゴして参加を決める人もいるが、私は出たことがない。
旅行先のガイドブックは事前に買うが、パッケージツアーの場合は、旅行前には読まないことにしている。
なかにはガイドブックをしっかい読み込んでいて、下手なガイドより詳しい人もいる。
先日のツアーでは、その日に観光する地域に関する情報を集めて、数ページの小冊子にしていた方がいたが、あそこまでいくとわざわざ旅行に来るまでもないような気がしてくる。
事前にガイドブックに眼を通さないのは、白紙の状態で旅先で見たまま感じたままを受け止めたいからだ。
事前に知識を仕入れておけば、現地でより理解が深まるという側面はあるだろうが、素朴な感動が薄れるような気がするのだ。
ガイドブックをみれば、その観光地の見所が親切に紹介されているのだが、それより自分の目を頼りにしたい。
時には大事な「国宝」を見逃してしまうことがあるが、その時は自分に見る目がなかったと言うこと。
これはフルパッケージツアーの場合であって、個人旅行などでは入念な準備は欠かせない。
ではいつガイドブックを読むのかというと、旅行先で撮った写真の整理を行うときだ。
デジカメが普及し、大容量の記憶媒体が安価に手に入るようになったおかげで、沢山の枚数の写真が撮れるようになった。
私の場合1回の旅行でおよそ1000枚位(旅行日数にもよるが)の撮影枚数になるが、多い人だと3000枚位撮っている。
どうやって整理しているかと訊くと、そのままPCに保存しておくだけで、整理もしないし見返すこともないと答える人が大半だ。
しかし旅の思い出を蘇えさせるのは写真が一番だし、塩漬けにしておくのはいかにも勿体ない。
そこで思い切って9割を消去し、1割を残す。私の場合だと100枚ほど残してタイトルをつける。
この時にガイドブックを活用する。旅程表と撮影日時を照らし合わせながら、1枚1枚にタイトルをつけてゆく。
これに短い解説文をつけて、ブログ“HOME-9(ほめ・く)別館”にアップする。
これなら自分で見たい時に見られるし、カテゴリーで分けておけば検索も容易だ。
公開非公開は自由に選べるが、先のブログは公開しており、年間に延べで1万人ほどの訪問者がある。
多少のお役に立っているのだろう。
あなたはガイドブックを先に読む?
後で読む?
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