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2010/11/26

【海老蔵の負傷】「切られ与三」じゃあるまいし

とにかく歌舞伎俳優が早朝まで飲み歩き、こともあろうに顔に傷を負うなど以てのほか、前代未聞だ。
歌舞伎界の御曹司、市川海老蔵が24日の深夜から25日の早朝にかけて西麻布周辺を飲み歩き、やがてトラブルとなって殴る蹴るの暴力を受けたあげく、歯が多少折れ鼻の左側が陥没骨折するという重傷を負った。
トラブルの原因ははっきりとせず、誰に暴力を受けたかも分かっていないが、海老蔵が普段から深酒をしたり、トラブルに巻き込まれそうになったりという前科があり、あまり酒癖が宜しくないようだ。
せっかく小林真央と結婚し、新婚生活の真っ最中だというのに、酒癖は直らなかった。
父親の市川団十郎も会見で語っていたが、海老蔵は25日午後に予定されていた来年1月の「初春花形歌舞伎」の製作発表記者会見を、24日の日中に「体調不良」を理由にキャンセルしていた。
その日の夜に呑みに出かけ、負傷したとあっては言い訳の仕様もない。
団十郎が「憤りを感じる。人間修業ということが足りないから、このような結果を招いた。当人の責任は重大だと感じている。皆様方におわびしたい」と述べていたが、もっともだ。
さらに海老蔵が今月30日から京都・南座で始まる歌舞伎公演に出演するかどうかについて「一方的に暴行を受けたということだと確信しているが、当人の態度や言動が原因になっている可能性がある。そうした責任においては、個人の気持ちとして、(公演に)出るべきではないと思っている」と話していたが、これも当然である。

私は「海老さま」の愛称で人気のあった先代から、当代の団十郎まで舞台を観ているが、今の海老蔵は好きになれなくて舞台は観ていない。
あの獲物を狙っているような目が、およそ歌舞伎役者らしくないからだ。
ここ最近の劇評をみると、複数の評論家が海老蔵の芸が荒れているとの指摘をしている。
人気者なので、一つの公演でいくつもの主役を演じなければならないという事情はあるだろうが、生活の乱れから心も身体も整っていないまま舞台を続けていたのではなかろうか。
それと、人間得意の絶頂にいる時は、えてして自分を見失いがちになる。
やがて団十郎を襲名すれば、歌舞伎界を背負っていかねばならない宿命を負っている。
今回の事件をよいクスリにして、生活を立て直し修業に励むしかファンに応える道はない。

まさか芝居の「与話情浮名横櫛」の「切られ与三」役だけを演じるわけにはいくまい。

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