深刻な「日本人の性意識」
本日の各メディアがいっせいに伝えている厚生労働省の研究班(主任研究者=竹田省・順天堂大教授)の「男女の生活と意識に関する調査」結果だが、かなりショッキングだといえる。
調査は2010年9月に、16~49歳の男女3000人を対象にして行われ、うち1540人から回答があった。
調査でセックス(性交渉)への関心について尋ねたところ、セックスに関心がない・嫌悪していると回答した人は、男性18%、女性48%で、2008年の調査より男性は7ポイント、女性は11ポイント増えている。
年代別だと16~19歳で最も多く、男性36%(前回調査で18%)、女性で59%(同47%)だった。男女ともに「草食系化」が進んでいる傾向がみられ、とくに若年男性の草食系化傾向が強まっていた。
セックスに関心がない一因は、「異性と関わることが面倒だ」と感じることにあるようで、全体の4割の回答者が「面倒だ」と回答した。
アタシの永い人生経験からいうと、女のことは分からないが男に関していえば、セックスに関心がないとか嫌悪しているとか、そんな人間に出会ったことがない。
特に男の16~19歳といえば、フツーはセックスに最も関心が高く、性に対する欲望や衝動もピークの時期だ。
ただ相手に恵まれず、理性によって欲望を抑えているので、表に出ないだけだ。
その年代の男の子の3人に1人が、性に関心がないか嫌悪しているとは。
日本の将来に暗澹たる思いがしてくる。
これも経験則だが、活力のある男性というのは、ほぼ例外なく女性に対して積極的だ。
なかには何事にもいい加減だが、女性にだけ積極的な「下半身男」もいるけど。
仕事や人生に精力的な男は概して女性にも精力的であり、下品な言い方を許してもらえば「遣り手」は「やりてぇ」に通ずるのだ。
昔から「英雄色を好む」というが、その通りだと思う。
4割の人間が「異性と関わることが面倒だ」と答えたとあるが、もっと面倒なことは山ほどある。
面倒だからと避けたり嫌ったりしていたら、人生なにも出来ない。
“durex”社が定期的に行っているセックスに関する最新調査で、世界26ヵ国26000人に対する調査結果によると、セックスに満足していると答えた日本人は15%で最低だった。
アメリカ、カナダ、イギリス、ロシア、オーストラリア、そして隣国の中国などみな40%台だから、日本はおよそ3分の1ということになる。
セックスの頻度もむろん調査国中の最低だった。
性の問題だけで判断してはいけないかも知れないが、調査から浮かび上がってくるのは活力を失いつつある日本人の姿だ。
社会的制約の中で非婚少子化は進行しているとされるが、それ以前にいわば自己規制のような形で性に対する関心が薄くなっているとしたら、これは深刻な社会問題だ。
この問題解決にぜひ「一肌脱ぎたい」と思っているのは、アタシだけだろうか。
« 柳家三三・桂吉弥ふたり会(2011/1/10) | トップページ | 【菅内閣】もはや政権打倒しかない »
「性」カテゴリの記事
- 「風俗」が最後のセーフティーネットという現実(2022.06.05)
- 「色は年増にとどめさす」(2021.09.07)
- 男の上半身と下半身は別人格(2013.10.03)
- 日本の男性は13㎝、だって(2011.05.17)
- 団鬼六さんのこと(2011.05.07)
関西汽船の子会社関汽交通社国際旅行部の某氏
は女性の過去を”妊娠中絶から家出まで”の
話を職場で行う最低人間、その上、上司が得意
先からのリベートを独り占めした行為に、腹お
立て、上司を半殺しにしました。
セクハラ・パワハラ・・・電話の盗聴まで行う
異常な会社です。
嫌がらせのかずかすの会社
関西汽船の子会社、関汽交通社
上司が賭博を強要、えげつない差別
長期の遅刻常習者で、土曜日は遅刻して、仕事
もせずに競馬の予想、無断私用外出(馬券の購
入・換金)に定時退社に対して、注意も懲戒
処分も行わない。
真面目に働く労働者を愚弄すろな!
真面目に働く労働者の迷惑を考えろ!ブラックの
社員達
関西汽船の子会社、関汽交通社
"団券”の漢字も読めないのを、注意すると
嫌がらせのオンパレード、不思議な社員
よく入社できたな~不思議です。
業務上必要な知識の欠如は恥ずかしくないので
しょうか。
投稿: おに | 2011/01/13 19:51