【阪神】小林投手の入団は朗報だけど・・・
1月20日、ロッテの守護神だった小林宏投手の阪神タイガースへの入団が内定した。FA宣言して大リーグへの挑戦を目指したが交渉が不調に終わり、阪神からの熱心な誘いを受けたものだ。
昨シーズン後半、クローザーにつなぐ抑え投手不足により優勝を逃がしたタイガースにとって、小林の加入は大きな力になることは間違いないだろう。
しかし最近の阪神の、次々と他球団の有力選手を獲得しながら戦力補強を行うというやり方は、果たして正しいのだろうか。
例えば捕手をみても、中日から矢野を獲得し、矢野に衰えが見えると城島を、その城島がケガをすると今度は楽天から藤井彰人をといった具合だ。
自分のチームの選手を育て上げていくという観点に欠けている。
その結果、今のレギュラーで生え抜きとよべるのは鳥谷内野手ぐらいで、他はFAなどで獲得した選手か外国人選手たちになってしまった。
これでは若手選手のモチベーションにも影響するだろう。
今の阪神は若手がなかなか育たない。だから手っ取り早く他球団から即戦力の選手を補強する。ますます若手が育たないという負のスパイラルに陥っているように見える。
ファンとしてはもちろんタイガースに強くなって欲しいし、常に優勝できるようなチームであって欲しい。
でも、それだけではない筈だ。
少なくともレギュラーの半数以上は生え抜きの選手で占めて欲しいし、いわゆるミスタータイガースとよぶに相応しいスター選手の出現を待ち望んでいる。
3年先、5年先のチーム作りを今こそ考えるべき時期ではなかろうか。
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