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2010/12/03

「孤独」だっていいじゃないか

同級生から仲間はずれにされる、誰も相手にしてくれない、そうした理由から自殺する小学生や中学生の報道をみるにつけ、胸が締め付けられる。
きっと辛かったのだろう。
でも、絶対に死んではいけない。
子どもの自殺によって、両親始め家族や周囲の人がどれほど傷つき、どれほど悲しむかを思えば、自殺は重大な犯罪と言ってもよい。
だから、どんなことがあろうと自殺してはいけない。

私は子どもの頃、いつも独りぼっちだった。
学校の休み時間には、一人でポツンと教室に座っていた。
給食も一人だ。
好きな者同士が隣合わせになるというクラスの席換えでは、誰も私の隣に座る人がなく、常に取り残される。
グループ分けでは、私がいるグループに入るのを嫌がる。
保護者会では、毎度のように担任から「息子さんは成績はともかく、性格が暗い」と、親は注意されていた。
どの位暗かったかといえば、30年ぶりに再会したクラスメイトから「お前、若くなったなぁ」と言われた程だから、察しがつこう。

中学に入ってようやく友人が出来たが、一人は上級生、一人は下級生、もう一人は同じ学年だが別の中学校に行っていた。
だから状況は変わらなかった。
ある時、そんな悩みを友人の父親にしゃべってところ、「〇〇君、それは『君子は孤高を尊ぶ』だよ。」と教えてくれた。
そうか、君子というのは独り高きを尊ぶんだ。
そう考えたら、いっぺんに気持ちが楽になり、孤立していることを気に病まなくなった。
若山牧水の「白鳥は悲しからずや 空の青 海のあをにも染まず漂う」という短歌になぞらえ、自分は白鳥なんだと思った。

就職して社会人になる頃には、さすがにそんな態度ではマズイと自覚するようになって、積極的に人と交わるようになり、少しずつ性格も明るくなっていった。
会社に勤めるようになってから、友人も出来るようになった。
性格というのも、置かれた状況によって変わるものなのだ。

孤独を悩んだり、孤立を恐れたりする必要はひとつも無い。
そんな時は、「君子は孤高を尊ぶ」のだと自らに言い聞かせて欲しい。
そしてクドイようだが、死んではいけない。

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