アテにならぬX線検査
今月始めにひいた風邪の症状がなかなか治まらず、15日(月)に病院で受診したところ、X線検査で異常がなく単なる風邪という診断で、安心していた。
ところが昨日その病院から電話があり、レントゲン写真を改めて呼吸器の専門医が調べ直したところ、「肺炎」と診断されたというのだ。とりあえず22日(月)に再度来院して欲しいとのことだ。
きく所によると、肺炎に限らずX線検査で医師が見落としてしまい、誤った診断をするケースというのは少なくないそうだ。
そのため、この病院では専門医が1週間分のX線写真をまとめてチェックしているのだそうである。
レントゲンの誤診では、長女にも苦い思い出がある。
生まれた娘にオムツをあてる際、脚の開きが悪いことに気付いた妻が股関節脱臼を疑い、小児科に連れていってレントゲン検査を受けた。
その結果、医師は娘の骨の状態には全く異常がなく、心配いらないという診断を下した。
数ヵ月後に妻が同じ病院の整形外科を受診したときに、医師にたまたま娘の脚の状態を話したところ、その時のX線写真を直ぐに取り寄せて、これは明らかに股関節脱臼なので直ちに治療をするようにと指示があった。
娘の場合、リーメンビューゲルという簡単なバンドを肩から足にかけてつるして直したが、それでも半年かかった。
もう少し発見が遅れれば、完全に直らなかった可能性もあったということで、子どもの将来にも係わりかねない。
私たち患者からすれば、医者がX線検査を見落とすなどということは信じ難いのだが、現実は決してそうでない。
誤診が分かっただけでも、幸いと思わなくてはいけないのかも。
そんなわけで、今日行く予定にしていた#104朝日名人会は断念、又しばらくは大人しくすることになる。
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